塾長です。
昨日(米国8/13)の米株市場はマチマチ。
S&P500、3,373(-0.20%)
Nasdaq、11,042(+0.27%)
新規失業保険のデータは良好。
新規失業保険申請件数、96.3万件(112.0万件)
失業保険継続受給者数、1548.5万人(予想1580.0人)
債券利回りが上昇中。
10年債利回り、0.716
ドル円は動かない。106.9。
Bloombergさんのまとめ:
【米国市況】株反落、景気対策協議の難航懸念-国債利回りは上昇 - Bloomberg
ここから大幅に経済悪化する可能性は低いので、債券から株に資金が動きつつも、次の経済対策がまとまらないと、大きく動けない、という感じ?
今日もトランプはコロナ会見という名の選挙演説:
・LeGend Taliferro殺害容疑者を逮捕した。
・バイデンはコロナを政治化している。バイデンは科学的証拠を無視し、左翼的政策を事実より優先した。中国、欧州とのトラベル禁止に反対した。一律のマスク着用義務化政策など、バイデンの昨日の選挙演説を批判。
・イスラエルとUAEの歴史的和平合意。ムスリムがイスラエルの歴史的サイトを訪問できるようになる。イスラエルはWest Bankの入植を一時停止。コロナ対策で協力。近々、両国首脳をホワイトハウスに招き、公式にサイン。3週間程度の間に。
他国との和平合意も進んでいる。
そして、記者とのQ&Aを20分程度、キレる事無く乗り切り終了。
今日もまた原稿棒読み・・・。
個別株に面白いニュースがなかったので、最後はNYのアパート空室について:
・マンハッタン地区の新規リースは去年から23%減。
賃料は10%下落。歴史上最大の下げ。
もっと問題なのは、アパートの空室数。マンハッタンでは13,000室が空室。これは歴史上最多。去年の合計の倍。
7、8月は最もアパート需要のある月。学校開始直前なので。1ベッドルームのアパート賃料は3,500ドル/月と、まだ高い。しかし、借家人が減っているので、平均1.7か月の無料期間付き。
マンハッタンの半分のアパートが、小企業によって所有されている。賃料が無ければ財産税を払えなくなるかも知れない。財産税はNYの最大の収入源。NYの収入が減れば、サービス低下につながる。サービスが下がれば、NYの借家人が減る・・・というスパイラル。
・NY経済は、不動産業の上に成り立っている。NYでは1、2番を争う、最も重要な産業。NY市は$10Bの負債がある。
・この動きは、最初、皆は一時的だと思っていた。春、夏の期間の事だと。コネチカット州やハドソン・バレーで学校にも通い出した。50万人がNY市を脱出した。そのうち何人が戻ってくるか?その答えは誰も知らない。
NYと言うか、アメリカは人が簡単に動くネー。
NY市の人口は900万人くらいかな。東京23区より少し少ないくらい(23区は950万人程度)。50万人と言えば、5,6%。
NYは(アメリカは一般的に)日本より開発規制が厳しいので、通常需要過多。Free Rentが付くのは珍しい。
REITはしばらくダメか・・・。逆に言うと、仕込み時。
コインの裏と表。どちらから見るか?の違い。