塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

最高値比、Verizon△44%、AT&T△66%。

塾長です。

昨日(米国7/21)の米株は午前中のアゲを消してヨコ。週間で見てもヨコ。

 S&P500、4,536(+0.03%)

 Nasdaq、14,032(-0.22%)

【米国市況】ハイテク株に決算絡みの売り、円は対ドル141円台後半 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、76.83 

 10年債、3.8370

 ドル円141.7700

 Bitcoin、29,929

 

 

経済指標:

なし。

 

 

金融政策:

次回FOMCは7月25、26日。

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

なし。

 

 

個別株:

■決算だったのはAmerican Expressなど;

アメックス、4-6月は総収入が予想下回る-カード利用額の伸び鈍化 - Bloomberg

米クレジットカード会社アメリカン・エキスプレス(アメックス)の4-6月(第2四半期)決算では、総収入の伸びがアナリスト予想を下回った。顧客のカード利用額が約2年ぶりの低い伸びとなったことが背景にある。

株価は-3.89%、170.22ドル。

 

 

AT&T、Verizonの鉛問題について、米国通信業界団体 US Telecom CEOがインタビューを受けていた。

www.youtube.com

ーこれはどれくらい大きな問題ですか?

・ここ数日は憶測が飛び交った。それが理由で我々は事実を公表した。多くの心配に対応できるだろう。根本的な事実は鉛で被膜されたケーブルはとても少ない。その多くが公共のアクセスがない場所にある。我々は環境保護、健康、安全をとても大切にするつもりだ。今までもそうだったし、これからも。

ー全てのケーブルではない。AT&Tは200万マイルのケーブルのうち、10%と言っている。それは200,000マイルだ。大量だ。2/3が深く埋められていて、手が届かないので、問題ではないと言っている。すなわち、A&Tだけでも空中か、水中にある。66,000マイルのケーブルを検査しなければいけなくなるかも知れない。Environmenta Defence FundはLake Tahoeで見つかったようなケーブルを除去したくない、そうしたら何が起きるか分からない、と言っている。少なくとも数万マイルのケーブルを検査しなければいけない。一部は1880年までに遡る。鉛の使用をやめたのは1950年代初頭。とても古い。誰もそれらについて考えていなかった。株価に影響を与えた。AT&Tは30年来の安値。Verizonは13年来安値。AT&Tは声明を出して、少し戻したが。Environmental Defince Fundの鉛の専門家でさえ、考えていなかった。どうするつもりか?

・それら企業がやっていることをやるだけだ。WSJが指摘したような場所でテスト。従業員に検査を提供する。企業の時間と費用を使って。我々は規制当局、政治家と緊密、建設的に働いている。Telecomcablefacts.comに事実を公表した。鉛で保護されたケーブルは一部に過ぎないということを強調しておきたい。case by case、side by sideで対応したい。

ー昨日、EDFの専門家を呼んで話をきいた。彼はこの問題が起きたことに驚いていた。あなた方にとって、驚きだったか?

・米国通信業界のケーブルはドキュメントが残されている(well documented)。あなたが言ったように、これらのケーブルは1880年から1950年代に使われ、その後、プラスティック、ファイバーが使われるようになった。我々は科学に準ずる。事実に準ずる。それに従って行動する。

 一つ言いたいのは、WSJに何度も仮説の元となったデータを要求しているが、彼らは渡してくれない。それらを使ってテストをしたいのに。WSJはデータを共有すべきだ。

・well-documentedかもしれないし、鉛はPCBなどと違って自然界に存在する物質、鉛パイプの問題もあるが、鉛に晒されるかも知れない従業員に対してどう対応するつもりか?

ーまず、求める従業員に検査を提供する。

 科学的に、鉛被膜の存在がすぐさま健康問題になるわけではない。規制当局、政治家とともに問題を解決する。科学に準ずる。テストを続ける。

 強調しておきたいのは、我々は事実を公表する。全米のケーブルインフラに対して鉛が使われているのは一部である。 

インタビューの雰囲気は悪い。US Telecom ジョナサン・スパルターは守り一辺倒。

「事実、科学」と言っているが、残念ながらそれらは関係ない。

事実がどうあろうとも、住民、従業員から集団訴訟を起こされる(一儲けしてやろうと考える弁護士がたくさんいる)。

問題の複雑さから言って、長期化は必至。

J&Jのベビーパウダー、3MのPFASみたいになりそう。

最悪、PG&Eのようになるかも?(2019年、山火事賠償金で破綻→2020年、経営再建)

問題の規模がある程度判明するまで、株はuntouchable。

その後も、報道(〇〇地区で新たな鉛被膜ケーブルが見つかった、△△で集団訴訟が始まった、□□で一部和解・・・、)があるたびに株は上下。

Well-documentedと言っているくらいなので、過去のメールを漁れば、経営陣が問題を知っていて放置していた疑惑も出てきそう。

AT&T、Verizonが潰れるとは思わないが、ケーブル置換え費用、訴訟費用、賠償金額によっては配当金を減らすかも。

 

先日はAT&T株価チャートを張ったので、今日はVerizonを確認(5年間);

Verizon 5Y 2023/7/21 - Yahoo Finance

Forward Yield 7.76%。

最高値は2019年8月、60.47ドル。

それと比べると、株価は△44%。

 

ちなみに、AT&Tの最高値は2000年8月、43.57。今は△66%、14.76ドル。

 

個別株コワイ。

 

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