塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【ローリー・カルヴァシーナ】今年は小型株、公益、一般消費財がお勧め。

塾長です。

昨日(米国11/18)の米株は・・・なぜか上げている。長期債券利回り上昇、円安。

 S&P500、4,780(+0.88%)

 Nasdaq、15,055(+1.35%)

【米国市況】株反発、ナスダック100は最高値更新-ドル148円台前半 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、73.98 

 10年債、4.1440

 ドル円、148.0850

 Bitcoin、41,289

 

 

経済指標:

 12月 住宅着工件数、146.0万件(予想141.0万件)

 同[前月比]、-4.3%(-9.3%)

 12月 住宅建築許可件数、149.5万件(147.0万件)

 同[前月比]、1.9%(0.8%)

 1月 フィラデルフィア連銀景況指数、-10.6(-6.0)

米住宅着工件数、12月は4カ月ぶりマイナス-建設許可件数は増加 - Bloomberg

米新規失業保険申請件数、18万7000件に減少-2022年9月以来の低水準 - Bloomberg

 週間の失業保険統計は特に祝日前後に変動が大きくなりやすい。変動のより少ない失業保険申請件数の4週移動平均は20万3250件と、11カ月ぶりの低水準。

 

 

金融政策:

■ボスティック、ハーカー;

ボスティック総裁、米利下げ開始7-9月期と予想-データ見極め - Bloomberg

フィラデルフィア連銀総裁、「ソフトデータ」も引き続き重要な指針に - Bloomberg

 

 

 

財政政策:

米下院、政府機関の閉鎖回避に向けたつなぎ予算案可決-大統領に送付 - Bloomberg

 

 

地政学

なし。

 

 

個別株:

■注目決算なし。

 

■Goolge CEOがレイオフ予告;
Google CEO says more job cuts are needed in 2024 in order to reach ‘ambitious goals’

In a memo titled “2024 priorities and the year ahead” that staffers received Wednesday evening, Pichai said, “we have ambitious goals and will be investing in our big priorities this year.” In the memo, which was obtained by CNBC, Pichai said company leadership is gearing up to share its AI goals for the year this week and will publish its 2024 OKRs (objectives and key results).

“The reality is that to create the capacity for this investment, we have to make tough choices,” Pichai wrote. For some teams that means eliminating roles, which includes “removing layers to simplify execution and drive velocity,” he added.

管理職もレイオフの対象ですよ、と言っている。

株価(GOOGL)は+1.42%、143.48ドル。

 

■アクティビスト ネルソン・ペレツがDinsey取締役会の椅子を要求;
Nelson Peltz is launching a blitz on Disney. Here’s what he says is next in his proxy fight

Disney株価は+2.07%、92.21ドル。

 

■最後はRBC ローリー・カルヴァシーナ;

www.youtube.com

ー今日はNasdaqが強かった。失業保険申請件数が減った。良いニュースは良いニュースということか?

・少なくとも今日はそうだ。どんなレンズを通して見るか次第。巨大株の支持者なのか、株の値上がり銘柄が増えると信じているのか。巨大株がどうなるのか?という議論が続いている。人々がFEDに対して楽観的になったことで、去年末、値上がり銘柄が広がった。金利がピークを着け、下がる。市場のリーダーに変化が出るという考えに光が当たった。しかし、金利は上昇していて、3月利下げは早すぎる、となっている。市場が一息ついたのも納得できる。

 

ーそうですね。S&Pは4,700で頭打ち、Rusell2000は1年前、2年前、3年前とほぼ同じ。株の値上がりが広がるとしたら、中小型株はどうなりますか?

・一時的に止まっているが、値上がりする株が増えるというテーマは未だ興味深い。特に小型株に興味がある。我々は大型株よりも小型株を少し多めに持っている。去年12月、私がミーティングで会った人の誰もが小型株に強気だった。まだ小型株に上昇余地はある。しかし、年末時点でコンセンサスとして行き過ぎていたので、一時的な停滞は必要だ。

 

ーUtility(公益)を勧めているようですね。

・我々がオーバーウェイトにしたのは公益だけである。しばらくニュートラルを維持していた。年末、公益のバリュエーションが好転すると分かった。利益を上方修正しているセクターは多くない。公益はほんの少しだが、上方修正している。それら2つの動向が良いと思う。

 また、CFTC、AAIIなどのセンチメントデータを見ていると、株の値下がり(pull-back)が予想される。公益は防衛的で、ポートフォリオの保険になる。

 

ー公益の強さはどれくらい続くでしょうか?10年債利回りが低下しているとき、公益は強い傾向にあるのですか?

・そうだ。その傾向が強いセクターは他にもある。Communication Services、Consumer Discretionary(一般消費財)。我々はアンダーウェイトとしていたCons DiscをMarket Weightにアップグレードした。バリュエーションはリーズナブルだ。金利は年の後半に下がるだろう。伝統的に、これらが得をする。

 我々はCons DiscとUtilityをアップグレードした。金利が穏やかになり、それらで利益を得るつもりだ。

ということで、

・Mag7に集中していたが、値上がり株が広がるだろう。小型株が良い。

金利低下局面では公益、通信、一般消費財が値上がりする傾向にあり、そのうちお勧めは公益、一般消費財

・センチメント的に年初は株が値下がりしそうなので、公益は保険にもなる。

だそうです。

 

通信にはMeta、Alphabet、一般消費財にはAmazon、Teslaが含まれているので、これらのセクターを買うなら、S&P500 or QQQで良いのでは?というのが最近の傾向。

「Mag7に集中していた資金が一部利確され、他に流れる」「金利は低下する」という2つのテーマに沿うのであれば、Mag7が入っておらず、負債の大きい公益、エネルギーが良いと思っていますが、どうでしょう?

 

ーー

ランキングサイトに登録しています。いつもポチっとして下さり、ありがとうございますm(__)m

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村


米国株ランキング