塾長です。
昨日(米国7/31)の米株は上昇。注目決算・経済指標の発表なく、市場は静かでした。
S&P500、4,588(+0.15%)
Nasdaq、14,346(+0.21%)
【米国市況】株は続伸、S&P500種は5カ月連続上昇-一時142円68銭 - Bloomberg
原油、81.71
10年債、3.9590
ドル円、142.3170
Bitcoin、29,229
7月 PMI、42.8(予想43.2)
シカゴ連銀総裁、次回FOMCで利上げ停止を支持するか決めていない - Bloomberg
米財務省、7-9月期の借り入れ必要額見通しを1兆ドルに上方修正 - Bloomberg
7月31日に財務省が公表した新たな見通しは1兆ドル(約142兆円)と、5月に示した従来予想(7330億ドル)を大きく上回った。7-9月期としては過去最多となったほか、一部ウォッチャーの予想を上回った。
なし。
■決算はOn Semiconductor、SoFIなど。
Stocks making the biggest moves midday: SoFi, ON Semiconductor, Disney, Sweetgreen and more
SoFi’s stock pops 20% as earnings bring numerous positive surprises - MarketWatch
■今日も弱気派の言い訳をひとつまみ、ふたつまみ。
Canaccord トニー・ドワイヤー;
- まだリセッションが来ると思っているが、私は間違っていた。
- 去年10月から、テクニシャンの勝ちだ。しかし去年夏から見れば、株価はヨコ。
- 市場の短期金利が下がらない限り、私は根本的な強気になれない。
一応間違いは認めているが、敗北宣言ではない。
こちらはEcercore ISI ジュリアン・エマニュアル
- 株式市場は歴史上最もモメンタムによって動いている。3月の銀行危機以来、年率にするとNasdaqは100%上昇した。
- 市場は恐怖と強欲(fear and greed)に分岐している。強欲側はAI。エネルギーやヘルスケアは恐怖によって動いている。
- 8、9月になると季節性で株価は下がる。ムードによるものかも知れない。9月に下がらなかった年は、2018年、2007年。何があったかいう必要もないだろう。
- 年初、年末S&P500予想を4,150としていた。リセッションが来ると思っていた。
- 今回4,450に引き上げた。(今より下がるのは)バリュエーションが高すぎるから。
こちらもリセッションの可能性を捨てていない(企業利益が伸びると思っていない)。
市場がモメンタムで動いていると思うなら、年末S&P500予想は5,000、もしくは、逆転して3,600(2022年底)、そんな予想すべきでは?
「で、どっちに行くの?」という疑問が沸くわけですが、こちらの動画(↓)では、オンライン証券会社 IG North America CEO JJ キナハンがこんな事を言っている;
- 「ここ数週間、個人投資家は個別株の取引を増やした。強気な証拠。しばらくの間、彼らはインデックスETF、すなわちSPYやQQQを50%の割合で取引きしていた。それが正常化し、30~35%に下落した。残りは個別株。ここ数か月はApple、Tesla、nVidiaなど。特に過去2週間でMicrosoftは現物、オプション合わせて70%増加。強気が多い。Netflixは120%増加。Microsoftよりも強気が多い。個人が個別株を買うとき、通常それは長く続くサインである」
このインタビューではボリュームについて触れていないのですが、個人投資家の参加が増えているなら、株価ピークは近いかも?
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