塾長です。
昨日(米国5/22)の米株はヨコ。
S&P500、4,192(+0.02%)
Nasdaq、12,720(+0.50%)
【米国市況】S&P500ほぼ変わらず、債務協議控え様子見-138円台 - Bloomberg
原油、71.81
10年債、3.7190
ドル円、138.6350
Bitcoin、26,864
ドル・円は138円台半ば、米連銀高官のタカ派発言で米金利とドル上昇 - Bloomberg
なし。
■茶番;
セントルイス連銀総裁、「今年あと2回の利上げ」があるだろう - Bloomberg
ミネアポリス連銀総裁、6月は「五分五分」-利上げか据え置き - Bloomberg
ボスティック総裁、6月の利上げ休止支持-バーキン総裁は予断持たず - Bloomberg
■茶番;
米債務上限、今週中の合意必要と下院議長-バイデン氏と会談開始 - Bloomberg
米財務省、6月初めに現金使い切る「公算大」-イエレン氏が再度警告 - Bloomberg
■ F-16がウクライナへ;
ウクライナへのF16戦闘機供与、西側に「巨大なリスク」=ロシア | ロイター
F-16はLockheed Martin製。
供与した国はF-16を補充するなり、最新鋭機(F-35など)を買うはず。
と思い、LMT株価爆上げを期待したが、ヨコでした。織込み済み?
+0.05%、454.72ドル。
■決算はZoom;
ズーム、通期売上高見通しを上方修正-成長持続を見込む明るい兆し - Bloomberg
市場が閉じたあとの発表だったはずなのに、場中で+2.94%も上昇。インサイダー?
■中国がMicron製品輸入禁止!?とびっくりしたが・・・;
中国、マイクロン製品購入しないよう警告-米と緊張エスカレート - Bloomberg
中国は国内で販売されている米マイクロン・テクノロジーの製品に「比較的深刻な」サイバーセキュリティー上のリスクが見つかったとして、主要な情報インフラ機関に対して同社製品を購入しないよう警告した。
記事文面からすると、中国政府が「中国で使われるサーバーやPCにMicron製メモリーを使っちゃダメ」と言っただけの模様。
軽くジャブを打ち返しただけ。
次の手は何でしょうか?政府機関でApple製品使用禁止とか?
■永遠の弱気派、マイク・ウィルソン。クビになるまで弱気をやめないのだろうか?;
米株上昇は新たな強気相場の始まりではない-モルガンSウィルソン氏 - Bloomberg
ウォール街でも特に弱気派として知られる同氏は・・・「新たな強気相場を確認するブレークアウトかと言えば、簡単な答えはノーだ。その考えに矛盾するテクニカルシグナルやファンダメンタル要因が多数ある」
■〆は、ウィルソンと対照的に永遠の強気派、ジェレミー・シーゲル教授;
ー直前にニール・カシュカリをインタビューした。彼は「次回FOMCで金利を引き上げるのか、何もしないのかの判断は難しい。引上げなかったとして、金利引上げサイクルが終了したとのメッセージを市場に出さないことが重要だ。7月に金利を引き上げるかも知れない」と言った。
シーゲル教授、彼は基本的に「データ依存で、金利はほぼ上限に達したが、インフレはまだ高い」と言っているようです。これはあなたにとって理にかなっているでしょうか?
・そう思う。彼らは次回の雇用統計を待っているのだろう。もし雇用統計がホットに出て、失業率が70年来の低さとなる3.3%ともなれば、タカ派は金利引上げを強く主張するだろう。一方、雇用統計が予想通り減速すれば、雇用増加が100,000以下で、失業率が3.5、3.6%となれば、間違いなく金利引上げは無い(pause)。私は雇用統計が次回FOMCでの利上げを決めると思う。5月CPIが次回FOMCの1日目に出て、考慮に入れられるだろうが、雇用がFEDの決定を左右すると思う。
ー5%も金利が上がっているのに、雇用の減少が統計に出てこないの驚きだ。
・雇用が減少していないというのは言い過ぎだろう。非農業部門雇用者数は下向き傾向にある。我々が思っていた程には減少していないが。私は[この時期には]ゼロか、マイナスになると思っていた。そのような数字を見るのは秋まで待たなければいけ無さそうだ。雇用者数の減少傾向はパウエルも認めていた。減少速度が遅いだけ。それが[株式]市場を上昇させた。雇用は減らない、企業利益は耐えている、だったらリセッションにならないだろう、と。
ところで、債務上限問題については、米国がデフォルトに陥らないのは間違いない。今後数週間でショートスクイーズが見られるだろう。
ーあなたはインフレ低下について正しいことを言ってきた。しかし、FEDはインフレ率低下が遅いし、十分ではないと言っている。あなたがFEDにアドバイスするとしたら、一時停止なのか、金利引上げなのか?
・彼らはこれ以上金利を引き上げるべきではない。sensitive commodity pricesを見てくれ。未だに下落している。実際の不動産価格、家賃を使ってCPIコアを出せば年率2%になっている。カシュカリもパウエルも時間差のあるBLSのデータが今年後半に落ちてくると認めている。これ以上金利を上げれば、undo riskが高まる。もし雇用者数がマイナスとなれば、それが新聞見出しになり、心理的転換をもたらす。そうしたくないだろう。私は彼らが次回FOMCで金利引上げ停止すると思っているし、年末までに引下げを望んでいる。
ー企業利益はリセッションを織り込んでいるだろうか?
・興味深いことに企業利益は維持されている。1Q は良かった。ガイダンスはマチマチ。もし厳しいリセッションになれば、市場が上昇するのは難しい。株式市場は0~10で位置付けすれば、10にいる。配当を考えれば、9だ。しかし、リセッションがあったとしても、2024年は株にとって素晴らしい年になると未だに考えている。
ということで、
・債務上限問題が片付いたら、株はショート・スクイーズで上昇する。
・2023年後半にリセッションが起き、株が下がったとしても、2024年大きくリバウンドする。
のだそうです。
有難く拝聴し、握力を高めておく所存です。
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