塾長です。
昨日(米国1/26)のS&Pはヨコ。Nasdaqが下げたのは、Intel(-11.91%)のせい?
S&P500、4,890(-0.07%)
Nasdaq、15,455(-0.36%)
【米国市況】国債下落、FRB利下げ急がずとの見方-ドル148円台 - Bloomberg
原油、78.23
10年債、4.1600
ドル円、148.1400
Bitcoin、41,865
12月 PCEデフレータ[前月比]、0.2%(予想0.3%)
同[前年同月比]、2.6%(予想2.6%)
12月 PCEコアデフレータ[前月比]、0.2%(0.3%)
同[前年同月比]、2.9%(3.0%)
12月 個人支出[前月比]、0.7%(0.5%)
12月 個人所得[前月比]、0.3%(0.3%)
12月 中古住宅販売成約指数[前月比]、8.3%(2.0%)
同[前年同月比]、-1.0%(-4.2%)
FRB注目のPCEコア指数が鈍化、好調な消費にもかかわらず - Bloomberg
米中古住宅販売成約指数、予想上回る上昇-5カ月ぶり高水準に - Bloomberg
なし。FOMCは1/30、31。
なし。
なし。
■Amexが決算;
アメックス株が大幅高、24年通期の利益見通しが市場予想上回る - Bloomberg
アメックスの2023年通期は収入が14%、純利益は11%それぞれ増えた。10-12月(第4四半期)についてはアナリスト予想を下回ったが、同社はアルゼンチンの通貨切り下げも一部影響したと説明した。
■〆はジェレミー・シーゲル教授;
ー株式市場の状態をどうみますか?
・私はいまだにポジティブだ。株は利益の20倍で売られている。成長株は25~30倍。割安株は15、14倍。全体では20倍だが、違いがある。それはOKだ。株は年末までに8~10%上昇するだろう。経済はとても強い。S&P500(の利益)は$242を超えるだろう。その結果として株が上昇する。
ーしかし(2023年第4四半期の)決算はそれほど良くないですよ。失望していませんか?
・ヘッドラインを賑わしているものはあるね。Intelや、特にTesla。今の所70%が予想を上回っていると聞いている。歴史的な平均を下回っている。平均は75~78%だ。最終的にどうなるかみてみよう。日々の経済データからは、ソフトランディング、リセッションが来ない可能性が高まっている。
ー先い程、今年は8~10%の株高と言いましたか?確か前回話したときは10~15%だったと思いますが。
・今日からのことを言ったまで。年初から既に数%上昇している。それに加え、マルチプルをみると、来週わかることだが、FEDは早期利下げに慎重になるだろう。経済はとても強い。彼らは金利を”より高くより長く”することができる。それが市場を失望させるかも知れない。しかし私は強い経済が続くという予想を維持する。リセッションになりFEDが早期に利下げするよりも良い。強気市場はFEDの早期利下げに依存しているとは思わない。とは言え、金利の高止まりは株を押し下げるかも知れない。しかし10%だとしても良いリターンだ。債券よりも良いリターンだ。
ー上昇する銘柄が広がるのを予想していますか?それとも巨大株の値上がりが続く?
・それを予想するのは難しい。TeslaがMag7の中で最初に陥落した。成長株のモーメンタムが変わるためには、さらに多くの失望が必要だ。フロリダでソーシャルメディアを規制する法案が通ったり、多くの反テックの流れがある。米国議会が反テックに動くかも知れない。常に脅威がある。それらの脅威がある限り、私なら割安株に向かう。割安株は素晴らしいリターンを出すために成長を必要としていない。
ということで・・・、
・経済は強く、企業利益はコンセンサスを超えるだろう。
・債券よりも高いリターンが期待できるので、株を買え。
・株の中では、成長株は割高すぎる。割安株が割安だ。
だ、そうです。
教授と同じく永遠の強気派 エド・ヤーディーニも「熱狂の20年代再来の確率が60%、70年代再来の確率は20%、90年代(ドットコムバブル)再来の確率は20%」と言っていました;
強気派二人が成長株に慎重になっているのは気になるところ。
ヤーディーニは「売り抜けられれば問題ない(=株の売り時がくるかも)」とも言っていたので、彼がいつ・どのように転換するのか注視しておきましょう。
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