塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【スタンレー・ドラッケンミラー】私がnVidia株で儲かったのは、若いパートナーの勧めを受け入れたから。

塾長です。

昨日(米国5/7)の米株は微アゲ。PPI、CPI待ち?

 S&P500、5,187(+0.13%)

 Nasdaq、16,332(-0.10%)

【米国市況】円は対ドルで下落、154円台後半-S&P500種は小幅高 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、78.35

 10年債、4.4630

 ドル円、154.7930

 Bitcoin、62,421

 

 

経済指標:

なし。

 

 

金融政策:

■カシュカリ;
ミネアポリス連銀総裁、政策金利を「長期間」据え置く可能性高い - Bloomberg

 

 

財政政策:

 

 

 

地政学

 

 

 

個別株:

■Disneyなどが決算;

ディズニー、時間外で株価下落-ストリーミング契約者数が予想下回る - Bloomberg

Disney Shares Decline on Outlook Despite Path to Profit

-9.51%

 

Appleが新型iPad発表;
アップル「iPad」刷新、AI特化のProと大画面バージョンAir登場 - Bloomberg

米アップルは7日、タブレット端末「iPad」の新機種を発表。人工知能(AI)に焦点を絞った新たなiPad Proに加え、初めて大画面バージョンのiPad Airが登場した。2022年以来の刷新でiPadシリーズの再活性化を狙う。

その”AI”で何ができるかというと・・・写真や動画の加工は速くなるのでしょうネ。

+0.38%。市場の反応はホドホド。

 

 

■特にオモシロくもないですが、〆はスタンレー・ドラッケンミラーのインタビューを要約;

www.youtube.com

  • (2023年)12月のFEDの転換には戸惑っている。最後の5ヤードでファンブルするようなもの。それ以来、金融環境が緩み、Bitcoinや株が値上がりした。彼ら(FED高官)が利下げは7回でなく、4回だ、3回だ、と言っているのが理解できない。覚えていないかも知れないが、ケヴィン・ウォルシュ(Kevin Wlalsh)はFEDの改革として、フォワドガイダンスを無くすべきだと言っていた。私を含め、誰もが経済を見誤る。フォワドガイダンスを示すことで、意見が変わっても、それに拘泥してしまう。前回のFOMC後の会見でもそれは見られた。利上げと利下げが非対称的であった。利上げはしないが、利下げの理由となるデータを待っている、と。インフレーションの6か月平均を見れば明らかだ。高いところから急激に下がり、再上昇している。私にはインフレがどうなるか分からない。パウエルも知らない。誰も知らない。ゼロ金利を5%にする大仕事をしたのに、私は彼らが仕事を無駄にするのを見たくない。
  • 私なら(金利の方向性について)何も言わないだろう。かつてのFED議長のように、利上げすべきときに利上げし、利下げすべきときに利下げする。60Minに出演したりするな。ロックスターではあるまいし。FED議長は国のために金融政策を行うべきだ。フォワドガイダンスはバーナンキがやったことで最悪のことだ。

 

www.youtube.com

  • バイデノミクスは、私が教授ならF(落第)を付ける。FEDは転換したが、政府・財務省は未だ恐慌時のように財政支出を続けている。彼らは民間に道を譲るべきだ。私の最近の心配は、財政赤字が高金利となり、民間のイノベーションをcrowd outしてしまうことだ。バイデンは学生ローン免除により、カネで票を買おうとしているのだろう。ファニーメイ、フレディーメイのルールを変更し、second lien mortgageにコロナ下で借りた時の金利を適用できるようにする案さえ浮上している。
  • インフレの主因は政府の財政支出であるが、FEDはそのenablerとなっている。パウエルがコロナ時に財政支出を助けたのは理解できるが、今は「財政にコメントしない」と言っている。誰かが何かを言わなければいけない。私が前回番組に出た10月以来、多くの人が財政赤字を心配しだした。イエレン以外は。政治的にバカだ。(財政支出が)インフレを起こす。平均的なアメリカ人がインフレで痛みを感じるのは、天才でなくても分かるはずだ。

 

www.youtube.com

  • 私がnVidiaを早く買えたのは若いパートナーのおかげ。2022年秋、彼が電話してきて、Blockchain、AIについて熱く語った。私は当時nVidiaのスペルさえ知らなかった。nVidia株を買ったあと1か月して、Chat-GPTが出てきた。私のような年寄りでさえ、それが何かわかったので、nVidaのポジションを大きく増やした。150ドルから900ドルに上昇したとき、ポジションを減らした。
  • Nasdaqはドットコムバブル後、80%下落したが、AIでそれは起きないだろうが、韻を踏むかも知れない。実際に投資が報われるのは4,5年後。短期的には過熱しているが、長期で見ればunder-hypeである。
  • 私はPerplexity AIが好きだ。それを勧めたのも、先ほどの若いパートナーである。Perplexityは回答が深く、回答のソースを示す。GeminiやChat-GPTと比べてみれば、私の言っている事が分かるだろう。私が検索するとき、90~95%はPerplexityを使っている。これ(Perplexityを勧める事)は今日のインタビューで最も視聴者に役立つことだろう。

 

彼も歳をとったなぁ、という印象。しかし、逆にそれが「若いパートナーの言う事を聞いてnVidiaで儲かった」という話を興味深くしている。ある分野に熱中している人がいたら、年齢関係なく、その人の話をきくべきだ、という逸話になっている。

 

ーー

ランキングサイトに登録しています。いつもポチっとして下さり、ありがとうございますm(__)m

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村


米国株ランキング