塾長です。
昨日(米国12/28)は年末で閑散。
S&P500、4,783(+0.04%)
Nasdaq、15,095(-0.03%)
【米国市況】S&P500種続伸、過去最高値に迫る-ドル一時140円25銭 - Bloomberg
ナスダック100種指数はこの日小幅に下げたものの、1999年以来の好調なパフォーマンスで今年を終える勢い。S&P500種は過去最高値に迫っている。
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エヌビディアやマイクロソフトなど大型ハイテク7銘柄で構成する「マグニフィセント・セブン」は、AIブームの追い風を受け、先週までのS&P500種上昇でその64%を占めた。
原油、72.11
10年債、3.8500
ドル円、141.3040
Bitcoin、42,658
11月 卸売在庫[前月比]、-0.2%(予想-0.2%)
11月 中古住宅販売成約指数[前月比]、0.0%(1.0%)
同[前年同月比]、-5.1%
米失業保険申請件数、予想上回る21万8000件に増加-なお歴史的低水準 - Bloomberg
・変動のより少ない失業保険申請件数の4週移動平均はほぼ横ばい
・10月下旬以来の低水準
なし。
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■決算なし。
■昨日はオモシロ動画が無かったので、1週間ほど前のジーン・マンスターのインタビューを軽く紹介;
- 2023年のMicrosoftは良かった。ChatGPTをCo-Pilotに組込むスピードが速かった。クラウドも大手の中で最も伸びた。OpenAIのゴタゴタでうまく立ち回ったのも良かった。
- 2024年は、Magnificent7の中で優劣が出る。最も良いのがGoogleだ。Geminiには批判もあるが、今年GoogleはAIを進化させるだろう。チャットボットにテキストだけでなく音声やイメージで交流(交信)できるようにしたり、サーチに組込む。株価の面で最もパフォーマンスが良いだろう。
- 2番目はAppleだ。Appleは意識的にAI、MLについて何も語っていない。彼らは生成AIに取り組んでいる。コードネームAJAXだ。Appleには20億台以上のアクティブなデバイスがあり、それらのユーザがAppleのAIを使えるようになる。2024年、AIにおいてAppleが勝者になる。
去年、Apple株はビジネスが伸びていないのに上がった。投資家が質の良い会社に投資したがったのと、iPhone売上が今年悪くても来年良くなるという期待があったからだ。AIやVision Proのおかげではない。投資家が最も重視すべきは利益の伸び率と、それに何倍の倍数を掛けるか?だ。私はAppleの利益は年率10%で成長すると思う。売上は5%くらい。Vision Pro、EV、健康関連での成長余地を考えると、30~35の倍数が正当化させる。Apple以外の生活必需品企業でこのような成長余地を持つ会社は無い。Clorox、P&G、Campbell、Coca-Colaには無い。
全てを考え合わせると、Appleは1~3年後、時価総額$4Tに達するだろう
AppleはAIをpersonalizeすることができる。Appleはセキュリティーに関して信頼されている。例えば、Siriに「私と家族の予定の合う時期に、最も好きな場所への旅行を予約して」と頼めるようになる。 - AIとその機会は始まってもいない。AI関連の強気相場が3~5年続く。1995年のように。それはバブルと言えるだろう。バブルは弾けるので気を付けるべきだ。しかし、少なくともDeep Water(ジーン・マンスターの勤める会社)のカネはもっと高くなる方に賭けてある。
ということで「2024年、Magnificent7の中ではGoogleとAppleの株が最も上がる。理由はAIバブル」(意訳)だそうです。
機関投資家はバブルと分かっていても、弾けるまでその波に乗る/弾ける前に自分は撤退できると信じているのでしょう。別の見方をすると、彼らは顧客から市場平均以上を求められるので、バブルだと思っていても乗らざるを得ない、と。
個人投資家は・・・、投資期間次第でしょうか?若い人は長くとれるので良いですが、短い人は気を付けましょう。
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