塾長です。
昨日(米国11/4)の米株市場は、大幅上昇。
S&P500、3,443(+2.20%)
Nasdaq、11,590(+3.85%)
指標は
10月 サービス部門PMI(改定値)、56.9(予想56.0)
10月 ISM非製造業景況指数(総合)、56.6(予想57.5)
米ISM非製造業景況指数、10月は拡大ペース鈍る-新規受注低下 - Bloomberg
長期債券利回り急低下、ドル円は変わらず。
10年債、0.7680
ドル円、104.5030
なにはともあれ、大統領選。
バイデン優勢。トランプは法廷闘争に持ち込む構え。決まるまで、最低1か月はかかりそう。
そして、経済番組も、ほぼ選挙一色。
冒頭に書いたように、全体的には株価大幅上昇。
しかし、中身を見るとマチマチ。
順当なのは、エネルギー株の下落、ヘルスケア株の上昇。
予想から外れているのが、テクノロジー株の大幅上昇。VGT、+3.95%。QQQ、+4.46%。増税懸念があるにも関わらず。対中貿易摩擦懸念減少と、大手テックは民主党寄り(規制がかかっても大した事が無いという読み)だから?
カリフォルニア州で、Uber、Lyftなどの運転手を従業員として扱わなくて良くなったのも後押し。それぞれ株価は+14.59%、+11.28%上昇。
一番悪いのは、多分、地方銀行(regonal banks)。軒並み10%近く下落。これは長期金利低下が効いたのかな。大手銀行も振るわない。
インフラ投資期待で上昇していたCaterpillar(CAT)が大幅下落。-7.43%。利確なのか?
というように、急激な動きが様々あったので、市場が全てを消化するには時間が必要。
大統領選挙の日が過ぎただけ。
まだ大統領選挙の結果は出ていない。出たら出たで、暴動などもあるかも知れない。
経済イベントでは、FOMC(日本時間で明日早朝にパウエル会見)と、金曜日に雇用統計。
今(日本時間11/5、8:39AM時点)、株先物は下落基調。
楽しみは続く・・・。