塾長です。
昨日(米国5/18)の米株市場は、見事な右肩下がり。
S&P500、3,923(-4.04%)
Nasdaq、11,418(-4.73%)
【米国市況】株急落、企業業績や成長への懸念強まる-ドル128円前半 - Bloomberg
セクター別はこちら;
エネルギーと公益に若干抵抗した跡がある程度。反発需要が期待されている旅行関連も下落しており、降伏状態と言って良いでしょう。
原油、108.67
10年債、2.8860
ドル円、128.2320
Bitcoin、29,010
4月 住宅着工件数[年率換算]、172.4万件(予想176.5万件)
同[前月比]、-0.2%(-1.9%)
4月 建設許可件数[年率換算]、181.9万件(181.2万件)
同[前月比]、-3.2%(-2.7%)
米住宅着工と建設許可、いずれも4月に減少-ローン金利上昇響く - Bloomberg
エバンスさん発言;
シカゴ連銀総裁、中立やや上回る水準への利上げでインフレ抑制を想定 - Bloomberg
何が言いたいか良く分からない。インフレ率8%でも、FFレートをそこまで引き上げなくて良い理由でも聞かれたのかな?
なし。
Bloombergによるウクライナ情勢まとめ;
【ウクライナ】北欧2カ国のNATO加盟手続き、トルコが前進阻止 - Bloomberg
Walmartの期待外れ決算で注目されていたTarget。残念ながらこちらも期待外れ;
ターゲット株が急落、通期利益予想の下方修正を嫌気-コスト増が重し - Bloomberg
- 通期の売上高営業利益率は6%程度に-従来予想を2ポイント下回る
- 経費が落ち着く兆しはほとんど見られない-コーネルCEO
販売は衰えていないが、コストが利益を圧迫しているらしい。一番株には嫌な組合せ。強い消費意欲と、原材料高。インフレの高止まりを示唆している。
結果として、株は叩き売られ-25%。コロナ暴落を挟んで俯瞰できる5年チャートを見ると・・・;
コロナ直前の高値(2019年12月、129ドル)からはまだ高いが、トレンドラインは下回っている。スーパーマーケット株が欲しくて、次の景気拡大局面までホールドする気なら、そろそろ買っても良いのでは?個人的には、一般的に流通業は利幅が薄いので、お勧めしませんが。
昨日ひとつ書き忘れ。Costcoの決算は5/26 市場クローズ後。これにも注目。
Targetに限らず、様々な株の値段が下がってきたので、個別株を狙いたい。
例えば、Intel。AMDに押されているが、CPU市場がAMD1社独占になるとは思えない。そこが昨日の決算で下落(after hours)したCiscoと違うところ。
PER 7.03、Forward Yield 3.29%。
Intelの場合、パット・ゲルシンガーの経営手腕(←結構アヤシイ)と補助金の要素が強いので、注意は必要。下手に”勝負”に出たりしないで頂きタイ。
まだ高値圏にいる株もある。例えば、以前から欲しいと思っているWaste Management(5年チャート);
PER 33.8、Forward Yield 1.65%。全然落ちません。ここら辺の株が修正されない限り、”全面降伏”(=買い場)とは言え無さそうデス