塾長です。
昨日(米国3/22)の米株は一服?Nasdaqは高い。
S&P500、5,234(-0.14%)
Nasdaq、16,428(+0.16%)
【米国市況】S&P500小反落、週間では今年最大の上昇-151円台前半 - Bloomberg
原油、80.82
10年債、4.2180
ドル円、151.4290
Bitcoin、63,111
なし。
銀行の資本規制強化案、大幅に修正される公算大-バーFRB副議長 - Bloomberg
なし。
なし。
■注目決算なし。
■ジェフリー・ガンドラックは毎回FOMC後にCNBCでスコット・ワプナーのインタビューを受けるのだが、今回はワプナーが休暇中ということで、ジェニファー・アブランによるインタビュー on X。20分モノのうち、彼が選好する株についての部分を切り取り(動画15分辺りから);
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ーS&P500が初めて5,200をつけました。売りを勧めますか?買いを継続でしょうか?
・ドルコスト平均法で買うべきだろう。今の時点で新規に攻撃的なポジションを取るべきではない。
ジャンク債は国債金利を299bpts上回っている。歴史的にみれば売りだ。一般的に、買いではなく、売りで儲かる。短期的な取引で。2年もかからない。
株式市場のモーメンタム取引についても同じことが言える。「S&P500よりも」日本株、インド株の方が心地よい(comfortable)。米国株はequal-weightedのS&Pのみ持っている。7つの株が支配しているインデックスには興味が無い。ドットコム時代と比べて、確かに彼らは利益を出しているが、上がりにくいモノは下がりにくいのだ。
私は人々に、この市場は1999年のようだと言っている。1999年3四半期の終わり、株は今より買われていた。それでも1999年第4四半期にはNasdaqは80%上昇した。それは買うべきだという事を意味しない。1999年9月30日に買っていれば、2000年9月30日にはピークから85%下落しているからだ。長らく上昇してきたこの市場には多くのリスクが存在する。FEDのインフレ過小評価に基礎を置いている。彼らが正しい可能性はある。しかしCPIの1/3を占めるowner's equivalent rentは今年初めの2か月で1%上昇した。家賃は緩んでいない。現場での直観に反するかも知れないが、未だ家賃上昇はパイプラインに残っている。原油も上がっている。生産は増えているが、フーシ派との争いが起きている。市場は昨年10月のように良くはない。大きく値上がりしてしまった。
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ガンドラックはS&P500よりも日本、インドを好んでいますが、それはドル高(&ドルに弱気)が背景にあってのこと。
円安の今、日本人(円生活者)が外国資産を買うべきかは、別の話。
買っても良い米国株インデックスはequal weighted S&P500(S&P500社を平等に買う)。
それをETF化しているのは多分Invescoのみ。Invesco S&P 500 Equal Weight ETF(RSP)。SBI、楽天で取り扱っている。
RSP、5年チャートがこちら;
PER 21.20、Yield 1.58%。Expence Ratio 0.20%。
ちなみにVanguard S&P 500 ETF(VOO)のPER、Yield、Expence Ratioはそれぞれ26.10、1.36%、0.14%。
新NISAの積立枠にRSPを入れて欲しい。
より正確に言うと、つみたて枠のシバリを撤廃して頂きタイ。
S&P500インデックスや日経225を買って損したら、金融庁が補填してくれるのでしょうか?
しない(責任を取らない)なら、ヘンテコなルールを作って押し付けるべきではないのでは?
(損失が出たら補填しろと言っているのではありません。個人のカネでリスクを取っているのに対して国が制限をかけるべきではない、との主張です)
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