塾長です。
昨日(米国6/30)は週末、月末、上半期最終日。
7/4(火)は独立記念日なので、3日をお休みにする人も多いでしょう。彼らにとっては実質的な4連休の前日。
S&P500、4,450(+1.23%)
Nasdaq、13,787(+1.45%)
【米国市況】ナスダック100、AIブームで上期に歴史的上昇-円反発 - Bloomberg
ナスダック100指数は、上期(1-6月)としては過去最大の値上がりとなった。個別銘柄ではアップルの時価総額が3兆ドル(約434兆円)に到達した。
原油、70.45
10年債、3.8190
ドル円、144.2610
Bitcoin、30,462
5月 個人所得[前月比]、0.1%(予想0.3%)
5月 個人支出[前月比]、0.1%(0.3%)
5月 PCEデフレータ[前月比]、0.1%(0.2%)
同[前年同月比]、3.8%(3.8%)
5月 PCEコアデフレータ[前月比]、0.3%(0.5%)
同[前年同月比]、4.6%(4.7%)
6月 シカゴPMI、41.5(44.1)
6月 ミシガン大学消費者信頼感指数、64.4(63.9)
米PCE価格指数の伸び鈍化、実質消費は横ばい-景気失速を示唆 - Bloomberg
米消費者、予想上回るセンチメント改善続く-ミシガン大学統計 - Bloomberg
米国では6月後半も消費者のセンチメント改善が続いた。一方で短期のインフレ期待は約2年ぶりの低い水準に抑えられた。
シカゴ連銀総裁、7月利上げの是非判断するにはさらなるデータ必要 - Bloomberg
■バイデン政権の目玉政策である学生ローン免除を最高裁が違法と判断;
米最高裁、学生ローン返済免除は権限「逸脱」-バイデン大統領に打撃 - Bloomberg
■フランスで暴動が起きているが、株は下がっていない。
暴動の様子;
宗主国は大変だ。日本は戦争に負けて良かったのかも・・・、というのは言い過ぎ?
こちらCAC 40年初来;
■Constellation Brandsが決算;
コンステレーションが決算受け下落 ビール事業は好調もワイン・スピリッツが冴えない=米国株個別 | 個別株 - 株探ニュース
アルコール飲料のコンステレーション・ブランズ<STZ>が取引開始前に3-5月期決算(第1四半期)を発表し、売上高、1株利益とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の1株利益の見通しは予想を上回っている。
競合のアンハイザー・ブッシュインベブのバド・ライトに対する消費者の反乱の恩恵を受け、同社のモデロ・ブランドの売上高が業績を押し上げた。同社のビール事業は11%の増収を報告し、モデロ製品だけでなく、コロナ・エキストラとパシフィコも伸びた。
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ただ、株価は下落。ビール事業は堅調だったものの、ワイン・スピリッツが冴えなかったことが嫌気されているという。
Bud Lightのオウンゴールで勝ち組となったが、株価は-0.29%、246.13ドルと冴えない。
”下落”というよりは「織り込み済みでヨコ」と言った感じ。
■最近、Goldmanの悪いニュースが目につきます;
ゴールドマン、M&A助言トップの座失う-JPモルガンが上期の首位 - Bloomberg
ゴールドマン、 アップルとの提携解消を検討中-報道 - Bloomberg
ゴールドマン、マネジングディレクター約125人の削減開始 - Bloomberg
ゴールドマン、ソロモンCEOの盟友モンタグ氏を取締役に指名へ - Bloomberg
取締役会が定期的にメンバーを入れ替えるのは日常的なことだが、かつてゴールドマンでソロモンCEOに近い立場で働いていたモンタグ氏の起用からは、会長も兼任するソロモンCEOが自身への支持を固めようとしていることが示唆される。ソロモン氏のCEO就任から5年がたとうとしている今、同氏の当面の去就に関する臆測を払拭(ふっしょく)する一助になるかもしれないと言う幹部もいる。
株価は特に悪くない。こちら、5年チャート;
少し気にしておきましょう。
■〆は先日弱気転換していたジェレミー・シーゲル教授;
ー1Hは良かったですね。2Hも持続するでせようか?
・私の予想は1年で15%上昇だったが、既にそれを超えてしまった。経済データ、経済活動、実質成長は間違いなくFEDの予想を上回ったし、全ての人の予想を上回った。
テックで起きているのは、テック投資家にっとては、Win-Winだ。リセッションは起きていないし、長期の資産になるほどその影響を受けない。もしリセッションになったとしても、FEDが利上げを止めるし、利下げするかも知れない。それは長期資産にとって良いことだ。すなわち、経済に何が起きてもテックには良い方向に働くのだ。
テック以外は利益の14、15倍で取引されている。テックは25倍、30倍、35倍だったりする。最近その差は拡大してきた。しかし、市場は何があっても前に進み(the beat is going on)、まるで「誰が悪者FEDなんて怖がるもんか!」と言っているようだ。
ー年後半も続くと思っていますか?どれくらい?
・とても長く続く可能性がある。長期投資家にとっては転換点(turn)を言い当てるのは難しい。しかし、まだ市場にはモーメンタムがある。(転換させるためには)とても弱い経済データや企業決算が必要だ。nVidiaで見たのと反対のものだ。通常それは1つではない。まず1つ目が来て「おっと」となり、2つ目で「うわー!」となり、潮目が変わる。今の所1つ目も2つ目も来ていない。Wall Streetで良く言われるのは「トレンドを友達にしろ(make the trend your friend)」だ。
ーキャッチアップ・トレードが起こるでしょうか?あなたはテックだけが買われて、他は安いと指摘していた。出遅れている金融、エネルギーなどがキャッチアップするでしょうか?
・以前から警告してきたように、FEDが引締め過ぎるのを恐れている。私は混乱している。前回FOMCは2.5週前だった。その後に出たインフレ関連指標は予想値と同じか、下回っている。それでもFEDはアグレッシブな言い回しを強めている。成長を悲しんでいる。「こんなに成長してはダメだ」と。それは危険な経済の見方だ。我々は成長が欲しい。インフレを伴わない成長を。
なので、私は年後半、上向きよりも下向きリスクの方が大きいと思う。
しかし、トレンドは長く続く可能性がある。短期的にトレンドが折れる兆候はない。
前回インタビューよりも、少し前向きな発言でした。
「株高トレンドは長続きする可能性がある」と。
しかし、年後半にはFEDの過剰利上げで経済が腰折れするのではないか?と警戒感を弱めていない。
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