塾長です。
昨日(米国4/7)の米株市場は、微増。
S&P500、4,079(+0.15%)
Nasdaq、13,688(-0.07%)
Russell2000、2,223(-1.60%)
【米国市況】S&P500最高値、FOMC議事要旨に反応-ドル上昇 - Bloomberg
債券、為替、コモ:
10年債、1.6530
ドル円、109.843
Bitcoin、56,625
ビットコイン採掘、中国の気候変動対策を損なう恐れ-研究調査 - Bloomberg
中国科学院大学と清華大学、米コーネル大学、英サリー大学の研究によれば、中国でのビットコイン採掘のエネルギー消費は2024年に約297テラワット時でピークに達し、炭素1億3000万トンが排出される見通し。
中国の大学が研究に参加(主導?)し、Bitcoinを叩いているということは、主要国全ての中央銀行がBitcoinを恐れている・反対しているってことになるかしら?ロシアが良く分からないけど。
そうすると、Bitcoinの将来は厳しいですネ。国には、法律で取引を規制する、Bitcoin取引で得た利益に重税を課す、といった手段がありますから。
経済指標:
2月 貿易収支、-711億ドル(予想-705億ドル)
米貿易赤字、2月は過去最大の711億ドル-輸出が大きく減少 - Bloomberg
財政・金融政策:
イエレン長官、米国は2兆ドルの企業利益取り戻せる-新税制案で試算 - Bloomberg
FOMC議事要旨、資産購入縮小の条件満たすにはしばらくかかる - Bloomberg
個別株に面白い話題は無し。
Piper Sandlerが米国10代のサーベイを公開したので、そちらをどうぞ:
Taking Stock With Teens® - Spring 2021
それに対する(基にした)CNBCのレポート:
・Piper SandlerがTaking Stock with Teens調査レポートを公開した。
調査は47州、7千人の10代(teensなので、正確には13歳から19歳)を対象。平均年齢は16.1。
食料品(food)に、ティーンは最もカネを使っている。消費総額の43%を占めた。男性でNo1、女性はNo2。女性の1番は服・アクセサリー。
上位と平均的にな所得を持つティーンが最も好むブランドは、Chick-fil-A(発音はチックフィレ)、Starbucks、Chipotle。Chipotleは平均的な所得のティーンにおけるシェアを伸ばした。Ticktockなどでのマーケティングキャンペーンのおかげ。Starbucksはコーヒーショップの中で最高だが、マインドシェアは若干低下(muted)。McDonald’sはトップ5に入っているが、マインドシェアは低下。ティーン全体では、full service brands(ウェイター/ウェイトレスが注文取って料理運んでくれるお店)よりも大幅にlimited service brandsを好む。
ティーンは、69%がワクチン接種を受ける予定と回答。秋は64%だった。81%がレストランで食事をする計画、秋には77%だった。
Chipotle買っておくべきだった・・・。
なぜこの調査が長期投資家にとって重要かというと、このティーン達が10年、20年後にたくさんお金を使うようになるので、企業やブランド価値の上昇・下落を推し量れるから。
このサーベイではfood serviceだけではなく、「電子商取引サイトでNo1はAmazon。2位はSHEIN」といった事も書いてあるので、皆さんも、サーベイを眺めて、自分の投資活動に活かしてみてはいかがでしょう?
ちなみに、SHEINは若い女性向け洋服通販サイト。日本語サイトもありますね:
Shop Trendy Women's Fashion | Womens Clothing | SHEIN ASIA
SHEINに限りませんが、こんな感じで一般女性がSHEINの服をYouTubeで紹介している。このビデオはSHEINがスポンサーになっているが、そうでないビデオもたくさんアップされている。SHEIN haulで検索するとたくさん出てくる:
こういうのを見ていると、消費行動が変わったよなーと感じます。一昔前はファッションショー、ファッション雑誌、実店舗しかなかったのに。
雑談っぽくなってしまいましたが、投資家が投資先を選ぶとき、その企業のデジタル戦略が重要だってお話(一例)でした。
雑談ついでに、haulというのは全購入品の意味で、Youtubeのタイトルなんかで「○○のお店で買った全商品を紹介するよー」って時に使われる。
なので、気になるお店やブランドがあったら、(お店の名前)+ haulで検索すると良いかと思いマス。例えば、Costco haulとか。
そのお店がどれくらい紹介されているか(人気があるか)、評判はどうか、Youtuberのスポンサーになってるんだー(←デジタル戦略の一部)とかが分かったりします。