塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【トム・リー】12月CPIが高く出たのは自動車保険のせいだが、今後落ち着くので大丈夫。Bitcoinはマネタリーリスクのヘッジとなる。

塾長です。

昨日(米国1/12)の米株はヨコ。12月 PPIが出て、決算シーズンが本格開始。

 S&P500、4,783(+0.08%)

 Nasdaq、14,972(+0.02%)

【米国市況】2年債利回り急低下、PPI下振れ-ドル一時144円36銭 - Bloomberg

 市場は足元、3月利下げの可能性を80%と織り込んでおり、1週間前の約50%から上昇した。前日発表された消費者物価指数(CPI)は予想を上回る伸びとなり、米金融当局が2%のインフレ目標を達成する上で道のりが険しいことを浮き彫りにした。投資家は連休を控え、地政学的な動向に目配りしながら、決算シーズンの皮切りとなった大手銀の決算にも注目した。15日は米キング牧師生誕記念日の祝日となる。

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、72.26

 10年債、3.9500

 ドル円、144.9040

 Bitcoin、42,866

ビットコイン現物のETF、ウォール街席巻-歴史的デビュー活況呈す - Bloomberg

 

 

経済指標:

 12月 PPI[前月比]、-0.1%(予想0.1%)

 同[前年同月比]、1.0%(1.3%)

 12月 PPIコア[前月比]、0.0%(0.2%)

 同[前年同月比]、1.8%(2.0%)

米PPI、前月比で3カ月連続の低下-利下げ観測が再び強まる - Bloomberg

 

 

金融政策:

なし。

 

 

財政政策:

中国、開発業者への支援強化を地方に指示-不動産不況の回復見えず - Bloomberg

中国は地方政府に対し、不動産開発業者の資金繰りに対する支援を強化するよう指示した。長引く不動産不況が景気の大きな逆風となっており、資金支援の強化を通じて落ち込みに歯止めをかけたい考え。

 

 

地政学

なし。

 

 

個別株:

■JPM、Citi、BofA、Wells Fargo、UnitedHealth、Deltaなどが決算;

JPモルガン、純金利収入またも過去最高-24年通年も増加見込む - Bloomberg

シティグループ、従業員2万人削減へ-リターン押し上げ策の一環 - Bloomberg

BofA、純利益半減-債券トレーディング収入が予想外の減少 - Bloomberg

ウェルズ・ファーゴ、予想以上に費用増加-FDICへの拠出など響く - Bloomberg

UnitedHealth Group (UNH) Beats Q4 Earnings and Revenue Estimates

Delta tops Q4 expectations, CEO says 2024 'off to a flying start'

 

 

■Delta CEOインタビューなどもありましたが、面白くなかったので、今日も〆はトム・リー(ジョージ・ゴンカルヴスの部分は削除);

www.youtube.com

ー今日Russell2000は下げたが、テックは好調。MicrosoftIBMOracle、Metaが良かった。今週の値動きをどう評価しますか?1月はどうなるでしょう?

・2024年に入り2週間が経過した。防衛的(defensive)だと感じる。投資家は未だFEDが市場に対して支援的かどうかを議論しているようだ。[12月の]CPIが高く出たので、FEDが利下げするかどうか不確実であるとのコメントがある。1月はその年の小宇宙だ(microcosm)。今年は投資家にとってチャレンジングになるだろう。儲かるのは年後半だ。前半はFEDが何をするかに注意する必要がある。

 

ー今週でた12月CPIを、多くの人とは違い、ホットだと見ていないようですね?今日出たPPIがその見方をサポートしています。

・昨日出たCPIは前月比0.3%増だった。Super Coreは0.4%増。増加の半分が自動車保険によるものだ。自動車保険をCore、Super Coreから除くと、約+0.2%であり、FEDの目標に近い。自動車保険が値上がりしているのは、過去2年間の厳しさ(severity)によるものだ。金利の上昇と、自動車価格が上がった事による。統計的な残滓である。インフレを予見するものではない。

 

ー今週spot Bicoin ETFsが認められた。初日はBitcoinが大きく値上がりし、今日は下げている。週間ではほとんど変化していない。Bitcoin ETFの登場がBitcoin取引の仕方を変化させるだろうか?

・まだ2日しか経っていないが、私は大きな変化をもたらすと思う。Bitcoinの取引所を使ったり、private keyを心配する必要が無くなる。米国の家計総資産は$150Tであり、1%が仮想通貨に向えば、$1Tになり、それは現在のBitcoinの価値を上回る。とてつもないポテンシャルがある。米国のドル、株、債券を持っている人達にとって、重要な多様化(diversification)である。なぜならBitcoinは多くのマネタリーリスクのリスクヘッジとなるからだ。

S&P500は2023年末約4,700で終え、昨日の終値とほぼ変わらず。年初の株高を期待していた人にとっては落胆かも知れませんが、テクニカル的には値を保っているのは良い兆候。そのうち50、200日移動平均線が追い付いて来て、また値上りが始まるのでは?

あとは決算が後押しするかどうか。

 

ということで・・・;

・12月CPIが高くでたのは自動車保険のせい。しかしそれは過去2年間の高金利、自動車価格高騰が招いたものであり、これからも上昇し続けるものではない。

・2024年予想に変化なし。2024年前半調子が悪く、後半盛り返す」「インフレ率は順調に下がる。

Bitcoinはマネタリーリスク(例えば、政府が大量にカネをばら撒いて、貨幣の価値が下落するような事態)のヘッジになる。

だ、そうですヨ。

 

日本も米国も積極的にカネをばら撒いているので、ぜひリスクヘッジしておきたいものです。

しかし、まだ日本からBitcoin ETFは買えないようですネ。楽天、SBIでは検索しても出てきません。

 

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