塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

パウエル講演で債券が売られ、ウォルマートはTokTok買収に名乗り。

塾長です。

昨日(米国8/27)の米株はマチマチ。

 S&P500、3,484(+0.17%)

 Nadaq、11,625(-0.34%)

【米国市況】株続伸、FRB議長講演受け-米国債は大幅安 - Bloomberg

 

日本時間、昨日の夜10時頃からFRB議長 ジェローム・パウエルが講演:

www.youtube.com

 

サプライズはなし。「平均的に2%の物価上昇率を目指す」と言ったのがポイントらしい。スーパー乱暴に言うと、過去10年1.5%程度の物価上昇率だったので、これから10年2.5%程度の物価上昇を目指すという事らしい。

それが緩和的金融政策継続と解釈されて、債券が売られたそうだ。

 

10年債券利回りは0.7460.

円高ドル安になるの?と思ったら、そこは逆。円安に動いて、106.544。

 

個別株では、ウォルマートTikTok買収参戦。オモシロイ。

ウォルマート、マイクロソフトとTikTok共同買収目指す-株急伸 - Bloomberg

ウォルマートがそんな異分野に手を出してうまく行くわけないジャーンと思うけど、Cowenのオリバー・チェンは前向きに解釈していた:

youtu.be

・これは小売り全体にある動きだ。TiktokはGenZが使う。新規の若い顧客にリーチするための手段。小売りは新しい顧客を引き付ける、小売りの未来を創る、のが全て。可能性は大きい。顧客を店に呼べる。さらに、ウォルマートは広告収入が望める。もちろんやる事はたくさんあるが。

 このさきも小売りを変革するディールがあると思う。

 

少し調べたら、WalmartはBlackFridayにTikTokインフルエンサーを使って成功していたらしい:

13 TikTok Influencer Marketing Case Studies To Inspire You

勉強不足でした。

 

アメリカの大企業は面白いなぁ。

イオンやセブン&アイが同じ事をするとは思えない。日本では無理かも知れないけれど、(進出先の)タイで何か新しい事をやるとか、チャレンジしてくれないかしら。