塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

Appleショックで株安?【ダン・ナイルズ】去年は利下げ期待で株が買われた。今年は利益を出す会社が買われる。

塾長です。

昨日(米国3/4)はAppleショックで株安?

 S&P500、5,130(-0.12%)

 Nasdaq、16,207(-0.41%)

【米国市況】株は3日ぶり反落、重要データ控え-ドル150円半ば付近 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、78.85

 10年債、4.2190

 ドル円、150.4360

 Bitcoin67,660

 

 

経済指標:

なし。

 

 

金融政策:

■ボスティック;
アトランタ連銀総裁、7-9月に1回利下げ後は休止すると予想 - Bloomberg

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

■これでニッキー・ヘイリーが選挙から降りそう;
米最高裁、トランプ氏の大統領選出馬認める-コロラドの判断覆す - Bloomberg

 

 

個別株:

■注目決算なし。

 

 

Appleが新型Mac Book Air発表;
Apple、M3搭載MacBook Airを3月8日に発売。16万4,800円から - PC Watch

 Appleは3月4日、M3チップを搭載する「MacBook Air」を発表し、8日より発売する。

 :

 CPUを除いて2022年7月に発売されたM2 MacBook Airとスペックはほぼ同じで、メモリやストレージの構成、ディスプレイ、本体サイズ、重量も同じ。

CPUを変えただけなのに「AIに最適」とか謳っているらしい。

株価-2.54%、175.10ドル。

ティム・クックは今年後半にAppleの生成AI戦略を発表すると言ったらしい(↓)ので、次の焦点はそちらに?新型iPhoneiPhone 16)は例年通りだとすれば9月。それと同時なのか、7月という噂もある;
Apple to disclose AI plans later this year, CEO Tim Cook says

 

 

■〆はSatori Funds ダン・ナイルズ;

www.youtube.com

ー次のゲストはMagnificent7からFantastic4にブランドを変えるべきだと言っている。nVidia、Meta、AmazonMicrosoftだ。

 AI関連銘柄の値上がりはInternetバブルと似たものだろうか?

・そうであり、そうではない。

 私は次のように見ている。Netscape Navigatorがリリースされたのは1994年12月。Nasdaqがピークを着けたのは2000年3月。バブルが作られて修正されるまで5年かかかった。我々がChat-GPTについて聞いたのは2022年11月。1年と1四半期しか経っていない。時間で考えると、バブルを作るには時間が足りていない。それは今夏にNasdaqは10~15%下落しないという事を意味しない。あったとしても驚かない。しかし、バリュエーションで見ても、当時とは程遠い。Ciscoは2000年に売上を59%伸ばし、Forward PEは138倍でピークだった。nVidiaは38倍だ。成長率は90%。バリュエーションで見ても当時とは違う。

 短期的に見て泡立っているとか、nVidiaが今後8期連続で6%売上を伸ばすという馬鹿げた予想はあるが、バリュエーション的に、時間的にはInternetバブルに達していない。

 

AppleGoogle、TeslaをMagnificent7から外したいそうですね。永遠に排除するのでしょうか?

・そうではない。私は利益をベースにしている投資家(earnings-driveninvestor)だ。マージンが減っているのにマルチプルが2、3、4倍になると予想して買ったりしない。

 Appleはどうだろうか?Apple株を持っていれば、去年はもうかった。各四半期で業績予想を切り下げていたのにも関わらず儲かったのはなぜか?FEDが1970年代以来の急激な利上げから、7回利下げに転じると予想されたからだ。

 Teslaも似たようなものだ。去年の初めから終わりまでで、EPSは50%下落した。しかし株価は2倍になった。

 去年と今年の違いは、予想利下げ回数が7回から3回になり、企業利益を重視するようになったこと。Appleは業績予想をカットし市場予測に届かなかった。Teslaも再度予想をカットした。人々はそこを気にしている。

 Googleは状況が違う。内部の政治問題だか何かで、生成AIに対して良い仕事ができなかった。従業員の10%を解雇し、「政治的に正しい答えではなく、正確な答えを出す」と宣言すれば、一夜にして問題は解決できる。彼らは地球上で最も多くのデータを持っている。検索に対して、AIはあなたが望む答えを出すことができる。彼らはそれをやっていないだけ。Googleには最も望みがある。彼らが望むのであれば、経営のやり方を変え、問題を解決できるのだから。しかしGoogleは検索分野における広告売上をミスし、AmazonTikTokに負けてYoutube売上をミスした。利益に対する懸念がある。

今年、彼は中国インターネット株を買っていた。その点について聞けなかったのは残念。

 

彼が指摘するまでもなく、Apple、Tesla、Googleの株価が低迷しているので、市場を(AIバブルを?)牽引する銘柄が4社(nVidiaAmazon、Meta、Microsoft)に絞られている。

減量薬のEli Lillyを入れろという声もある。YTDで592→792ドル。33%上昇。

 

彼の発言を言い換えると・・・、

・今の株高は、時間軸的にも、バリュエーション的にも、Internetバブル(ドットコムバブル)のレベルに達していない。

・去年(2023年)は翌年(2024)に7回利下げがある(金融緩和)と予想され、企業利益が予想に達していなくても許された。

・今年(2024)は、緩和が(あまり)されないだろうとなり、企業利益に焦点が当たっている。企業利益をしっかり出している株が買われている。

Apple、Tesla、Googleにはその点で懸念がある。その中でGoogleは内部の問題を修正するだけなので、立ち直れる可能性が最も高い。

・私はマージンが減っているのにマルチプルが高まるとの予想だけで株を買ったりしない。企業利益によって決める。

といったところでしょうか。

 

 

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