塾長です。
Virtual Shopping Platformを手掛けるObsess Founder & CEO ネハ・シンがYahoo Financeに出演していた。
スマホ、PCの画面上に(仮想の)店舗を再現。客はサイトにアクセスして、仮想の店内を歩き回り、商品を手に取り、買い物ができる。
Obsessの場合、VRヘッドセットを使わない。
・・・と言っても全然伝わらないので、ビデオを見た方が早い:
こちら、Obsessの顧客の一つChristian Diorのサイト:
他にもLevi's、Tommy HilfigerがObsessを使っていると宣伝していたので探したが、実際のwebサイトは見つからず。
コロナで客が実店舗に行かなくなった・行けなくなったので、この手のサービスが注目されていると思うのだけれど、Diorを見た感じ、あまり人気が出るような気がしない。
Second Lifeの二の舞の臭い。ちなみに、Second Lifeはまだ存在するヨ。
仮想店舗にこだわるなら、あつまれ動物の森のような漫画化された世界感(2D)で表現するか、Facebook/Oculusと組むなりして立体感・奥行き感のある(3D)表現にするか、どちらかに振り切るべきな気がしました。
スマホ、PC画面で展開するなら、インターフェースは(Amazon、楽天、Uniqlo・・・どこの電子商店でも採用している)商品一覧の方が使いやすい。その上で、商品自体を見せるときに360度viewを使うのはアリ(amazonで既にやっているように)。
SNSとの連携ができていない(ように見える)のもいかがなものか。今の消費者は、気になる商品があったら口コミやYoutubeの動画を探しに行くのでは?洋服であれば、Pinterestの投稿と結びつけるとか。
ということで、Obsessに投資したくなりませんでしたが、VRと電子商取引は伸びると思うので、引き続き観察していきたい。
時間があれば、こちらも試してみたい: