塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【フェリックス・ズーロフ】2024年、株は1Qに高値をつけ、後半暴落。次の10年間、パッシブ投資は期待外れに終わる。

塾長です。

昨日(米国12/21)の米株は上昇。一昨日の急落は何だったのでしょう?BloombergはゼロDTEが原因だと言っているようですが。

 S&P500、4,746(+1.03%)

 Nasdaq、14,963(+1.26%)

【米国市況】株はインフレ指標控えて反発、利回り上昇-142円台前半 - Bloomberg

  前日の米国株は午後に急落したが、一部の市場関係者はゼロ・デー・オプションと呼ばれる24時間以内に期限が切れるプットオプションの大規模な取引が下げを加速させたとみている。一方、インフレ鈍化と利下げ期待という大きな流れの前では、そうしたスピード調整は長くは続かないと、市場関係の多くは指摘する。

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、73.86

 10年債、3.8940

 ドル円、142.0540

 Bitcoin、43,871

 

 

経済指標:

 12月 フィラデルフィア連銀景況指数、-10.5(予想-3.0)

 

米失業保険申請件数、予想ほど増加せず-継続受給者数ほぼ横ばい - Bloomberg

  変動のより少ない失業保険申請件数の4週移動平均は21万2000件と、10月以来の低水準となった。失業保険のデータは、年末近くになると祝日の影響でノイズが増えることがある。

 

 

金融政策:

なし。

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

■皆さんクリスマス気分かと思ったら、米中がバチバチやっている;

米国「レガシー半導体」でも対中規制を模索、商務省が調査開始へ - Bloomberg

米政府、EV含む中国製品への関税引き上げを検討-来年早々に結論か - Bloomberg

中国、レアアース技術の一部輸出を停止-外国の産業育成阻止が狙いか - Bloomberg

 

 

個別株:

NIKEが決算;

ナイキ、20億ドルのコスト削減目指す-中国販売は市場予想下回る - Bloomberg

Here's What Key Metrics Tell Us About Nike (NKE) Q2 Earnings

Nike (NKE) reported $13.39 billion in revenue for the quarter ended November 2023, representing a year-over-year increase of 0.6%. EPS of $1.03 for the same period compares to $0.85 a year ago.

The reported revenue represents a surprise of -0.05% over the Zacks Consensus Estimate of $13.4 billion. With the consensus EPS estimate being $0.84, the EPS surprise was +22.62%.

売上×、利益〇。

ふ~ん、という感じの決算ですが、-11.74%、108.09ドル(時間外)。

 

 

■CNBC、Bloombergともにオモシロイ話が無かったので、数日前にupされていたフェリックス・ズーロフのインタビューでも紹介しておきましょう。

彼はマクロで、弱気の人。去年の今頃も多数メディアに出演し「2023年前半リセッション→株暴落→巨額金融・財政出動」と言っていた。今振り返ってみると、同じような事を言っていた人が多かったですネ。そして予想は盛大に外れました。

さて、2024年の予想はというと・・・;

www.youtube.com

  • 世界で対立・紛争が増加し、構造的にインフレ。
  • 来年の株価は1Qに高値に達し、後半暴落。
  • 暴落は買いのチャンス。金融・財政支出がある。
  • 今後10年、株はボラが高いが、パッシブ投資(インデックス投資)は期待外れに終わる。
  • 1年~1.5年単位で訪れるミニ・サイクルに乗ることで儲けることができる。市場のタイミングをはかるのは難しいし、やるべきでないと言われているが、私はそういう時代を生きてきたので、私にはできる。
  • 2024年後半に予想している暴落は、経済の弱さというより、Magnificent7に集中していることで下げ幅が拡大する。
  • 2024年前半の経済は強く、後半にリセッション。
  • 60、70年代のように物価は上がり続ける。西側先進国 vs BRICSの対立でコモディティ価格が上昇する。しかし、CPIの計算方法を変えているのでCPIに表れない(表れにくい)。
  • 債券利回りは上昇する。政府は高金利に耐えられず、YCCが必要になる。
  • 高インフレ・高金利により、2020年代後半には社会が不安定化する。
  • ゴールドが高インフレ(貨幣の減価)のヘッジになる。
  • 2024年、日本以外の世界の中銀が利下げに転じ、円が強くなる。

ということで、新しい話(Magnificent7)も交じっていますが、基本的には去年と同じ予想を後ろにずらしただけでした。

 

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