塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【ジェレミー・シーゲル教授】FEDはイールドカーブ逆転を解消せよ。そうすれば2024年は株高。

塾長です。

昨日(米国11/20)の米株はクリスマス・ラリーを継続。明日の今頃にはnVidiaの決算が出ているハズで、それを消化すれば今週はほぼ終了(木曜日Thankgivingで休場、金曜日は午前のみの営業)。

 S&P500、4,547(+0.74%)

 Nasdaq、14,284(+1.13%)

【米国市況】株がハイテク中心に続伸、20年債入札好調ー148円台前半 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、77.50

 10年債、4.4220

 ドル円、148.2880

 Bitcoin、37,563

 

 

経済指標:

なし。

 

 

金融政策:

バーキン
リッチモンド連銀総裁、インフレでの「仕事は終わっていない」 - Bloomberg

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

なし。

 

 

個別株:

■注目決算なし。

 

 

MicrosoftがOpenAIをクビになった元CEO サム・アルトマン、彼を追って辞めた元社長グレッグ・ブロックマンを雇用して、最高値更新。+2.05%、377.44ドル。ごちそうさまです;

マイクロソフト、上場来高値で終了-アルトマン氏入社「勝利」との声 - Bloomberg

元CEOと元社長を雇っても、中身(ChatGPT設計者)を連れてこなければ意味がないと思いますが・・・、引き抜きが始まっている様子;
オープンAI社員、取締役全員の辞任要求-マイクロソフト移籍示唆 - Bloomberg

オープンAI辞めた研究者はセールスフォースで採用-ベニオフ氏投稿 - Bloomberg

そして、なぜアルトマンがクビになったのか、真相は闇の中(いまのところ);
ChatGPTの生みの親に何があった-衝撃のアルトマン氏解任劇 - Bloomberg

オープンAIの暫定CEO、アルトマン氏解任巡り調査に乗り出す意向 - Bloomberg

 

 

■〆に、ジェレミー・シーゲル教授を定点観測;

www.youtube.com

ー過去6か月、あなたが言ってきた事が真実、もしくは一部真実になりました。

・私は1月1日、[今年S&P500が]10~15%上昇すると言った。Magnificent7の貢献があり、それを上回っている。

 来年に持っている心配は一つだけ。それ以外は素晴らしい年になるだろう。心配は、FEDが頑固に利下げしないこと。彼らはゲームの後半に利上げして、インフレを引き起こした。先週のデータは弱かった。人々はソフトランディングを期待しているが、それは保証されたものではない。リセッションが来るとは言っていないが、FEDは柔軟性を持つべきだ。先週のカンファレンスでパウエルが「我々は金利引き下げについて話し合っていない」との発言に、困惑させられた(disturb)。彼らは話し合うべきだ。利下げをすぐにする必要はないが、データは3、4週間前のものとは大きく違う。インフレ率が下がっただけでなく、経済活動のレベルが下向きに動いている。

 

ーあなたは1月以降、マネーサプライが減少している、金融条件はみかけ以上に引き締まっている、インフレはいくつかの要素により高く出すぎていて(over-stated)実際はもっと低い、と言ってきた。それにデータが追い付いて来た。

・そうだ。マネーサプライは2年間増えていない。2%インフレであれあば、[マネーサプライは]約5%増加する必要がある。

 彼が70年代の物語に戻らない事を願う。今とは状況が違う。1970年代、[アーサー・]バーンズは[マネーサプライを]年間10%挿入した。パウエルは供給をやめ、マネーサプライが減少し始めた。そのとき私はとても警戒した。彼は少し供給を増やしたが、過去2か月間は減少している。我々はその実経済のデータを見ている。彼らは金利引き下げを考えるべきだ。信用を増やすべき。そうすれば2024年は経済成長できる。

 

ーソフトランディングのために利下げが必要でしょうか?大金融危機前の金利水準に戻っただけではダメですか?利下げが必要でしょうか?

イールドカーブ逆転を解消すべきだ。長期金利が5%でピークを付け、4.5%に戻した。それが意味するのは、FFレートを下げるべきという事。長期債が5.5%、6%と上昇する事によって、逆転解消するのではない。FFレートを下げるべきだ。

 そして、インフレ率が低いのに、FFレートが5.5%というのは懲罰的な実金利と言える。AIなどがあるにせよ、それを克服するのは大変だ。住宅着工件数は良かったが、Home Building Sentimentは過去4か月、崩壊している。それは経済の軟化を示すデータの一つである。

 以前から言っている事だが、インフレ率が思い通りに下がっていないとしても、実金利は超絶に高い。新規失業保険申請者数は増加傾向。失業保険継続件数は過去2年で最高。イールドカーブ反転を戻す時であり、金利引き下げを話し合う時だ。

発言内容に変化なし。

・経済が減速しつつあるので、FEDは2024年に利下げして、イールドカーブ逆転を解消せよ。

・さもなくば、リセッションの可能性が高まる。

・利下げすれさえすれば、2024年は経済好調で株高。

だ、そうです。

 

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