塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【ジェレミー・シーゲル教授】2024年、割安株が15%上昇する。

塾長です。

明けましておめでとうございます。

2024年初日、昨日(米国1/2)の米株は下落で始まりました。

 S&P500、4,742(-0.57%)

 Nasdaq、14,765(-1.63%)

【米国市況】ハイテク株が下落、利回り上昇-円下げて一時142円21銭 - Bloomberg

  2023年の米株上昇を予想していた少数派の1人、ファンドストラット・グローバル・アドバイザーズのトム・リー氏は、今年も株価は好調に推移するとみている。ただ、最初の5日間が相場の基調を方向付けることになり、軟調に推移すれば強気予想が否定される可能性があるとも述べた。

Bloombergはほとんどトム・リーを取り上げてこなかったが、さすがに2023年株高を当てたので無視できなくなった模様。

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、70.50

 10年債、3.9460

 ドル円、142.0300

 Bitcoin45,005

 

 

経済指標:

 12月 製造業PMI、47.9(予想48.4)

 

 

 

金融政策:

なし。

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

なし。

 

 

個別株:

■今年のAppleは苦戦しそう;
アップル株下落、バークレイズが弱気派に-iPhone需要軟化警戒 - Bloomberg

  アップル株の投資に対しては、バークレイズによる「アンダーウエート」を加えて5社が「売り」もしくはそれに相当する判断を下したことがブルームバーグがまとめたデータが示している。「買い」は34社、「ホールド」は14社。目標株価のコンセンサスは、向こう1年で7.5%の上昇。

株価は-3.58%、185.64ドル。

 

 

■〆は安定のジェレミー・シーゲル教授;

www.youtube.com

ー今年は割安株(バリュー)が良いと思っているようですね。なぜですか?

・バリュエーションを見ている。それが究極的にリターンにとって最も重要だからだ。Russell 1000をグロースとバリューに分けてみてみると、グロースのPERは31.3、バリューは15.9だ。その比率は2倍近い。それは最高ではない。最高だったのは2000年だ。その時何があったかは誰もがしっている(笑)。差が広がる可能性はあるが、究極的には近づくだろう。もちろん同じにはならないし、なるべきではない。グロースには高いマルチプルが付くべきだ。しかし通常(normal)よりは大きな差になっている。これがグロース株の崩壊につながるとは思っていない。全てを含むS&P500は8~10%上昇し、その中でバリュー株は15%上昇すると思う。

 

ーしかし、毎年、ここ10年間は年初に「今年こそバリュー株の年になる」と言い、年末に「グロース株でした」と言っているような気がしますよ。

・(笑)2022年はバリュー株が良かったです。2023年に完全に反転して、全てがゼロになってしまったが。しかし、[PERの]差を見ると、グロースがダメだと言っているのではないのだが、20年前より差が大きいし、金利が高い。それ(金利)がグロースを押しとどめる可能性がある。短期の金利は下がるだろう。しかし、長期の金利パンデミック前に戻らない。それ(パンデミック前の低金利)がグロース株を押し上げてきた。

 

ーリセッション、金融政策についてはどう予想していますか?

・ソフトランディングする方に2:1で賭ける。ソフトランディングにならないとしたら、とてもマイルドなリセッションになり、早期に回復する。2024年のパフォーマンスに影響が出るほどにはならない。第2、3四半期にGDP成長率がゼロになるかも知れないが、それが最悪のシナリオだ。その後、2024年後半から2025年、素晴らしく成長するだろう。

 ソフトランディング最もあり得るシナリオだ。GDPの下落(dip)はあっても、マイナスにはならず、その後年末にかけて[経済は]加速する。

ということで・・・;

・成長(グロース)株は高すぎる。金利が高い。資金が割安株に多く流れるだろう。

・ソフトランディングが最もあり得るシナリオ=経済を悪化させるような要因は見えていない

と、おっしゃっています。

 

が、S&P500の中で利益を叩きだしているのは、金利の影響を受けないAppleMicrosoftであり、それらは成長株・・・?

もしかしたら「Appleが売られ割安株に分類される。その後株価を戻し、割安株全体のパフォーマンスを牽引する」という予言だったりして?

以前Meta株が叩き売られた時、割安株に分類されたのを覚えているでしょうか?その後、成長株に戻っています;
Meta Platforms' return to growth index highlights annual Russell refresh

 

 

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