塾長です。
昨日（米国3/11）の米株はヨコ。（日本時間）今晩9:30に発表されるCPI待ち。Bitcoinはハネている。
S&P500、5,117（-0.11%）
Nasdaq、16,019（-0.41%）
【米国市況】Ｓ＆Ｐ500種小幅安、ＣＰＩ控え買い限定－ドル147円近辺 - Bloomberg
原油、78.09
10年債、4.1040
ドル円、146.7830
Bitcoin、72,143
米消費者の３、５年先インフレ期待が上昇－利下げへの慎重論を補強 - Bloomberg
なし。
バイデン氏、7.3兆ドル予算教書公表－富裕層と企業への課税強化 - Bloomberg
バイデン米大統領は７兆3000億ドル（約1070兆円）に上る2025会計年度（24年10月－25年９月）予算教書を公表した。富裕層や企業への課税を強化することで、中間層への優遇税制措置などを拡充する内容だ。
なし。
■Oracleが決算；
オラクル株が急伸、新規の大型クラウド契約で売上高に弾み - Bloomberg
サフラ・カッツ最高経営責任者（ＣＥＯ）はこの数字について、「第３四半期に締結された新規の大型クラウドインフラストラクチャー契約」が要因だとし、顧客の勢いを示す証拠だと述べた。
TikTokをホストしていることで有名なOracle。はたして新規大型契約のお相手が気になるところ。
時間外+13.76%、129.86ドル。
■今日の〆はトランプ元大統領。CNBCのインタビューを受けていた。４、５本のクリップがYoutubeにuploadされている。そのうち一番経済に効いてきそうな話を紹介；
ーあなたは１０％関税を主張している※。しかしシンクタンクのThe Center-Right American Action Forumはあなたの計画は世界のトレードを湾曲させ、経済活動を低下させる、広く米国経済に負の結果をもたらすと言っている。
・彼らは間違っている。世界のトレードを湾曲させて、米国に戻すのだ。インド、中国、その他の国を見ろ。我々よりも賢くやっている。我々もその準備がある。
ーその結果として値上りにつながりませんか？エコノミストの推計では、家庭にとって$2,000分のコスト上昇だ。
・そうではない。税金が下がったり、値上がりを補完する以上の事が起こるかも知れない。私は関税の信奉者だ。
まず経済的に正しいからだ。米国は他国に利用されている。例えば中国だ。彼らは鉄鋼製品をダンピングして鉄鋼業界を破壊した。過去25年間、鉄鋼業はうまく行っていなかったが。いずれにせよ、他国との競争で生きたまま喰われていた。彼らは鉄鋼製品をダンピングしてきた。だから私が50%の関税をかけた。鉄鋼業の全ての人は、私に会うと、泣いて抱き着きキスをし、「あなたが業界を救った」と言ってくる。私がダンピングされた鉄鋼製品に50%の関税をかけたのだ。何事も完ぺきではない。関税はもっと高くするべきだった。その準備は出来ていた。
もう一つは、他国に与えた力を取り戻せるからだ。中国は「もう税金は勘弁してくれ」と言っていた。私が追加関税をかけたとき、彼らは茫然自失（so petrified）だった。米国はそれを使っていない。今、中国は米国のボスだ。米国が中国の子会社になってしまったようなもの。バイデン政権がとても弱いからだ。
ー中国が報復措置を取る可能性は？米国企業の中国活動が難しくなる。マクドナルドやスターバックスは中国での成長をよりどころにしている。
・私が関税をかけたとき、中国は関税の引き金を引かなかった。大きな引き金だったのに。もし中国が報復してきたら、米国企業は米国に戻ってくる。米国で作った車を中国で売る時、とても大きな関税がかかっている。彼らは賢い。そして「この国で作れ」と言う。Appleをみてみろ。私はApple、ティム（・クック）と良い関係がある。彼らは米国、テキサスに工場を作るべきだ。私はそれに取り組んでいた。中国で製造している多くの「米国」企業と、だ。彼らが中国で作っていたのは、税気にが無かったからだ。彼らはそうしただろう。実際そうした。
全ての関税に関する話題は、私にとってはとても単純だ。まず経済的に素晴らしい。米国企業が米国に戻ってくる。中国に関税をかければ、彼らは米国に自動車工場を作るだろう。米国人を雇う。今はバイデンのせいで、メキシコに工場を建設している。国境を越えて、少ない税金で車を売ろうとしている。馬鹿げている。我々は彼らに米国で工場を建てさせたい。我々は中国から車を買いたくない。米国労働者により米国で作った中国車が欲しいのだ。
そして関税は政治的なパワーをもたらす。私は関税で他国を歌わせた。関税以外の力を持っていない。我々はその機会を逃してきた。Harley Davidsonがその例だ。ホワイトハウスで私は彼らに「インドはどうだい？」と聞くと、「良くない。インドでは100%の関税がかかる」と答えた。もっとだったかも知れない。価格が２，３倍になる。「で、どうするのか？」聞くと、「彼らは我々にインドで工場を作ってもらいたいのだ」と答えた。そして彼らはインドで大工場を作ったのだ。私のもとで、我々はそれをやり始めていた。我々には巨万の富（pot of gold）がある。しかし、国が落ちて行っているので、それを失うだろう。米国は経済的なパワーを失いつつある。
※：Trump’s proposed 10% tariff plan would ‘shake up every asset class,’ strategist says
・The former president, and overwhelming favorite to secure the Republican nomination for the 2024 race, plans to impose a 10% tariff on all imported goods.
・The center-right American Action Forum think tank said the plan would “distort global trade, discourage economic activity, and have broad negative consequences for the U.S. economy.”
・Rabobank’s Michael Every said the plan was aimed at “structurally breaking the global system by hook or by crook, to basically reindustrialize the U.S. in a neo-Hamiltonian manner.”
全ての輸入品に＋１０％関税をかけるとどうなるかのか？
とりあえず米国で色々なモノの値段が上がりそう、という以外、さっぱり分かりません・・・。
トランプが大統領に返り咲いたら、とりあえず株は下がりそう。関税を脅しに使うだけであれば買戻す、という感じ。
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