塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【エド・ヤーディーニ】2024年、株に強気になる12の理由。団塊世代は散財し、その子供世代も遺産を期待してカネを使う。

塾長です。

昨日(米国12/22)はPCEが低く出たので、祭りが始まるかと思いましたが、ホドホドでした。

 S&P500、4,754(+0.17%)

 Nasdaq、14,992(+0.19%)

【米国市況】S&P500種が8週連続上昇、利下げ観測強まる-142円台 - Bloomberg

 クリスマス休暇を控えた薄商いの中、S&P500種は午後に一時下落するなど、やや値動きが荒くなった。同指数は週間ベースではこの5年余りで最長となる8週連続の上昇を記録。ハイテク株の比重が高いナスダック100指数も8週連続の上昇と、2021年7月以降で最長の上昇局面となった。

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、73.49

 10年債、3.9010

 ドル円、142.4010

 Bitcoin、43,984

 

 

経済指標:

 11月 耐久財受注[前月比]、5.4%(予想2.6%)

 11月 耐久財受注・コア[前月比]、0.5%(0.1%)

 11月 個人所得[前月比]、0.4%(0.4%)

 11月 個人支出[前月比]、0.2%(0.2%)

 11月 PCEデフレータ[前月比]、-0.1%(0.0%)

 同[前年同月比]、2.6%(2.8%)

 11月 PCEコアデフレータ[前月比]、0.1%(0.2%)

 同[前年同月比]、3.2%(3.4%)

 11月 新築住宅販売件数、59.0万件(68.8万件)

 同[前月比]、-12.2%(1.3%)

 12月 ミシガン大学消費者信頼感指数、69.7(69.4)

米PCE、コア価格指数が予想下回る伸び-利下げ観測を後押し - Bloomberg

  個人消費を支える実質可処分所得は0.4%増加と、3月以来の大きな伸びとなった。

  インフレ調整前の賃金・給与は0.6%増で、こちらも8カ月ぶりの大幅増。貯蓄率は4.1%に上昇した。

 

米新築住宅販売は予想外に減少、1年ぶり低水準-一時的な後退か - Bloomberg

 新築住宅の販売価格(中央値)は前年同月比6%下落し、43万4700ドル(約6190万円)。

  11月末で売りに出されていた物件は前月から増加し、ほぼ1年ぶりの高水準となった。増加は4カ月連続。

 

米1年先のインフレ期待、21年3月以来の低水準-ミシガン大調査 - Bloomberg

 

 

金融政策:

なし。

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

なし。

 

 

個別株:

■注目決算なし。

 

■〆はエド・ヤーディーニの週のまとめ動画。今週のテーマは「2024年、(株に)強気になる12の理由」;

www.youtube.com

そのリストがこちら;

  1. 金利がノーマルに戻る
  2. 消費者には購入力がある
  3. 家計には富と流動性がある
  4. 労働力への需要は強い
  5. オンショア化(製造業の国内回帰)のブームが資本投資を押し上げる
  6. 住宅市場は回復する準備ができている(住宅ローン金利が下がる)
  7. 企業のキャッシュフローは記録的な高さ
  8. 結局のところインフレは一時的だった
  9. ハイテク革命が生産性を押し上げる
  10. 先行指標はたいていミス・リーディングである
  11. 他国のチャレンジ(ウクライナイスラエルなど)は拡大しない
  12. 熱狂の2020年代シナリオが強気相場を拡大させる(Mag7以外の株も上がる)

 

動画内で、それぞれの項目を一つ一つ丁寧に説明してはいませんが、多くのチャート出して数字の裏付けのある説明をしています。

面白かった部分を一つご紹介(動画20分ごろ~、こちらの画面を出しながら説明している部分);

A Dozen Reasons to Remain Bullish In 2024 Figure 13 2023/12/22 - Ed Yardeni

消費者は購入力(purchasing power)と富があり、いくつかの産業にはブームが起きている。食品サービスと飲み屋の売上(Food Serices & Drinking Places、画面のチャートでは青線)が過去最高に達している。人々は家で料理もしているが、歳をとって子供がいなくなったらわざわざ家で料理しなくなる。言う事を聞かない、部屋を掃除しない子供達が家を出て、せいせいする。子供にカネを残すくらいなら散財してしまおうと思うだろう。カネを使えば使うほど、子供に残すカネは減る。しかし、実際のところベイビー・ブーマー世代はカネを使いきれないだろう。多くのベイビー・ブーマー世代の子供たちは遺産を期待している。それが彼らの貯蓄率を低くしているのかも知れない。私は貯蓄率が低いままでいると思う。消費者はカネを使い続け、貯めることをしないだろう。

ヤーディーニはもともと「ベイビー・ブーマー世代(団塊世代)が消費を支える」と言ってきたが、「その子供世代(団塊Jr.)は遺産を期待して、貯蓄せずにカネを使う」と言い出した。

メディアはしばしば”Baby Boomersだけが富んでいて、Gen Y、Zは経済的に苦しい。その日暮らしの人が多い”と報道しますが、Baby Boomersもいつか死ぬ(しかも日本人より早死にする傾向にある)ので、彼らの言説を疑いもせず信じてはいけないなぁと思いました(ヤーディーニの言う事を鵜呑みにするのもよろしくない)。

 

次回テーマは「弱気になる理由。2024年うまく行かない事があるとしたら、それは何か?」らしいので、お楽しみに。

 

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