塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【BofA サビタ】成長株から割安株へのローテーションは長期化する。

塾長です。

昨日(米国6/9)の米株市場は、アラアラ、って感じ。翌日5月CPIが出るので、その前に売ったのでしょうか?リークとかするんでしょうねぇ。

 S&P500、4,017(-2.38%)

 Nasdaq、11,754(-2.75%)

【米国市況】株続落、成長懸念で終盤に売り強まる-ドル134円台前半 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、121.18

 10年債、3.0440

 ドル円、134.4300

 Bitcoin、30,034

 

 

経済指標:

米新規失業保険申請件数、7月以来の大幅増-連休を含む - Bloomberg

 

 

金融政策:

ユーロ利上げ;
ECB、7月利上げを確認-9月に0.5ポイントの可能性も示唆 - Bloomberg

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

Bloombergウクライナまとめ記事が出なくなった。薄情なものネ。

 

 

個別株:

DocuSignが決算ミスで、叩き売られている(時間外);
DocuSign (DOCU) earnings Q1 2023

こちら5年チャート(チャートには昨日時間外で売られた株価は入っていないので注意);

DocuSign, inc. (DOCU) 5Y 2022/6/9 - Yahoo Finance

コロナ暴落前の高値は20年2月、約88ドル。下回っちゃいました。コロナ前より業績は良いし、これから上がるであろう金利(FFレート)もコロナ前とほぼ同水準の2.5%程度で打ち止めだろうと言われているのに。

コロナ前後で業績は上昇しているのに株価が下がってしまった株は、テクノロジー株の中に結構な数存在する。ナゼ??

 

Bank of America サビタ・サブラマニアン(Savita Subramanian)がテクノロジーセクターに超弱気発言をしていて、その辺りの理由を(ある意味)説明してくれている;

www.youtube.com

そのまま訳すと分かりにくいので、少し補足・意訳するとこんな感じ;

  • 株式市場では10年といった長期間、あるセクターが好まれ、他が嫌われる傾向にある。これまでの10年(もっとか?)好まれてきたのはテクノロジー株(成長株)。これからは割安株の時代が来る。それは長期間(少なくとも数年)続く流れである。多くの投資家はかつての傾向が続くと思いがちなので、テクノロジー株を見放すことができない、損をし続けるだろう。これは2008年金融危機でも見られた。投資家は金融株を3,4年間オーバーウェイトし続けた。
  • 次のリセッションでは、前回と違い、テクノロジーより銀行株の方が良い。
  • Cash is Kingである。金融株やエネルギー株はキャッシュを生み出している。銀行のバランスシートは金融危機時に比べてとても良い。貸し出しが少ない。リセッションへの耐性がある。

「セクターローテーションが起きている」と言われて久しいですが、それは長期化すると言っているのですネ。フムフム。

 

彼女の言い分がもっともだと思えば割安株を買えば良いし、トム・リーやキャシー・ウッドを信じるなら成長株を買えば良い。

どちらか決めたくなければS&P500。

もっと決めたくなければ全世界。

さらに決めたくなければ8資産均等(とか)。

投資に、学校テストのような正解は無い。

 

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