【ダン・クリフトン】米国債格下げにより、FEDに金利引下げのプレッシャー

CVS second-quarter 2023 adjusted earnings per share (EPS) of $2.21 declined 12.6% year over year but exceeded the Zacks Consensus Estimate by 4.3%. The adjusted EPS figure considers certain asset amortization costs, loss on assets held for sale, and other adjustments.

On a reported basis, the company’s GAAP earnings were $1.48 per share, down 35.4% year over year.

Total revenues in the second quarter rose 10.3% year over year to $88.92 billion. The top line also beat the Zacks Consensus Estimate by 2.5%.

UPDATE 1-Occidental Petroleum profit slumps 83% on lower energy prices

Occidental Petroleum Corp on Wednesday reported an 83% slump in second-quarter profit, hit by lower oil and gas prices.

The company said average realized price for oil fell to $73.59 per barrel for the April-June quarter from last year's $107.72 per barrel.

Mediocre Earnings After the Bell; Selloff Continues

MGM, however, outperformed estimates on both top and bottom lines, with earnings of 59 cents per share beating the 53 cents expected, and sales of $3.94 billion in the quarter easily surpassing the $3.76 billion consensus.

PYPL reported in-line earnings at $1.16 per share on $7.29 billion in quarterly revenues, up nearly +7% year over year. Guidance for Q3 looks to be slightly above previous estimates, as Payment Volume grew +11% year over year.

Qualcomm Slides as Smartphone Slump Drags On; Job Cuts Planned

Qualcomm Inc., the largest maker of smartphone processors, fell as much as 8.2% in late trading after giving a tepid sales forecast for the current quarter, indicating that demand for mobile devices remains weak.

■フィッチによる米国債格下げが話題になっているので、その中で面白かったのをひとつ選別。Strategas Research ダン・クリフトン；

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ー人々の注目は米国がデフォルトするかではなく、債務上限のショーが繰り返すことにある。それは続きそうだ。

・そうだ。まずここから始めたい。2011年、投資家はとても心配した※。人々は比べたがる。環境が異なる。2011年は低インフレ、低金利、債務上限問題を扱っているときには大きな貯蓄があった。債務のGDP比は今よりとても低かった。こんにちは大きく異なる。高金利、高インフレから下がってきている。債務の利払いが風船のように膨らんでいる。過去35年で初めて、net interest costが上昇した。net interest costが増えると、他の国内向け支出が減る。投資家が心配しはじめるのは当然だ。米国はreserve currencyを持っているので、他の国より問題になりにくいが、これは重要な屈曲点だ。利払いが税収の14%を超えると、歴史的に米国は緊縮財政（austerity）に入る。今日、14%にいる。ジャネット・イエレンは利払いがGDP3%を超えると危険領域と言った。今年末までに達するだろう。政治的になるつもりはないが、財政に規律が必要だ。そうならなければ、FEDが利下げをして財務省を助けなければならなくなる。

ー2011年、民衆はもっと債務を問題視していた。今は債務も増え、利払いも増えているのに、気にしていない様子だ。市場は何と言っているのか？昨日金利が上昇した。経済データはマチマチなのに、人々は長期債の発行を気にしている。

・私なら、財務省が借金を積み上げる体操（gymnasticを見ろ、と言うだろう。常に米国債の買い手はいる。問題は、いくらか？だ。財務省が今日出した声明によると、$800BのT-Bill（billは1年以下の米国際）を発行する。その前は$1TのT-Billを発行した。米国政府が活動するために5.4%の金利を支払う。それが10年債に影響するのは当然だ。流動性が心配、支払い能力（solvency）が心配になる。これらは米国債市場にストレスがかかっている最初のサインだ。これは平常ではない。私はimplosionや株暴落を予想しているのではないが、利払いが増え、問題が蓄積しようとしているとき、何があるのかを思い出させる。共和党は10月1日※２の政府財源（goverment funding）をやめようと言い出し、政府シャットダウンの可能性を引揚げる。それはFEDに金融緩和のプレッシャーをかける。

　：

※１：S&Pが2011年、米国債をAA+に格下げた（米国債ショック - Wikipedia）。

※２：米国政府の新年度開始。ブルッキングス研究所は「2023年10月1日より前に12個の予算法案が通過しないと期待されているので、議会は政府シャットダウンの道を進んでいる」と言っている；
What is a government shutdown? And why are we likely to have another one? | Brookings

日本にいると財政規律って何だっけ？と言う感じですが、米国ではまま問題のようです。

ついこのあいだ債務上限問題で政治ショーを披露した米国議会ですが、今度は予算で政治ショーを繰り広げるみたい。（ここまでは一般的な見方）

そのうえで、ダン・クリフトンは、

・共和党が今回の米国債格付け引下げ、利払い増加をネタに、予算でごねる。予算が通らなければ、新年度開始10月1日から政府シャットダウンになってしまう。

・財務省（≒バイデン政権）を助けるため、FEDに金利を引き下げるようプレッシャーがかかる。

と言っている。

FEDも大変だ（白目）。

ちなみに、こちら（↓）でJefferies デイヴィッド・ザボスは「債務の話は２、３日で忘れ去れるだろう。日本の金利正常化や米国景気先行きの方が重要な問題」と言っている（詳細割愛）；

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