塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【CNBC&トム・リー】人々が「nVidiaやS&P500がトップを付けた」と言っている間は、上値余地がある。

塾長です。

昨日(米国6/21)は大きなニュースもなく、株、債券ともにヨコ。そして円安。160目前。

 S&P500、5,464(-0.16%)

 Nasdaq、17,689(-0.18%)

【米国市況】円売られ159円80銭台-S&P続落、エヌビディア安い - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、80.59

 10年債、4.2570

 ドル円、159.7670

 Bitcoin、159.7670

 

 

経済指標:

 6月 製造業PMI、51.7(51.0)

 6月 サービス業PMI、54.6(53.5)

 6月 コンポジットPMI、54.6(53.5)

 5月 中古住宅販売件数、144.0万件(予想408.0万件)

 同[前年同月比]、-0.7%(-1.0%)

米サービス業PMI上昇、22年4月以来の高水準-物価圧力は緩和 - Bloomberg

米中古住宅販売、3カ月連続で減少-販売価格は過去最高を更新 - Bloomberg

 

 

金融政策:

なし。

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

なし。

 

 

個別株:

■CarMax決算;

CarMax (KMX) Q1 Earnings Miss Estimates, Revenues Fall Y/Y

CarMax Inc. KMX reported first-quarter fiscal 2025 (ended May 31, 2024) adjusted earnings per share of 97 cents, which missed the Zacks Consensus Estimate of 99 cents. The bottom line also declined from $1.16 per share recorded in the year-ago period. The auto retailer registered revenues of $7.11 billion in the quarter under review, which fell short of the Zacks Consensus Estimate of $7.19 billion. The top line also contracted 7.5% year over year.

+0.38%。

After hoursで-1.58%になっているということは、決算説明会で何かしくじったのだろうか?

 

 

■〆は強気派トム・リー

www.youtube.com

ー次のゲストは「6月株高は理由あってのことだ。期待よりもソフトなインフレだ。さらに前向きなサインがある。巨大企業、AI企業に投資し続けろ」と言っている、トム・リーさんです。

 少し違ったところから話を始めたい。ミレニアル世代はとても保守的なポジションを取っているそうです。あなたなら彼らをどのように説得しますか?株は最高値です。まだ水は安全ですか?

・一般的に、投資家は高値で買うことに不安を感じない。もし今が景気循環の中盤であるならば、私はそうだと思っているのだが、高値を更新していく。多くの統計が、高値で買う方が、安値で買おうとするよりも成績が良いと示している。

 

ー我々の人生を通じてほとんどの期間、株が上昇しているのも事実ですね。下落、暴落、金融危機パンデミックもあるが、野獣の性質が変わったと信じる理由は無い。永遠に株のリターンは減少する、4%/年といった研究がある。将来のゲインを先取りしたからだとか。あなたはこれらを信じますか?

・私は「株が低リターンとなる時代」という話を2008年から聞いている。しかし、株は2008年以降も歴史的平均とほぼ同程度に上昇した。懐疑論があるということは、株に上昇余地があるのだと思う。

 

nVidia株が上がり、人々が群がっている。上がる所まで上がり、その後は後始末しなければならないのだろうか?

・多くの人がnVidiaは高価だから持ち額ないと言っている。しかしPEは30倍で、世界で誰も作れないものを作っている。

ーそれほど高価でないということですね。

・そうだ。もしnVidia時価総額GDPを超え、PEが100倍だったら、違う感覚を持つだろうが、誰もがnVidiaを「最高値だから売ろう」としている間は上昇余地があると思う。

 

ーある資金集めの集会で、地元の子供達全員がnVidiaを持っていると聞いた。それをどのように受け取ったら良いだろう?

・それは理になかっている。nVidiaは最大の株。誰もが持つべきだ。まるで「私はS&P500を売る。なぜなら皆が持っているからだ」と言うようなもの。誰もがS&Pを持つべきである。誰かが「S&Pは二度と下がらない」と聞けば、それは弱気のサイン。今私が人々から聞くのは「S&Pは最高値である(S&P is topping)」だ。

 

ー数年前、人々が「株は二度と下がらない」と言っていたのを聞きました。その後、修正があった。それ以降、2回はあっただろうか。これはどのようなパラダイムなのか?「経済悪化するのでFEDは利下げすべき」という人がいたりする。あなたは株が上がるためには、FEDの利下げが必要だと思うか?

・ある程度は。我々が学んだのは、S&Pは急激な利上げに耐えられるということ。企業はこのサイクルをうまくやっていっている。FEDが中立、もしくはハト派に転換するのは、株にとってより良い環境となる。株はストレステストを切り抜けた。悪い事があるとすれば、FEDの利上げくらいだ。

常に強気派であるトム・リーを呼んで、「株高で慎重になっているミレニアル世代にどうやって株を買わせるか?」という議論を堂々とやっている。

さすが株屋の放送局CNBCという感じ。まいりました。

 

Morgan Stanley マイク・ウィルソンが強気転換し、弱気派の意見が聞けなくなったのは寂しい限り。Wall Street大手から弱気派は駆逐された感じ。

 

変わらず弱気派で元気なのは、Simplify Asset Management マイク・グリーンくらいだろうか?

3、4日前に出た下の動画でも「パッシブ投資により、インデックスに資金が大量に流入しているのは危険。引退者が大量に出る時代になれば、それが逆回転する(=株暴落)が起きる。これはポンジースキーム(ネズミ講)だ」と力説していた(詳細割愛);

www.youtube.com

彼の理論は正しいかも知れない。

が、この政府公認(もしくは政府主導の)ネズミ講が破綻するのは100年後かも知れない。

もし破綻したとして、政府が後始末?下支え?するかも知れない。

ーー

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