塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【レオン・クーパーマン】強気相場はしばらく来ないが、既に底を付いた株があり10%リターンが見込めるゾ

塾長です。

昨日(米国1/5)の米株は、タイトな雇用市場を示すデータが出て、反落。

 S&P500、3,808(-1.16%)

 Nasdaq、10,305(-1.47%)

【米国市況】株反落、労働市場堅調で利上げ継続観測-ドル上昇 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、73.95

 10年債、3.7200

 ドル円、133.3840

 Bitcoin、16,831

 

 

経済指標:

 12月 サービス業PMI、44.7(予想44.4)

 12月 コンポジットPMI、45.0(44.6)

 

米ADP民間雇用者数、予想上回る23.5万人増-中小企業で伸びる - Bloomberg

・12月の米民間雇用者数は23万5000人増-市場予想は15万人増
・前月は18万2000人増(速報値12万7000人増)に上方修正

 :

 ADPのデータでは、賃金上昇ペースは12月に急減速したことが示された。仕事を変えた人は賃金が前年比で15.2%上昇と、過去10カ月で最も低い伸び。同じ仕事にとどまった人では、賃金の伸び率の中央値は7.3%と、11月(7.6%)から鈍化した。

米国では、職を変えると賃金上昇幅が2倍になる。

Vital Knowledge MediaがFRED(セントルイスFEDが運営するサイト)のデータを引用して、「10人雇用したら7人が辞めている」とツイートしていた;

こんなに人が入れ替わったら、職場は大混乱、生産性も何もあったもんじゃない、という感じでは?

ちなみに、誰一人語っていないが、この中にはフルタイムのリモートワークを2つ(以上)掛け持ちしている人が少なからず存在すると想像しています(完全な想像、裏付けデータ無し)。

もしパフォーマンスが悪く解雇されたとしても、それまでに3か月程度はかかるでしょう。その間の給料はもらえる。クビになった後は、別のリモートワークを見つければOK。

 

 

米新規失業保険申請、昨年9月以来の低水準-継続受給者も減少 - Bloomberg

・先週の新規失業保険申請件数は前週比1万9000件減の20万4000件
 ・エコノミスト予想の中央値は22万5000件
 ・前週は22万3000件(速報値22万5000件)に修正
・失業保険の継続受給者数(昨年12月24日終了週)は2万4000人減の169万4000人

 

 

金融政策:

ジョージさん、ボスティックさんの発言;
米インフレ「あまりに高過ぎ」、24年も金利5%超維持を-連銀総裁ら - Bloomberg

 

ブラードさん、「7%まであるヨ」なんて言っていたのに、どうしたの?;
セントルイス連銀総裁、政策金利は十分に高い水準に近づきつつある - Bloomberg

ブラード総裁は昨年タカ派的発言が多かったが、この日はそこまでのトーンではなく、「政策金利は十分に景気抑制的と見なされ得る領域にはまだ入っていないが、それに近づきつつある」と語った。

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

なし。

 

 

個別株:

MicrosoftがBing(検索サイト)にChatGPT採用?;
マイクロソフト、オープンAIのチャットボットに期待-ビング向上で - Bloomberg

これが成功しても、Googleから広告シェアを奪って・・・となるのは、数年かかりそう。

楽しみに待っています。

 

 

■ Bed Bath and Beyondに倒産危機;
ベッド・バス、破産法申請含む選択肢模索-継続企業の前提に疑義 - Bloomberg

昨日の終値は-29.88%、1.6900。ペニー株まであと少し。

以前、どこかのアナリストが「BBBYが潰れれば、客はTargetに行くので、Targetに追い風」と言っていました。

 

 

■ 今日の〆はレオン・クーパーマン

  • 株式市場への見方は、以前とほとんど変わらず、弱気。良い点があるとすれば、皆が株に弱気になったこと。強気相場はしばらくやってこない。
  • 株式市場は一枚岩・均質(monolithic)ではなく、不均一(heterogeneous)である。通常の弱気相場は1年続く。既に底を付けた株はいくつもある。しかし、(長らく続いたゼロ金利で)需要の先食いをしてしまった。

 

  • 私は古い型の人間なので、10年債利回りが3.7%では買わない。2年債を4%で買っても、株は平均すると10%上がるかも知れない。私は株の男(an equity guy)である。私は9、10、12%の(利回りの)株を探すことができる。

 

  • 私はFEDを信用していない。インフレは急激に下がるだろう。3,4%まで。FEDはそれで良いと思うだろうか。今年末までにリセッションになるだろう。ピークから35%下落すとして、3,000の下の方。少なくとも3,600以下になる。

 

  • 私はfree cash flow、優秀な経営者(intelligent management)、株価に対して良いリターンが得られる株を探す。重要なのは忍耐、待つこと。待っている間、配当を得たい。株が安い時、自社株買いをする会社が良い。株の数が減れば、私の持ち分が増える。安く放置されている株のownershipが増えるのは歓迎だ。
  • 一つ例を挙げよう。私は相対的にエネルギー株の持ち分が多い。エネルギーは魅力的である。世界経済が再開し、旅行需要が増加する。中国はロックダウンから出てくる。SPRを補充しなければならない。ロシアからの供給は減っている。SPRの補充に生産が追い付いていない。なので、私はキャッシュフローの3倍で売られている株をたくさん持っている。最も好きなのが、Paramount Resouces(POU)である。カナダの会社だ。15%増産、普通ではない。6%利回り。1ドル増配。債務無し。自社株買いをするだろう。経営陣が$2Bの株を持っていて、インテリジェントな行動をするだろう。他のエネルギー会社の株を持っているが、それが評価されていない。

 

ということで、

・リセッションになるので、株式市場全体でみると価格は下がる。しかし、一部の株は底をついた。

・正しい株を選べば、10%以上のリターンが得られる。

国債利回りは高くても4%。正しい株を見極められる人にとっては魅力的ではない。

・正しい株の一例はParamount Resouces。

だそうです。

 

・・・。

 

インデックスにしておきます。

レオン・クーパーマンのような能力、経験、リソースを持ち合わせていないので。

 

ーー

ランキングサイトに登録しています。いつもポチっとして下さり、ありがとうございますm(__)m

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村


米国株ランキング