塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【ジム・ビアンコ】個別株選定力を再学習しろ【いえ、中国株をまるっと買います】

塾長です。

昨日(米国2/17)の米株はチョイサゲ。

 S&P500、4,079(-0.28%)

 Nasdaq、11,787(-0.58%)

【米国市況】S&P500種は小幅安、FRBタカ派姿勢で-134円台前半 - Bloomberg

 S&P500種株価指数は一時1%下落していたが、下げ幅を縮小。生活必需品株や公益事業銘柄が買われた。週間ベースでは0.3%安。一方、ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は週間で0.4%上昇した。

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、76.33

 10年債、3.8280

 ドル円134.1140

 Bitcoin、24,635

 

 

経済指標:

なし。

 

 

金融政策:

ボウマン、バーキン

ボウマンFRB理事、利上げ継続が必要-インフレ抑制に向け - Bloomberg

リッチモンド連銀総裁、0.25ポイント利上げを支持-対応の柔軟性指摘 - Bloomberg

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

なし。

 

 

個別株:

■ 決算はDeere、AutoNation。Deereはともかく、AutoNationが好決算だったのは驚き。

Deere profit beats forecast, 2023 outlook raised; shares jump 6% | Reuters

Solid fourth-quarter earnings push AutoNation stock to an all-time high

・Solid earnings from AutoNation propelled the car dealer’s stock to a new all-time high and its best day in nearly three years.
・The Florida-based dealership group reported an adjusted earnings per share of $6.37 and revenue of $6.7 billion for last quarter.
・AutoNation closed at $157.30 a share, marking a new high for the auto dealer’s stock following an 11.4 % increase to end the week.

 

 

■ 今日の〆はジム・ビアンコ;

www.youtube.com

ーNo Landingは実現するでしょうか?

・そうはならない。No Landingが意味するのは、経済が成長し続けるということ。もし経済が成長し続けるなら、FED金利を下げる理由がない。インフレが2%目標に達しなければ、利上げもある。今週、(債券)市場は、この利上げサイクルで初めて、FEDの予想よりも多い利上げを織り込んだ。市場は、6月、5.5%になると予想している。もし経済が成長し続けるなら、さらに金利は上がるだろう。

ーno landingは経済の長期成長を意味する。しかしその兆候はない?

・全てはインフレだ。投資家が望んでいるのは、インフレが2%に戻ること。そのためには経済が遅くなる必要がある。経済が減速しなければ、ブラードが7%と言っていたように、FEDはいつまでも金利を上げて行く。それが「FEDは何かを壊すまで金利を上げ続ける」の意味だ。

ー幾人かの投資家は長期インフレ率3、4%を受け入れるべきと言っている。

FEDが3、4%インフレ率を受け入れると考える投資家はおとぎの国に住んでいる。去年秋以降、パウエルは同じ質問をされており、これ以上ない程明確に3、4%を目標にするのを拒否している。これで話は終了。彼らは2%になるまで金利を上げる。2%を達成できるだろうか?インフレは固着的。これはコロナ後経済によるものだ。2019年までのルールは通用しない。3、4%のインフレ率が続くだろう。だからと言って、インフレ目標を3、4%にすればよい、という事にはならない。もしそうすれば、国民の50%が$1000以下の貯蓄しか持っておらず、彼らを殺してしまう。FEDは株式市場が難しい状況になっても、人々をインフレに対応するためdollar tree(激安ショップ)に送るような事はしない

ーNo Landingを信じて買っている人がいます。このような状況で値下がりする株は?

・fancyな呼び方をするとlong term assetsだ。これらは金利の影響を最も受ける。テクノロジーや成長株。これらは将来カネを生む予定で、今は生んでいないから。Zoomの10年後の利益を高金利の元で割り戻せば、とても小さくなる。

 うまく行く株は、今日カネを生み出している会社。エネルギー、工業、消費者向けの景気循環ではない企業。これらの会社は、今から5年後の儲けがいくらになるか気にしなくて良い。

 もう一つ言っておきたいのは、これからの市場はstock pickingになるという事。「エネルギー株を買う」「テクノロジーを売る」ではなく、どのエネルギー会社を買うか、どのテック株を売るか?が重要になる。今まではETFに駆動されてきた。S&P ETFを買っているうちに、500社もあるのだから、上がる株もあれば下がる株もあるというのを忘れてしまう。これが20年続いた。正しい株を選ぶ(stock picking)方法を再学習しなければならない。

ー今後の見通しは?

年初、nVidia、Teslaなどの成長株が株高を牽引した。金利5%以上になれば、エネルギーなどにカネが戻るだろう。

激安店の何が悪いというのか?日本の人々は嬉々としてダイソー業務スーパー、ドンキに通ってますよ?

・・・。

これが面白いことに、アメリカの安い店はダメなのです。平気で賞味期限切れ商品を並べていたり(但し、これは高級店でもたまにある)、包装が破れていたりするので、気楽に買い物ができない(一つ一つ自分で検品する必要がある)。

スシローペロペロが大ニュースになる日本はとても暮らしやすい。

 

逆に、日本の小売・サービス業を輸出すれば良いのにと思うが、文化?教育?の違いがあり、実現は難しそう。

それを変えられるのは(協働)ロボット。

協働ロボットで良い株があれば、是非買いたい。

 

先日訪れたガストに配膳ロボットと無人会計機が導入されていました(株主としてコストカットする姿勢に満足)。

Diamondの記事によると配膳ロボットは中国メーカー製(日本経済下の生活者として残念);
ガスト、バーミヤンの猫型ロボットも!日本人が知らない中国製ロボットの驚異 | China Report 中国は今 | ダイヤモンド・オンライン

個別株は怖いし、どのロボットメーカーが勝ち抜くかを見分けられる人がいるとは思えないので、中国株をまるっと買っておこう。

ジム・ビアンコのお勧めと正反対でスミマセン。

ガスト配膳ロボット - 筆者撮影

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