塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

Tesla販売不振で株価急落。ビジネスモデルに限界?

塾長です。

2023年、あけましておめでとうございます。

年明け最初の取引である昨日(米国1/3)の米株市場は下落でスタート。

 S&P500、3,824(-0.40%)

 Nasdaq、10,386(-0.76%)

【米国市況】株下落で2023年スタート、国債利回りは低下-131円付近 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、76.90

 10年債、3.7930

 ドル円、131.2000

 Bitcoin、16,677

 

 

経済指標:

 12月 製造業PMI、46.2(予想46.2)

 

 

金融政策:

なし。

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

なし。

 

 

個別株:

■ BlackStoneのREIT(BREIT)に新たな動き;

ブラックストーンの富裕層向け不動産ファンド、40億ドルの出資確保 - Bloomberg

UCインベストメンツはクラスI普通株式に40億ドルを投資する。この合意により、680億ドル規模のBREITは長期的な資金源を確保する一方で、カリフォルニア大は6年間の株式保有期間を通じて最低で年率11.25%の純リターンを得る

株に投資して、6年間最低11.25%のリターン。

そんな投資やってみたい!

既存株主との公平性とか、関係ないのでしょうか?

 

 

■ Tesla株下落;
テスラ株が一時14%下落、3四半期連続で納車台数が予想下回る - Bloomberg

2日のテスラの発表資料によると、10-12月期の世界納車台数は40万5278台と、ブルームバーグ集計のアナリスト予想平均(42万760台)に届かなかった。

 :

  同社の納車台数が予想に届かなかったのは、これで3四半期連続。3日には複数のアナリストが目標株価を引き下げた。

終値は-12.24%、108.10ドルでした。

あまり聴かない意見(Tesla車販売不振の原因)の一つに、「Teslaは新モデルを出していないので、消費者に飽きが来ている」というのがありました(誰が言っていたか失念)。

中国市場についての話だったかも知れない。中国では(欧米よりも)多数のEVメーカーが新型車を出して競っている。

普通の車メーカーは、消費者に飽きられないように、4、5年に1度メジャーモデルチェンジ、その間にマイナーチェンジを行う。オプション、色も多数取り揃え、多品種少量生産

それをやるから、製造工程が複雑になり、部品調達・在庫が難しくなる。マージンが減ったり、それを下請けに押し付けて・・・みたいな事が起きる。

一方、Teslaは少品種大量生産で利幅を上げる手法を取っている。アップデートはソフトウェアで行う。これで製造工程は複雑にならないし、金型、部品在庫の管理も簡単で、儲けの源泉(の一つ)。ゆえに、そう簡単に「消費者が新しいデザインを欲しているので、face liftしまーす」とは出来ない。

もし、少品種大量生産(で利幅を得る)というTeslaのビジネスモデルがある種の限界に達したというのであれば・・・、オオゴト。

 

また、Teslaが差別化要素の一つとしている自動運転についても、中国メーカーは同等機能を提供しているように見える(↓);

www.youtube.com

EV補助金は政府のサジ加減一つだし(どこの国でも)、2023年はTeslaにとって審判の年になるかも知れません。

 

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