塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【BlackRock CIO リック・ライダー】今年の株は大丈夫。来年は8~10%リターン【ポジショントーク】

塾長です。

昨日(米国9/28)は米国債が落ち着き、米株に持ち直しの動き。

 S&P500、4,299(+0.59%)

 Nasdaq、13,201(+0.83%)

【米国市況】株が上昇、国債利回りは午後に低下-ドル149円台前半 - Bloomberg

米国債
  米国債相場は午後にかけて上昇。期間短めの債券がアウトパフォームした。10年債は4日ぶりの反発となり、利回りは低下した。

  朝方、米GDPと新規失業保険申請件数の発表後には一時売られ、10年債利回りは4.68%を上回る場面もあった。

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、91.84

 10年債、4.5970

 ドル円、149.2630

 Bitcoin、27,062

 

 

経済指標:

 第2四半期 実質GDP[前期比年率]、2.1%(予想2.4%)

 第2四半期 個人消費[〃]、0.8%(1.8%)

 8月 中古住宅販売成約指数[前月比]、-7.1%(-0.9%)

 同[前年同月比]、-18.8%(-13.0%)

米GDP個人消費、4-6月確定値は大幅下方修正-1年ぶり低調 - Bloomberg

米中古住宅販売成約指数、2020年以来の低水準-金利上昇が圧迫 - Bloomberg

 

 

金融政策:

バーキンが何やら興味深い事を言っている;
リッチモンド連銀総裁、追加利上げの必要性判断するのは時期尚早 - Bloomberg

 「多くの労働者が政府に雇用されており、当然ながら多くの市民がそのサービスを受けている。それが不確実性を生み出している」とした上で、「これがいつまで続くのか、実際に何が起こるのか、私には分からないが、展開につれ影響は絶対にある」と述べた。

  また、インフレ率を米金融当局の目標である2%に抑制するには労働市場の軟化が必要だと予想しているが、以前に必要とされてきたほどの軟化は予想していないと指摘。「企業はなお解雇をかなり敬遠しているため、労働市場は過去に経験したような痛手を負うことはないだろう」との見方を示した。

  債券利回り上昇については夏に緩んだ金融環境の引き締まりを示すものだとし、需要やインフレに影響があるかどうかを注視していくと話した。

極端な言い方をすると・・・、

・新規雇用者における政府の占有率が高い。これは減り、失業者が出るはずだ。

・民間企業はそれ程雇用を増やしていないので、景気後退に入ってもそれほど減らさないはず。

・債券利回り上昇が企業の資金需要(雇用拡大、設備投資)を抑えるので、景気後退→インフレ率低下になると考えている。

でしょうか?

ひさしぶりに金融当局者がまともな話をしているのを聞きました。

 

■連日のグールズビー;
シカゴ連銀総裁、従来の経済理論に固執すれば過度な利上げ招く恐れ - Bloomberg

米シカゴ連銀のグールスビー総裁は、インフレ抑制には著しい失業率の悪化が必要だとする伝統的な経済理論を金融政策担当者は過度に重視すべきではないとの考えを示し、固執すれば政策金利を必要以上に引き上げるリスクがあると述べた。

 :

 政策担当者はむしろコアインフレの構成要素がそれぞれどのように減速しているかに注目すべきで、特に住宅関連のインフレは一段と鈍化する必要があると述べた。生産性の伸びも注視する必要があり、目先の実質賃金に過度にこだわることなく、インフレ期待に目を光らせておくべきだとした。

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

なし。

 

 

個別株:

中国経済減速と学資ローン返済再開で敬遠されているNIKEが決算発表;

ナイキ株上昇、6-8月期1株利益は市場予想上回る-在庫過剰が緩和 - Bloomberg

スポーツウエアメーカーの米ナイキは28日、在庫が減少したと発表・・・在庫は前年比で10%減少し87億ドル(約1兆3000億円)。

・・・6-8月(第1四半期)の売上高は129億ドルで、市場予想平均に若干届かなかったが、収益性の重要な指標である粗利益率は予想を上回った。

・・・1株利益は94セントと、市場予想を上回った。

  売上高は北米では2%減少と、市場予想を下回った。グレーターチャイナ(大中華圏)での売り上げも伸び悩み、4.8%増と市場予想に届かなかった。

時間外で+7.84%、96.66ドル。但し、年初は118ドルだったので、2割弱下がっている。

 

Accentureの決算;
【決算速報】アクセンチュア、売上高は予想を下回り、利益は予想を上回る結果に 執筆: Investing.com

アクセンチュアが第4四半期決算を発表した。売上高は市場予想を下回り、一株あたり利益(EPS)は市場予想を上回る結果となった。

● 売上高:$16M (市場予想:$16.07B、)
● EPS:$2.71 (市場予想:$2.66、)

株価は-4.33%、300.77ドル。

CNBCにCEOが出ていたので貼っておきます。質問も回答も緊張感の無いツマラナイものだったので、見る価値は無い;

www.youtube.com

「Generative AIのユースケースは?」等と話ている。「Acceentureもgenerative AIをやっているのでAI銘柄の一つです。株を買ってください」というメッセージを出したかったのでしょう。

 

 

■〆はBlackRock Chief Investment Officer リック・ライダー;

www.youtube.com

ー10年債は4.59%を付けたあと下げた。5%はあるだろうか?

・より良いデータが必要だ。コアPCEが[明日]出る。とても重要だ。私はソフトだと思っている。翌週、雇用統計、JOLTSが出る。それらのデータはsupportiveである必要がある。国債発行がとても多く、それを市場が吸収する必要があるからだ。「10年国債金利はもう少し下がる(backup)か?」と聞かれたら、そう思うと答える。「5%になるか?」と聞かれたら、私には分からない。ここから少し下がり、来年は別のパラダイムに移るだろう。

ーということは、[10年債利回りは]ピーク近くにいると考えているのか?

・そう思う。しかし、そのためには、あなたはFEDがインフレ率2%に固定したい、時間と共にソフトになる、と信じなければならない。彼らは1回、もしくはそれ以上利上げするだろうか?するかも知れない。私の感覚では、彼らは利上げを終了すべきだが。

ーとても興味深い。彼らは利上げを終えるべきだと言った。彼らは終えただろうか?

・私はキャリアの中で、「すべき」ではなく、「何が起きると思うか」に投資すると学んだ。以前も、利上げを終えるべきだと考えていた。FEDにはアーサー・バーンズのジレンマがあり、雇用がサービスのインフレを上昇させないようにしなければならない。賃金が高騰しないようにしなければならない。彼らはもう少し時間をかけて観察したいだろう。データを見たいだろう。

ーアーサー・バーンズのジレンマとは、70年代に金融引締めの手を緩め、その後さらに強い引締めをしなければいけなくなったFEDの過去の過ちの事ですね。

・そうだ。[FF]金利は過去そうであったよりも、効果的なツールではない。我々が今目撃しているのは、金利を上げると、商業不動産や地方銀行のプレッシャーになる。[米国経済は]かつて実物資産経済だったが、今の経済はサービス指向であり、そこに同程度のインパクトを与える事はできない。とはいえ、金利はインフレ抑制を助けるツールになると信じている。

ーあなたは先ほど巨額の国債発行が市場に流入すると言った。2週間前、ケン・グリフィンが番組に出たとき、より高い実金利の上昇がリスクだと言っていた。多くの発行があり、誰が買うのだろう、と。同じ事を言う人は多い。あなたも先ほど舞台上※で同じ事を言っていた。それはリスクだろうか?人々は高い金利を享受しているのでは?

・分解して考える必要がある。$330BのT-billを毎週発行している。それは増加していて、数週間後には$343Bになり、年末には$370Bになる。米国はかつてT-Billをゼロもしくは1%金利で発行していた。今は5.5%だ。債務返済が財政支出を喰っている。来年、どんな政治家も財政を引き締めるといって出馬する者はいない。これはチャレンジである。この国における債務返済コストは今後数年間とても多くなる。

ーそれが市場に与える影響は?

・テクニカル的には、株式市場は高金利を吸収できる。さっき舞台上でも話したが、人々は気付いていないようだが、$330B/週のT-Bill発行、今週$340Bのクーポンを発行した。約$500B/週だ。そして株式市場ではInstacart、Arm後、年初来IPOは$20Bがあった。$400Bの債券(fixed income)があり、$800Bの自己株式取得がある。テクニカル的に、債券と比べて、株式は素晴らしい。株式市場は大丈夫(holding OK)だろう。来年、8~10%のリターンを見込んでいる。

ー本当ですか?高金利でも?

・そうだ。あなた方がいつも話題にしている7つの株を除けば、株のマルチプルは16倍くらい。10年債の利回りと比べると魅力は減るが、歴史的に言ってそれほど悪くない。株式はその仕事をするだろう。今年と同じようにはならないとしても、来年はOKだ。

※:CNBC主催で「Delivering Alpha」というイベントをやっている。

債券のところの計算が合っていないような気がしますが、多分色々端折ってしゃべっているのだと思います(もしくはこちらの理解が間違っている)。

「Magnificent 7を除けばPERは16倍くらいで、歴史的に株は高くない」との主張は、確かトム・リーも言っていたような。

ということで、いつの間にかリック・ライダーが株強気派になっていました。BlackRockとしてのポジション・トークの可能性は高いですが。

 

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