塾長です。
昨日(米国11/11)の米株はテックセクターを除き全てプラス。
S&P500、6,846(+0.21%)
Nasdaq、23,468(-0.25%)
【米国市況】S&P500が3日続伸、政府機関再開の期待-国債現物は休場 - Bloomberg
S&P500種の構成銘柄では345銘柄前後が上昇した。景気との連動性が高いと見なされるフェデックスは、今四半期の利益が前年同期比で改善するとの見通しを示し、株価は5%余り上昇した。一方、ソフトバンクグループが保有株を全て売却した半導体大手エヌビディアは、3%下落した。売却額は58億3000万ドルに上った。
NVDA-2.98%
原油、61.04
10年債、4.1200
ドル円、154.07
Bitcoin、103,011
米企業は10月後半に人員を削減、週平均1万1250人-ADPデータ - Bloomberg
なし。
なし。
■トランプとその仲間たち;
ベッセント長官、アフォーダビリティー危機はバイデン前政権の遺産 - Bloomberg
■FedExなどが決算;
フェデックス株急伸、利益の前年越え見通しで投資家に安堵感 - Bloomberg
+5.45%
■エコノミスト ピーター・ブックヴァーがAIトレードに弱気コメント;
ーAlphabet、Metaはデータセンター建設のために債券を発行した最新の事例です。Morningstarによると、それら債券は米国債よりも50~80bpts利回りが高いそうです。ここから分かる事は何でしょうか?
・人々はこれらhyperscalarsが(借金を)返せると信じており、そうなるでしょう。しかしスプレッドは広がっています。Oracleデフォルトに対するCDFが上昇しました。これら事業が資本集約型であることを示していると思います。資本投資額は信じられないほどです。Oracleは売上の52%を設備投資に支出しています。このデータセンター建設競争が始まる前は10%でした。Metaは売上の35%を支払っています。以前は15%でした。GoogleやMicrosoftは驚異的なベースとなる事業を持っていますが、彼らはもはや、かつてそうであった資産の軽い、巨額のフリーキャッシュフローを稼ぐビジネスではなくなりました。Coreweave、NeoCloudsなどのピック、シャベルを供給する会社のコストには頭を掻くしかありません。もちろん彼らは借金によって資金調達しています。
ーあなたは売上とキャッシュフローを見ています。最近、Bank of Americaはあるチャートを出しました。そこでは、Oracle、Meta、Amazon、Microsoft、Googleのキャッシュフローと設備投資を比べています。彼らの設備投資に、自社株買い、配当を加えると、営業キャッシュフローに近くなっています。人々が疑問に思っているのは「これは永続可能か?」です。彼らはこのような支出を続けられるでしょうか?
・彼らは止めるまで続けるでしょう。とても言うのが難しい。しかし、株は反応しています。Metaは驚異的な決算を出しましたが、投資家は設備投資額に不安を覚えました。マーク(・ザッカーバーグ)は彼が使いたい所にカネを使うでしょう。しかし、これが1,2四半期続き、投資家が押し返し始めれば、もしかしたらCEOは「はい、あなたの声が聞こえています。追加のデータセンター建設を止めましょう」と言うかも知れません。テクノロジーの素晴らしいところは、よりパワフルになり、より小型化される点にあります。iPhoneは数十年前のメインフレームと同じことができます。Metaは4 millon square footの施設を建てられるでしょうが、3年後には、2 million square footでより多くの計算能力が提供できるようになるでしょう。それが、このデータ建設競争のリスクです。誰にもデータセンターをどれだけ多く建設すべきか分からないのです。
ーJP Morganによると、AIには$5 trillionのコストが必要で、それが債券市場流れ込んでくるそうです。これは、どこかの時点で不安となるでしょうか?
・事業にインパクトがあったとき、キャッシュ生成がこれら(AIデータセンター建設を)ファイナンスできなくなったとき、これはbreakします。
ーそれはいつ起きると思いますか?
・私には分かりません。Wall Streetがこれらの株にどのように反応するか、Wall Streetがどれくらい支出に対して我慢するか、を注視することになるでしょう。十分すぎるほど建設したとき、Wall Streetはメッセージを送ります。同様に、これら企業はAIモデルを売ることで十分な利益が得られたか?を(決算などで)言う事になります。
最後のポイントですが、中国はオープン・ソース・モデルを作っていて、無料で提供しています。もし多くのLLMモデルが無料で配られるならば、LLMモデルでマネタイズできるようになるのか、疑問です。コモディティー化した製品になってしまいます。素晴らしくなる過程で、コモディティー化していくでしょう。AIの利用者は恩恵を受ける側ですが、インフラを作る側は恩恵を受けません。
「そんなこと言ったって、AI(LLM)はどこかで動かさなければいけないし、それには莫大な計算能力が必要で、それを持っているのはAWS、Azure・・・なのでは?」と思いますが、多分彼は「オープンなLLMを手軽に自社サーバー(さらにはPC)で動かせるようになれば、今巨大企業が競って建設計画しているほど多くのデータセンターは必要とされなくなるのでは?」と言っているのだと思います。
「中国製のフリーなLLMなんて、権利上危なくて商用では使えない」等の反論は聞こえてきそうだし、それには同意しますが、「テクノロジーやビジネスモデルの進化は誰にも予想できない」という点においてピーター・ブックヴァーは正しいと思います。
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