塾長です。
昨日(米国11/8)の米株はヨコ。クリスマスラリーに向けて、エネルギーを蓄え中?長期債利回り低下、原油安。
S&P500、4,382(+0.10%)
Nasdaq、13,650(+0.08%)
【米国市況】株は小幅続伸、「買い疲れ」指摘も-ドルは一時151円台 - Bloomberg
米国債市場では中長期債が上昇(利回り低下)。10年債利回りは約4.5%に下げた。30年債利回りは需給懸念に逆行する格好で、この1カ月余りで最も低い水準に低下した。
原油、75.62
10年債、4.5230
ドル円、150.9140
Bitcoin、35,739
9月 卸売在庫[前月比]、0.2%(予想0.0%)
クックFRB理事、市場へのリスク指摘-地政学的緊張の高まりで - Bloomberg
クリーブランド連銀のメスタ-総裁、任期満了の来年6月に退任 - Bloomberg
ステーブルコイン、規制しなければ金融不安定化も-バーFRB副議長 - Bloomberg
なし。
なし。
■決算はBeyond Meat、Affirm、Disney、MGM Resorts、ARMなど。
UPDATE 3-Beyond Meat struggles to rein in US faux meat demand slide
In a post-earnings call, Beyond Meat executives said the percentage of people in the U.S. who believe plant-based meats are healthy is likely to have dropped further this year, after falling 38% in 2022 from 50% in 2020, as per data from trade association Food Marketing Institute.
-5.02%、6.62ドル。
ディズニー、利益が市場予想上回る-追加の経費削減目指す - Bloomberg
7-9月期は一部項目を除いた1株利益が82セントに増加した。ブルームバーグ集計のアナリスト予想平均は69セントだった。売上高は5.4%増の212億ドル。市場予想は214億ドルだった。
時間外+2.84%、87.00ドル。
アーム株が時間外で急落、売上高見通しさえず-IPO後初の決算 - Bloomberg
8日の発表資料によれば、10-12月期の売上高は7億2000万-8億ドル(約1087億-1208億円)の見通しで、レンジ中央値の7億6000万ドルはアナリスト予想の7億7300万ドルを下回った。
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アームの半導体設計はスマホメーカーに広く使われており、低調な売上高はスマホ業界の問題の兆候の一つだ。消費者の間では以前に比べ新型モデルへの機種交換の動きが鈍く、スマホの出荷も伸びが鈍化している。
同社はまた、ライセンス契約のタイミングやそれをいつ売上高計上できるか不確実であるため、一段と控えめな見通しを示した。
時間外-6.40%、50.92ドル。
■Eli Lillyの減量薬が認可;
イーライリリー、肥満症治療薬でFDAの承認獲得-「ウゴービ」と競合 - Bloomberg
「Zepbound(ゼップバウンド)」と名付けられたこの減量薬は、同社の糖尿病治療薬「マンジャロ」と全く同じ有効成分で、1カ月分のコストは1059.87ドル。ノボ・ノルディスクの同様の減量薬「ウゴービ」のコスト1349ドルを下回る。リリーによれば、ゼップバウンドは感謝祭明け後すぐに入手可能となる。
+3.20%、619.13ドル。
■Yahoo Financeのイベントに債券王ジェフリー・ガンドラックが出演していた;
17分あるので、(雑に)まとめると・・・;
- FEDは来年も高金利長期化(”higher for longer”)を続けるか、景気悪化で数%金利を下げるか、のどちらか。中間ではない。ガンドラックのベースケースは後者(2024年、景気後退)。
- 直近、債券利回りは下がっている。来年、景気後退になればさらに下がる。しかし、長期的に見れば供給が多いため上昇する※1。
- 米国の債務超過(による金利支払い増加)は持続不可能※2。金利が高止まりし、債務増加が続けば、CBO(Congressioanl Budget Office)の推計でも5年後に税収の50%が利払いにまわる。
- バイデン政権の巨額支出の多くが本来の目的に使われていない。ウクライナに送ったカネが盗まれている。共和党が政権を取っても同じ。これは民主党 対 共和党の問題ではない。数学者とエセ経済学者の対立だ。私は数学者である。
- 次のリセッションでMagnificent 7は最悪のパフォーマンスを出す。株高をリードしていたものが、下降局面でもリードする。私なら、市場価値でウェイトを付けられたバスケット(ETFなどの株の塊)ではなく、平等にウェイト付けされた(equal-weighted)バスケットを持つ。私なら、米国の銀行システムから距離を置く。債務で動いているものから距離を置く。むしろ製造業。外国株、特に新興国株をドルコスト平均法で買っていく。リセッションをきっかけにドル安になる。
彼が(米国にとっての)外国株を買えと言っているのは、ドル安予想があるからであって、日本円生活者には直接的に当てはまらないので注意が必要。
彼の予想通りであれば、ドル安(円高)&米国株安。日本円生活者はその時米国株を買った方が良いハズ。
個人的には、債務超過と利払い増加でも米国はなんとかなる(する)と思っています。日本と同じように中央銀行が国債を買うか、大きな戦争を始めて全てをチャラにする・・・。
※1:丁度Bloombergがレーシー・ハントにインタビューしていて、彼は金利が下がると言っている(専門家の意見が割れている);
米国債相場の回復、まだ始まったばかり-ホイジントンのハント氏 - Bloomberg
※2:こちらの動画(↓)では、彼がなぜ債務超過と利払い増加が持続不可能かを(より)詳しく説明している;
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