塾長です。
昨日(米国11/5)の米株市場は、連騰。
S&P500、3,443(+2.20%)
Nasdaq、11,590(+3.85%)
【米国市況】S&P500が4月来の大幅高、ハイテク堅調-ドル安い - Bloomberg
選挙前に、Appleにエントリーできて良かった、良かった。利確したわけではないので、取らぬ狸ですが。
指標は、
新規失業保険申請件数、75.1万件(予想73.2万件)
失業保険継続受給者数、728.5万人(予想720.0万人)
米新規失業保険申請件数、予想上回る-回復ペースまだ不安定 - Bloomberg
債券は落ち着き、ドル急落、
10年債、0.7760
ドル円、103.4800
為替はワカラナイ・・・。
そして、FOMC後のパウエル会見:
FOMC声明:インフレ率、一定期間2%超の軌道まで金利維持 - Bloomberg
FRB議長、感染拡大「特に気掛かり」と警告-FOMC政策維持 - Bloomberg
現状政策(ゼロ金利、2%超インフレ容認)維持、債券・資産買取量の継続を表明し、「はやく財政出してくれ~」と訴えていた。
面白い質疑も無し。
少し新し目の質疑として、Q「FEDは環境に対して何かするつもりある?」、A「これは比較的新しい問題。世界中の中銀と連携してやっていく」、というのもあった。
個別株では、T-MobileやPelotonが好決算、Wynnが悪決算など。
Visaにこんな話題があったけれど、株価は上昇:
米司法省がビザ提訴、プラッド買収は反トラスト法違反と主張 - Bloomberg
日本では馴染みのない防衛産業ですが、Huntington Ingalls(HII)が決算&増配を発表したそうで、CEO マイク・ピーターズがCNBCに出演:
・パンデミック当初は生産に問題が発生したが、解決した。パンデミック後に、3,000人を雇用した。今は、見通しが立ちやすくなった。今後5年間、$3Bキャッシュフローというガイダンスを再確認した。
・民主党政権になった場合、2つの事を考える必要がある。防衛省(DoD)は外部からの脅威に対応する。それは両党一致する傾向にある。数世代の政権のもとで、shipを作ってきた。ここに大きな変化はない。
最新技術の活用という意味では、我々のサプライチェーンはほぼ100%が国内。我々は最新技術開発だけでなく、経済的に貢献できる[雇用を創出できるという意味]。我々の産業はユニークな位置にある。
・$45Bのバックログ(既注文)のうち、一番長いものは2032年。85%が今後5年間のもの。$22Bぶんは既にカネがついている。非常に強固な基盤だ。特にNavyの活動のテンポは、かつてないほど速い。彼らにshipは必要、shipに修理やサポートは必要。Navyのshipがそこにあれば、ほぼすべてのケースで我々もそこにいる。
・パンデミックが始まって、1、2か月は非常にタフだった。多くの労働者が出勤できない状況だった。我々は労働者を長期雇用することにフォーカスしている。わが社の中で、累計2千人ほどの患者がでた。今時点の患者は200人程度。夏よりも割合が低い。冬が来たらどうなるか分からないが、我々のチームは労働者を守るための適切なプロトコルを作った。
と、CEOは前向きな将来見通しを語ったものの、株価はあまり上昇せず。+0.72%の151.81ドル。
前の2四半期、決算ミスしたので、年初からの株価は低調。
こちらがHIIの株価、YTD:
バイデンが短期に製造業の雇用を増やそうとすれば、こういう会社(防衛産業)にカネを突っ込む可能性はアル。
”グリーン”では、すぐに雇用は生まれない。
個人的にはLMTの方が良いと思っている。防衛産業でもあり、航空産業(=米国が強い&大切にしている製造業)なので。
三菱重工が大型旅客機を作ると聞いた時には、日米の密約があるのかと思ったが、結局何もなかったみたい・・・。買収したボンバルディアの保守会社、どうするのだろう???