塾長です。
昨日(米国8/12)は7月CPIがほぼ予想通り→トランプ関税はインフレを招いていない→だったら利下げできるよね?という事で株高。
S&P500、6,445(+1.13%)
Nasdaq、21,681(+1.39%)
【米国市況】S&P500が最高値、CPIで利下げ観測強まる-円上昇 - Bloomberg
原油、63.11
10年債、4.2930
ドル円、147.79
Bitcoin、119,932
7月 CPI[前月比]、0.2%(予想0.2%)
同[前年同月比]、2.7%(2.8%)
7月 CPIコア[前月比]、0.3%(0.3%)
同[前年同月比]、3.1%(3.0%)
米CPI、サービスのけん引でコア指数が加速-財は緩やかな上昇 - Bloomberg
リッチモンド連銀総裁、インフレと雇用のリスクバランスなお不透明 - Bloomberg
米国の関税収入、7月に過去最高更新-財政赤字拡大は阻止できず - Bloomberg
■トランプとその仲間たち;
ベッセント財務長官、9月FOMCで50bp利下げ検討の必要性に言及 - Bloomberg
米雇用統計、月次やめて四半期ごとに-統計局長候補アントニ氏が提案 - Bloomberg
トランプ氏指名のFRB理事候補ミラン氏、インフレは「安定している」 - Bloomberg
「DJ活動に専念を」、トランプ氏がゴールドマンCEO名指しで批判 - Bloomberg
■注目決算なし。
■債券市場が弱すぎて債券アナリストなのに株を勧めるリック・リーダー;
ー新しい質問は、このラリーがどこまで行くか?です。BlackRock CIO Global Fixed Income, head of Global Allocation Team リック・リーダーにお聞きしましょう。今朝はスタジオにお越しです。
あなたのemailを読んで2度見しましたよ。「これはかつてないほど最高の投資環境だ」と書いています。本当のそう思っているのですか?
・全てが値上がる必要はないが、2つの素晴らしい事が起きている。株に関しては・・・、他で話したとおりテクニカルはクレイジーですし、多くの現金が横に置かれており、IPOカレンダーと相対比較におけるバイバックの量は・・・、別の言い方をすると、需要と供給は並外れています。前に言いましたが、これらの企業のマルチプルはとても魅力的ではありませんが、企業利益の成長は素晴らしい。2024年を見てみると、Teslaを除き、Mag7の成長率(年率)は54%でした。それほど速く成長すれば、マルチプルは上がるものです。別の側である債券市場(Fixed Income)を見てみると、 FEDが利下げをするまでは、金利が得られます。6、7%の(債券)ポートフォリオを組むことができます。これは素晴らしいことです。最後に、株のボラタリティが10、9.5になっていて(???)、とても低い。株のダウンサイド・リスクを取る必要が無いのです。これはとても良い環境です。
ーFEDは9月に利下げしますか?
・それはほぼ確実でしょう。雇用統計は雇用の垂れ下がりを示しました。さらなる不振がやってくるでしょう。私は、FFレートをよりアグレッシブに動かせると思います。
今日のCPIを見ると、少しばかりの関税による上昇がありました。FEDはそれに敬意を表すべきだとは思いますが、コアCPIは3%以下で、住居費は改善しています。(利下げの)余地があると思います。5 year break evenは2.5%だったと思います。FFレートを1%幅下げる余地があるでしょう。
ーなぜ彼らはあなたに同意していないのでしょうか?彼らはまだ粘着的なインフレについて語っています。今朝のCPIを見ても、まだ目標を上回っていると言うでしょう。
・どのようにして金利ツールがインフレに影響するか?について重要な事があります。もしFEDが5%幅金利を上げたとしましょう。それがインフレ率にもたらす影響は?というと、私は重大ではないと思います。こんにち、金利のツールは大きな影響を持たないのです。巨大企業はカネを借りずに資本投資ができています。いくつかの要因を除き、金利ツールは重要ではないのです。金利ツールが影響するのは、住宅市場です。住宅ローン申請、建築許可件数、新築住宅販売といってものはスタックしています。住宅ローン金利は下がらなければいけません。FFレートを下げれば、多分、少しイールドカーブがスティープ化するでしょう。他には、低所得者の借入です。彼らは高金利で傷を負っています。貯蓄がある年よりは高金利によって恩恵を受けています。最後に、FFレートは4と3/8である必要が無いと思う理由ですが、政府の借金のコストです。この国は借金が多すぎます。FFレートがインフレに及ぼす影響は少ない一方、借金の金利に対する影響は大きく、(FFレートを高止まりさせておく)コストはとても大きすぎるのです。
ーホワイトハウスの人達があなたの言葉を聞いたら、皆立ち上がって「そうだ!それが我々の言いたかった物語だ」と叫ぶでしょうね。
・いくつか言えることがあります。まず利下げする余地があります。そして生産性に素晴らしいことが起きています。巨大データセンター企業(hyper scalers)のことだけではありません。大企業はデータを使っています。新たな技術が生まれています。それらはより高い生産性、低いコストでの運営に向かっているのです。パンデミックの時期を除いて、過去25年間のインフレーションのボラタリティーはとても低いものでした。米国経済は工業、コモディティ志向の経済ではありません。景気循環的ではないのです。インフレ率のボラタリティが低いうえに、生産性を強化しています。FEDが金利を下げたとしても、私はインフレを心配しません。
ーあなたは強気で居続けました。人々に株を買うように勧めていました。とても良いコールでした。何も怖くないのですか?バリュエーションはどうですか?成長は?関税は?
・私が最も心配するのは慢心(cpmplacency)です。今日の買いのボリュームを見てみると・・・、市場が・・・、保険がどのように働くかの話をしましょう。ハリケーンが去った直後、保険はとても高くなり、ハリケーンが遠くにいるときに誰も保険を買いません。こんにち、保険はとても安いです。慢心度が高いのです。クレジット市場でもそれは見られます。そうは言いましたが、私は経済に楽観的です。米国経済がおおむね良い方向に向かっていると思います。私が良い投資環境だと思う理由の一つは、あなたが利用できる多くのニュース・フローがあるからです。特に8月は市場が過剰反応します。あなたはそれを利用できるでしょう。しかし、慢心について言うと・・・、私はマルチプルが下がって欲しいと思います。クレジット市場のスプレッドが広がって欲しいと思います。しかし、テクニカルや、投資されずに置かれている現金の量を考えると・・・、先週もそうでしたが、MMFに流入する資金の量はとてつもない。その一部は株や債券に流れるでしょう。
まとめると・・・、
- 現在は投資に最高の環境である。なぜなら超巨大企業の利益成長率は素晴らしい。自社株買いがある。利下げがある。データの活用、新技術によって生産性が高まっている。
- 9月利下げはほぼ確実。FEDは利下げする余地を持っている。FFレートがインフレに及ぼす影響は少ない。巨大企業は借入に頼っておらず、米国経済が工業中心ではなく、景気循環が無い(or小さい)からだ。その一方で、金利を高く留めておくことで、住宅が売れなくなったり、低所得者や国の借金返済が増えてしまっている。
- 心配すべきは慢心。それでも8月は悪いニュースに反応して株が下がれば、買うべきだろう。
と言っているようです。
ーー
ランキングサイトに登録しています。いつもポチっとして下さり、ありがとうございますm(__)m