塾長です。
昨日(米国2/12)の米株はヨコ。5,000の節目を超えたあとは下落するかと思いましたが、グロースから割安へのローテーションが起きただけでした。強い。
S&P500、5,021(-0.09%)
Nasdaq、15,942(-0.30%)
【米国市況】S&P500は一服商状、CPI控え-ドル149円台前半 - Bloomberg
原油、76.93
10年債、4.1720
ドル円、149.4020
Bitcoin、50,026
なし。
■バーキン;
リッチモンド連銀総裁、企業は価格決定力の放棄を渋っている可能性も - Bloomberg
なし。
なし。
■Waste Managementなどが決算;
WM Announces Fourth Quarter and Full-Year 2023 Earnings
時間外 +3.85%、195.50ドル。
■スーパーボール後の月曜日なので、面白いインタビューがありません(「スーパーボウル病」で約1600万人が欠勤-日程変更や祝日案が浮上 - Bloomberg)。
ということで、先週末にでたジョセフ・ワンのWeekly Market Recapを要約して紹介;
●今年の株式市場には強気だったが、警戒している。ほぼ毎日上昇している。急激な上昇は急激な下落をともなうことが多い。株が買われているのは、(1)FED利下げ期待、(2)active asset managersが市場(nVidia)に追い付くために買っている、(3)人々がYOLOになっている(「人生は一度キリなのだから、株を買って大儲けしてやる」という状態)。
YOLOに関しては、例えばnVidia株のオプション取引がcallに偏っていることから判断できる。通常、上昇している株は、ヘッジのためにputが多いはずなのに。
●雇用市場はレイオフのニュースが聞かれる一方、雇用統計は強い。22年あたりに大量雇用したテック企業が大量のレイオフをしている。報道はされないが、細かく人が新規に雇われていてる。総合的には強い。
複数の仕事を掛け持ちしている人が増えていると言われている。21年以降増えているのは正しいが、長期で見ると複数掛け持ちの割合は平均的だ。複数掛け持ちと言うと、生活が苦して仕方なくやっていると捉えられる事が多いが、リモートワークが可能な環境になり、単にもっと稼ぎたくてやっている人もいるだろう。Redditには「r/overemployed」というスレッドがあり、どうやって複数仕事の掛け持ちで金儲けできるかを指南している。構造的に、複数掛け持ちが増えると考えている。
●FEDの3月利下げは、2023年12月末時点でほぼ100%織り込まれていたが、現在は20%程度に低下している。1月FOMC後、FED高官が協調して「3月利下げは無い」というキャンペーンを打ったからだ。次回CPI(←今晩、2/13発表)に大きな変化がなければ、これは変わらないだろう。
一般投資家がnVidiaのcall optionを大量に買って、機関投資家を踏み上げている状態なのでしょうか?
そうだとすると、かつてのGameStop、AMC株と同様な結末を迎える・・・?
GameStopと言えば、当時の狂乱を描いた映画『Dumb Monbey』が話題になっているようですネ;
日本は2/2から公開中;
映画『ダム・マネー ウォール街を狙え!』公式サイト - 2024年2月2日公開
予告編を見るかぎり、『Big Short』『Wolf of Wall Street』『Margin Call』『Wall Street』・・・と並ぶ伝説的映画になりそうな予感。
そのうちPrime Videoで視聴可能になったら(現時点、不可。劇場公開後に買えるようになる?)見てみたいと思います。たのしみデス。
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