塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【Equinix】データセンター需要の高まりは、単なる需要の先食いではない。

塾長です。

素人からすると、オンプレは全てクラウドに移行し、クラウドサービスの中でも、AWS、Azure、GCP、Alibaba Cloudくらいしか生き残らないのでは?と思ってしまうかも知れないが、実はそれ以外のクラウドサービスプロバイダー(というか、データセンターサービス。ホスティング、ハウジング、コローケション)もまだまだ捨てたものではない。

そんなデータセンター&専用線サービスプロバイダー大手、EquinixのCEO チャールズ・メイヤーズがCNBCに出ていたヨ。

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・我々は、今の需要の増加を、需要の前倒し(pull forward)とは考えていない。デジタル変革によるサステイナブルな需要だ。消費者としてもデジタル変革を経験しているわけだが、事業側も同様だ。確かに在宅勤務による需要の一時的なスパイクはあったかもしれないが、それを需要の先食いとは見ていない。むしろ、力強く永続する需要のトレンドだ。

・4月に公表したシンガポール政府系ファンドGICとの協業(ジョイントベンチャー)は、2つ目になる※1。しばらく前に、我々はAWSMicrosoftGoogleなどのハイパースケール(データセンター)に対する需要を追求しようと決めた。JVを通じて、我々の資源をインターコネクトのビジネスに、GICの金融資源をハイパースケール側のビジネスに活用する。しばらく前に西欧で行ったJVに続き、この日本でのJVにとても興奮している。さらに、今後GIC、もしくは他のパートナーと組んで、この領域に進出するつもりだ。

・我々の顧客と会話すると、デジタル変革のデマンドはdurableだと感じる。彼らは、パンデミックの最中に、デジタル変革に準備ができていた会社がアウトパフォームしたのを目撃した。マクロ経済の状態とは独立して、多くの人々がデジタル変革にカネを使っている。デジタルによって、様々なビジネスの側面、全ての業界で変化が起きている。顧客とのつながりだけではない。普通に人々が考えるのは、オンラインでも買い物だろうが、従業員とのつながりだったりもする。在宅勤務がまさにそれだ。サプライヤーとのつながりもだ。ビジネスは今、アプリケーションによって動いている。そのアプリケーションがうまく動くかは、デジタル基盤に依存している。デジタル基盤は世界中に分散されている必要がある。そこでEquinixは顧客にクラウド接続面でヘルプすることができる。

 

※1:

エクイニクス、日本でのハイパースケーラー向けデータセンター開設に向け合弁会社を設立 - クラウド Watch

 

Yahoo Financeで見ると、Equinix, Inc.(EQIX)REITだと書いてある。なるほど、REITにして資金を集め、薄いマージンだけ取って、ほとんどの利益は分配してしまうのネ。

確かに、利幅が薄い一方、多くの資本が必要だから、REITには向いている。

 

 

他に有名なデータセンター企業といえば、SWITCH Inc.(SWCH)、Digital Reality(DLR)など。

SWITCHの巨大データセンターの動画を見たときは、度肝を抜かれました:

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11月には、こんなニュースも出てましたネ:

www.bloomberg.co.jp

 

IBMは、こういう企業にデータセンター事業を売ってしまうのではないだろうかと思ってマス。