塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【ゴールドマン】Alphabet、Amazonが配当?、【クリス・ハーヴェイ】成長株:割安株:現金=60:30:10がお勧め

塾長です。

CPIショック明けの昨日(米国2/14)、株、債券ともに落ち着きを取り戻したもよう。

 S&P500、5,000(+0.96%)

 Nasdaq、15,859(+1.30%)

【米国市況】株上昇でS&P500は大台回復、国債も反発-円もみ合い - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、76.55

 10年債、4.2670

 ドル円、150.4370

 Bitcoin、51,817

 

 

経済指標:

なし。

 

 

金融政策:

■バー、グールズビー;

パウエルFRB議長の利下げへの慎重アプローチ支持-バー副議長 - Bloomberg

シカゴ連銀総裁、インフレやや高めでも2%目標への道筋となお整合的 - Bloomberg

 

■ウォラーがコロナ後の高インフレに対する金融引締めが遅すぎた、と反省文;
FOMC、20年ガイダンスは柔軟性欠く-ウォラーFRB理事らの論文 - Bloomberg

次は「緩和開始が遅すぎた」と反省文を書く事が無いようにして欲しい。

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

なし。

 

 

個別株:

Cisco、Twilloなどが決算;

シスコシステムズ、数千人を削減へ-企業の支出減速で売り上げ減少 - Bloomberg

時間外 -5.53%、47.50ドル。

Twilio Inc (TWLO) Posts Mixed Results Amidst Operational Review and Leadership Changes

時間外 -10.83%、64.44ドル。

 

 

■Goldmanが「今年中にAlphabet、AmazonがMetaを追って配当を出すようになる」と予想したらしい;

Wall Street thinks these 2 tech giants could be next to issue dividends after Meta

Metaと同様に、跳ねる可能性がありますネ。というか「彼らは株価上昇を期待して、配当を出すという決断をするだろう」という予想です。

ジェフ・ベゾス時代のAmazonであれば「あの会社はそんな事しないよ」と思うところですが、彼も株を売っているようですし、あり得る;
ベゾス氏、アマゾン株40億ドル強相当売却-4営業日で実施 - Bloomberg

楽しみです。

 

 

■今日の〆はクリス・ハーヴェイ;

www.youtube.com

ー次のゲスト、クリス・ハーヴェイは1H、ボラが高いと言っている。そのボラは上昇のことですか、下降のことですか?

・ボラタリティーは・・・、re-pricingのリスクである。典型的には、大きな決算期の後には、マクロに焦点が移る。昨日、その味見をした(1月CPI発表による株安)。マクロが良ければ、FEDを食い止める。

 12か月、時計を戻してみよう。GDPは期待以上になる。株が20、25、30%上昇する。クレジット・スプレッドは1%以下でタイト。消費者の純資産は史上最高。労働市場は良い。利下げに良い時期か?我々はNoと言う。むしろ利上げの時期だ。それは起きず、FEDは利下げを時期をどんどん遅らせた。なのでこの時期、我々はリスクをre-priceすることになる。

 

ーリスクのre-priceと言う意味で、来週のnVidia決算がそのテストになるだろうか?

nVidiaが良い決算を出せば、それはnVidiaにとって良い。YTDで50%上昇していますよね。

 少し議論をずらして・・・、我々はモデルとなるポートフォリオを管理している。それは年初来2%上昇した。10%がキャッシュである。通常の環境で、それはうまくいかないはずだ。nVidiaが市場を牽引しているが、平均的な株を押し上げているのではない。金利が上昇しており、それは平均的な株への重しとなる。しかし、nVidiaは我が道を行く。nVidiaは幅広い市場の指標とはならない。

 

ーMagnificent7が市場を引っ張っているのですね。

・私が平均的な株と言ったのは、小型株、割安株、equal weighted [S&P500]のことだ。それらは年初来フラットか、下げている。ガイダンスやファンダメンタルズはgoodだが、greatではない。金利は上昇している。あなたがMagnificent7を持っているなら、良いだろう。そうでなければ、厳しい。

 

ー保護としてVIXはどうか?

・我々は上昇に参加しつつ、下落に備えたい。成長株であるCommunication(60%)と、割安なHealth Care(30%)とそれよりも少ないがUtilitiesというポートフォリオを持つ。強気でも、弱気でも、これを勧める。過去12か月、我々はこのポートフォリオを運用し、うまく行った。

 

ー小型株、割安株に値上がりが広がると期待されていたが、実現していない。それらを推奨するか?

・我々の意見では、株の値上がり銘柄は拡大すべきでない。小型株はうまく行かない。去年末起きたのは、ショートカバーである。ヘッジファンドが帳簿を縮めたので、それが値上がり銘柄がの広がりに見えただけだ。年初来、それと逆の動きが起きている。小型株の環境は良くない。小型株に良いというのは、経済がとてつも加速しているとき。大きな上方改定があるときだ。それは起きていない。クレジット・スプレッドも縮小する必要があるが、既にそれは狭い。この環境は小型株に良くない。GDP成長率は2,2.5%くらい。このような環境では成長株に張り付くべきだ。

彼らのような資産運用者には若干同情するというか、何というか・・・。

彼らは、

・上昇局面では市場(≒S&P500)と同程度のリターン、

・下降局面では市場より少ないダメージ

を期待され、それを6、12か月期間で評価される。

インサイダー情報がなければ、無理ゲーでは?と。さらに言うと、裏では何かやっているのだろうな、と。

 

まぁ、それは置いておいて、成長株(コミュニケーション):割安株(ヘルスケア+少量の公共):現金=60:30:10のポートフォリオがお勧め、小型株は買うな、らしいですヨ。

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