塾長です。
昨日(米国7/15)はCPIが発表され、S&Pサゲ、Nasアゲ。nVidiaが牽引した模様。
S&P500、6,243(-0.40%)
Nasdaq、20,677(+0.18%)
【米国市況】S&P500は反落、30年債利回り5%台-ドル一時149円台 - Bloomberg
原油、66.82
10年債、4.4890
ドル円、148.90
Bitcoin、117,947
6月 CPI[前月比]、0.3%(予想0.3%)
同[前年同月比]、2.7%(2.6%)
6月 CPIコア[前月比]、0.2%(0.3%)
同[前年同月比]、2.9%(2.9%)
7月 NY連銀製造業景気指数、5.5(-10.0)
米コアCPI、またも予想に届かず-関税転嫁の動きも一部に - Bloomberg
NY連銀製造業指数、7月は予想外に活動拡大-5カ月ぶりプラス - Bloomberg
■バーキンが(トランプが指名する次)次期議長に従わないと示唆;
リッチモンド連銀総裁、FOMCは必ずしも議長方針に従う必要はない - Bloomberg
なし。
■トランプとその仲間たち;
トランプ氏、ゼレンスキー氏にモスクワ攻撃は可能かと質問-FT - Bloomberg
トランプ氏、ウクライナはモスクワ標的回避を-長距離ミサイル供与否定 - Bloomberg
パウエル議長後任選び、「正式なプロセス」始まった-ベッセント氏 - Bloomberg
トランプ氏、対インドネシア関税19%で合意と発表-米製品購入も主張 - Bloomberg
トランプ氏、医薬品関税「恐らく」月末に発表と表明 - Bloomberg
対中関税の猶予期限「心配は不要」、ベッセント氏が懸念払拭狙う - Bloomberg
トランプ大統領、AI優位維持へ920億ドル民間投資計画を歓迎 - Bloomberg
■JPM、BlackRock、Wells Fargo、Citiなどが決算。WFC以外好調だった様子ですが、株価はマチマチ;
ブラックロック、運用資産が過去最高12.5兆ドル-市場の好転追い風に - Bloomberg
ブラックロックの調整後1株当たり利益は前年同期比16%増の12.05ドルで、アナリスト予想平均の10.87ドルを上回った。売上高は13%増の54億ドルで、昨年買収したグローバル・インフラストラクチャー・マネジメント(GIP)関連の手数料収入の増加と、市場環境の好転が寄与した。
-5.88%
JPモルガン、投資銀業務の収入が予想外の増加-M&A回復示唆 - Bloomberg
・投資銀行業務の手数料収入は前年同期比7%増、市場予想は14%減
・株式トレーディング収入は4-6月として過去最高、債券も予想以上
-0.74%
ウェルズ・ファーゴ、通期の純金利収入見通しを下方修正-株価下落 - Bloomberg
・4-6月期の純金利収入が117億ドル、アナリスト予想を若干下回る
・融資の伸び抑えているのは貸し出し能力ではなく需要の問題-CFO
-5.48%
シティ、トレーディング収入好調-トランプ関税による波乱が追い風 - Bloomberg
・4-6月の債券トレーディング収入20%増の43億ドル-予想39億ドル
・通期の収入見通し、約840億ドルに引き上げ-費用見通しも上方修正
+3.68%
エヌビディアとAMD、AI半導体の対中輸出再開へ-政権が方針転換 - Bloomberg
nVidia+4.04%
AMD+6.41%
■弱気派から強気派に転向したと思われるマイク・ウィルソン;
ー市場全体の話をする前に、nVidaiについて、さらにはテック全体にコメントしてもらえますか?
・これは(中国に対して)何を禁輸すべきか?すべきではないのか?の問題です。232(←大統領が安全保障上の懸念からかける関税)から何が除外されるのか?です。広く半導体企業にとって正しい方向に向かっていると言えます。nVidiaが減損処理をしていたのを忘れてはいけません。
ー$500Bでした※。
・そうです。今、それを売れるようになった。今後のマージンを大きく押し上げます。
今年に入る時点での我々の大きなテーマはAI投資の減速でした。それは4月に底を付けました。それは4月のsell-offと回復の多くを説明します。しかしそれは多くの注目を集めていませんでした。人々は関税などに注目していたのです。しかしAIへの資本投資サイクルは全体的な市場の方向背にとても重要です。第1四半期に下がり、第2四半期に上昇しました。この”ディール”の発表は、その火に燃料を注ぐことになります。
ー市場全体はいかがでしょう?あなたはOne Big Beautiful Billが通過したのはポジティブであり、関税に関する多くの悪い記事見出しを帳消しにすると考えていますね。
・その通りです。1Qに多くの悪いニュースがありました。成長に対する逆風です。そのうちいくつかは政策によるもので、いくつは政策以外のものでした。それらは4月に底をついたようです。市場は関税を通過し先に進んでいます。それはこの先に悪いニュースが無いという意味ではありませんが、その先に進んでいるのです。Big Beautiful Billは今年後半から来年にかけて企業利益が伸びる要素を詰め込んだものです。今年の始め、トランプが大統領となり、新CEOがやるように、何でもやってみました。ネガティブな事を最初にです。Big Beautiful Billはポジティブへの転換です。企業決算の成長、経済の成長に寄与するでしょう。市場はこのことを理解していません。人々は「なぜ市場が上がっているのか?」と混乱しています。我々が最近3か月話しているように、企業決算予想の修正はまっすぐ上向きです。Big Beautiful Billはその見方をさらに補強するものです。
ー銀行が決算発表を開始しました。今年の利益成長は全体として+3,4%が予想されているのでしたか?それより良くなると思いますか?
・私は典型的に+4,5%になると自信を持っています。決算のキーとなるのは・・・、最初に2四半期、我々は関税について聞くことはありませんでした。企業は事前に品物を買っていたからです。なので関税が売価に反映されることはありませんでした。もし関税が企業決算のリスクとするのであれば、それは第3四半期です。銀行には関税は関係ありません。(影響を受けるのは)消費者品の領域です。それらの企業は決算シーズンの後半に発表する傾向にあります。なので8月あたりに修正の動きがあると予想します。しかしそれは一時停止に過ぎないでしょう。なぜなら私の見立てでは、企業利益は第4四半期、2026年に再加速するからです。
ートランプ大統領は多くの予測不可能な事をします。それは敵が予測不能となるので、(米国にとって)得だと言う人もいます。しかし、一貫性もあるようです。というのも、ジェンスン・ファンが大統領のところに行き「輸出できなければ、nVidiaはとても困る」と言ったり、ティム・クックが会いに行き「コストがかかり今はiPhoneを米国で作れない」と言えば・・・、企業CEOがビジネスについて話をすれば、関税であっても(大統領の説得に)成功するように見えます。Big Three(←まだこの言い方をする人がいたとは驚きですが、GM、Ford、旧クライスラー)が「これを除外してくれ」と頼めば、カナダから座席が輸入できるようになる。彼は企業を助けているように見えます。それを信用して良いでしょうか?そうであれば、良いのですが。
・彼の2期で学ぶことができたと思います。ネゴシエーションの戦略として、過激な事を言いますが、除外もします。レア・アースもそうです。マグネットもそうです。譲歩するのです。
ー関税に関して、究極的に何を得るでしょうか?ところで、我々が(トランプの戦術を)知っているということは、貿易相手国も知っていることになりませんか?
・そうです。なので市場は中央のどこかに落し所があると思っています。私の個人的な見立てでは、10%の消費税(consumption tax)になるというものです。VAT(value added tax)のようなものです。それは輸出業者、輸入業者、消費者で平等に分担されます。我々はそれに耐えられます。市場もそこに落ち着いているようです。その結論が間違っている可能性はあるか?もちろんです。状況はそれより悪くなるかも知れません。ベトナムや、中国です。最終的に、全ての輸入品に10%の税金を集めることになれば、$400B/年の収入です。それは現実の歳入です。それがゴールなのだと思います。歳入源であり、我慢可能な3者で分担された税であり、企業はなんとかできます。市場は自己満足(complacent)しているのではありませんが、そこに落ち着いているのです。
※:エヌビディア「H20」も対象、米の対中輸出規制-半導体株が軒並み安 - Bloomberg
エヌビディアは、新たな規制がH20製品の在庫や購入契約に及ぼす影響を考慮し、第1四半期(2-4月)に約55億ドル(約7850億円)の費用計上を見込むと明らかにした。
まとめると・・・、
・中国に対するAI半導体輸出許可は、貿易交渉が良い方向に向かっているという事であり、テック全体にとって良いニュースである。
特にnVidiaは$550B減損していたものが(=コストがゼロとして)売れる事になったので、マージン向上に寄与する。
・トランプが大統領になり、まず最初の2四半期に悪評が立つような、経済成長を阻害するような事をやり、年後半に経済成長を促すことをやろうとしている。One Big Beautiful Billはその転換点だ。
関税の影響で消費者品を扱う企業の収益が第3四半期に悪化するだろうが、一時的なものである。企業利益は第4四半期から再成長し、+4,5%/年となるだろう。
・トランプ関税の影響は、最終的に輸入品に対する+10%課税となり、国の歳入が増え、企業はなんとか制御できる。市場もそのように考えているようだ。
と言っているようです。
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