塾長です。
昨日(米国2/28)は月末持ち高調整で株高。
10年債も買われている。”PCEが予想と一致した(インフレが進んでいない)”からだという解説(↓)ですが、0.3%を(複利を考えず)単純に12倍しても3.6%になりますヨ?
S&P500、5,954(+1.59%)
Nasdaq、18,847(+1.63%)
【米国市況】株は上昇、米ウクライナ会談で動揺後に反転-151円接近 - Bloomberg
米国債は上昇。短期債利回りは昨年10月以来の4%割れとなった。米インフレが抑制されていることがこの日のデータで示唆され、利下げ観測が高まった。
原油、69.95
10年債、4.2310
ドル円、150.5910
Bitcoin、84,098
1月 個人所得[前月比]、0.9%(予想0.3%)
1月 個人支出[前月比]、-0.2%(0.3%)
1月 PCEデフレータ[前月比]、0.3%(0.3%)
同[前年同月比]、2.5%(2.5%)
1月 PCEコアデフレータ[前月比]、0.3%(0.3%)
同[前年同月比]、2.6%(2.6%)
1月 卸売在庫[前月比]、0.7%(0.0%)
2月 シカゴPMI、45.5(40.7)
米国の財貿易赤字、1月は過去最大-トランプ関税に先立ち輸入が急増 - Bloomberg
28日の発表によると、財貿易赤字は前月比25.6%増加の1533億ドル。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は1166億ドルだった。数字はインフレ調整されていない。
輸入は11.9%拡大して3254億ドル。産業資材や消費財がけん引した。輸出は2%増の1722億ドル。資本財の増加を反映した。
■ハト派グールズビー;
生産性向上による経済効果、過度の期待は禁物-シカゴ連銀総裁 - Bloomberg
なし。
■今日のトランプ;
米ウクライナ首脳会談は決裂、資源取引で署名至らず-激しい口論の末 - Bloomberg
■注目決算なし。
■〆のインタビューは久しぶりのジェレミー・シーゲル教授。いつも以上に興奮してしゃべっていらっしゃる;
ー今日起きたこと(←ゼレンスキー・トランプ交渉の破談)を、地政学のプリズムを通して見ると、市場にとって何を意味するでしょうか?
・異常事態だ(extraordinary)。今欧州市場は締まっているが、先物は取引されていて、下げている。過去1~1.5か月間、欧州で見られた株高は、多分、平和への希望からのものだっただろう。それは遠のいてしまったようだ。米国市場への影響だが、石油に関しては判断が難しいが・・・、ゼレンスキーとトランプの破談の影響が最も出るのは欧州だろう。
ー全般的にこの市場をどのように感じていますか?直近ではボラタリティが上昇しているのは明らかだ。経済のスローダウンが恐れられている。
・(今朝は)誰もがPCEデフレータを見ようとしていただろう。私もスクリーンを見ていたら、突然貿易赤字が出てきた。私は信じられなかった。数字が間違っていると思った。貿易赤字額が史上最大となっただけでなく、前月からの変化量は、過去75年間でおきたどの変化量に比べても、2倍もある。これは第1四半期GDPを吹っ飛ばしてしまう(注:GDP=消費+投資+政府支出ー貿易赤字)。
トランプがやっている事でそれをオフセットするものもあるが、ほぼ全てのアナリストは第1四半期GDP予想を1段階引き下げた。そうなれば、過去2.5年間で最も低い伸びとなる。FEDの目標よりも低くなる。1月に我々が予想していたよりも、とても低くなる。貿易赤字はGDPから引かれるが、それは在庫となる。在庫のデータが入ってくれば、一部はGDPに反映されるのだが、経済が減速しているデータは各所にある。1月小売売上は良くなかった。失業保険申請者数は240に突然上昇した。住宅着工件数は良くない、住宅販売件数は良くない。これは間違いなく(経済の)減速だ。これは今日ゼレンスキーに起きたことよりも、市場にとっては重要である。
ーあなたは以前より強気ではないのですか?
・私が1月2日、CNBCに出演した時、今年は株価修正があるだろう、今年のリターンはより中庸なものになる、と言った。この時点で、それが起きているのを目撃している。多くの困難がある。例えば、多くの人は予算案が成立したのは、トランプ減税(の継続)にとって勝利だと思っているが、そうではない。それでは十分ではない。私の理解では、この予算案は10か月後に期限切れとなるトランプ減税の7年分には不足している。トランプ減税の上乗せもない。青写真があるだけで、十分ではないのだ。とてつもなく多くのネゴシエーションが進行している。トランプ減税の恒久化、少なくとも7年間継続させることが最も重要である。議会での(共和党の優位は)少なすぎる。現在、私はそこに注目している。その上に、関税だ。明らかに、関税に関連して、センチメントは下降している。貿易赤字に、センチメント下降だ。トランプは関税をかけないかも知れないとか、価格に影響しないとか言う議論はあるが、既に効果は出ているのだ。知覚できる効果(tangible effect)となっている。(トランプが関税をかけると言わなければ)これほど大きな貿易赤字にはならなかったし、センチメント下降も起きなかった。4日後※、もしくは1か月と4日後、何が起きるか分からない。なぜメキシコとカナダに中国以上の関税をかけるのか我々には分からない。対中国追加関税については、両党からの支持があるというのに。誰にも進む方向が分からない。私の意見では、トランプは多くの事をやり過ぎている。良い事をやろうとしているのだろうが、やりすぎだ(too much)。誰も、必要な事全てが崩壊するのを望んでいない。
ということで・・・、
・ゼレンスキー・トランプの破談が大きく影響するのは欧州市場であり、米国ではない。米国に関連する部分は石油価格だが、それは判断が難しい。
・トランプは3月4日からカナダ、メキシコ、中国に関税をかける、4月から他国に相互関税をかけると言っている。
「関税は物価に影響するのか?しないのか?」といった議論がなされているが、既に経済データに、貿易赤字増大、センチメント低下という目に見える形で影響が出ている。
貿易赤字はGDPを減少させるが、他にも小売、住宅、失業保険といった所に悪いデータが出ていて、間違いなく経済は減速している。
・トランプは正しい事をやろうとしているのだろうが、やりすぎだ。
だ、そうです。
長期金利が低下しているので、3月(遅くとも4月)から住宅着工件数、販売件数は増えそう。そうなったらそうなったで、また適当な事を言うのだろうなぁ・・・、と思ったり、思わなかったり。
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