塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【ミッシュ・シュナイダー】減量薬の波及効果を狙って、美容医薬品、ジム、化粧品、デートアプリ株を買う。

塾長です。

昨日(米国5/23)はnVidia決算を無事通過して株高かと思いきや、下落。遅い「Sell in May」がやってきた?

 S&P500、5,267(-0.74%)

 Nasdaq、16,738(-0.39%)

【米国市況】株・国債ともに下落、利下げ観測後ずれ-157円近辺 - Bloomberg

 S&P500種は5300の水準を割り込んだ。大型ハイテク株はエヌビディアを除き軒並み安。堅調な売上高見通しを示したエヌビディア株は9%急伸し、1000ドルの大台を突破した。ダウ工業株30種は1.5%下落。航空機大手ボーイングが7%余り下げ、ダウの足を引っ張った。ボーイングのブライアン・ウェスト最高財務責任者(CFO)は、現金燃焼が4-6月(第2四半期)および通年にわたって続くとの見通しを示した。

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、76.92

 10年債、4.4750

 ドル円、156.9920

 Bitcoin、67,638

 

 

経済指標:

 5月 製造業PMI、50.9(予想49.9)

 5月 サービス業PMI、54.8(51.5)

 5月 コンポジットPMI、54.4(51.2)

 4月 新築住宅販売件数、63.4万件(67.8万件)

 同[前月比]、-4.7%(-1.8%)

米総合PMIが上昇、22年4月以来の高水準-インフレ再加速 - Bloomberg

米新築一戸建て住宅販売、4月は減少-金利高止まりで買い控え - Bloomberg

米新規失業保険申請は減少、2週間の減少幅としては昨年9月以来最大 - Bloomberg

  より変動の少ない失業保険申請の4週移動平均は21万9750件に増加し、昨年9月以来の高水準。

 

 

金融政策:

■ボスティック;
米アトランタ連銀総裁、金利維持必要-金融政策の景気抑制効果薄れる - Bloomberg

 

 

財政政策:

■イエレン;
イエレン長官、介入は「まれであるべきだ」と強調-事前の伝達も必要 - Bloomberg

 

 

地政学

なし。

 

 

個別株:

■注目決算なし。

 

 

■今日も最後は小ネタ。Real Vision Daily BriefingでMarketGauge ミッシュ・シュナイダー(トレーダー)が「今一番興奮しているトレードは何か?」と聞かれ、「減量薬関連だ」と語っていた部分を切り抜きで紹介(動画29分~);

www.youtube.com

ー今一番興奮している取引は何ですか?

・まだこれは準備ができていないと思うが、私が”虚栄心トレード(vanity trade)”と呼んでいるものがある。減量薬を基にしている。私はようやくこの薬のおかげで減量に成功した人々に出会いだした。人々が自身に良い感情を抱くと、ドミノ現象が起きる。理想主義的かもしれませんが、まあそれでも良いでしょう。彼らはそういった事を続ける。例えば、皮膚のたるみを直す。それはAbbvieに関連する。Abbvieはボートックスを作っているからだ。もしくはジムに行き出したり、食を改善しだす。その影響は、人々がMcDonald'sの5ドルメニューに殺到していることに見て取れる。そして化粧品だ。誰もe.l.fについて語っていないが、彼らは今日決算を発表し16%上昇した※。この世界、この国で何が起きているというのか?女性には化粧が必要だ、という事だ。これがドミノ効果である。人々が自身に良い感情を持てば、もっと運動をしたくなり、もっと良く見えるようにしたくなり、もっと化粧をし、もっと髪をセットし、もっと外に出て、デートしたくなる。ところで、まだ買っていないのがBumble(デートアプリ)株を買いたいと思っている。BumbleはA.I.を使おうとしている。

ーそういえばそんな映画がありましたね。

・そうでした。気味わるかったですね。BumbleがAIで何をしようとしているかと言うと、AIを使ってマッチングする。より効率的に出会いたい人を見つけられると期待される。そして女性が決定権を持つのを取り除く。

 :

(このあと、医療用大麻にも興味を持っていて、Phillip Morrisの値上がりが期待できる・・・と言った事を話しているが、以下省略)

 

※:e.l.f Beauty(ELF)は、正確には18.72%上昇した。

動画を見てもらえれば分かる通り、話をしているミッシュもインタビューしているマギーも女性。やはり減量薬、その効果、さらにその波及効果については、女性の視点から話を聞きたいもの。

 

ということで、減量して気分が良くなった女性は、皮膚のたるみをとり(Abbvie)、ジムに行き(Planet Fitness?)、化粧し(ELF)、デートアプリ(Bumble)を使う、のだそうです。

 

昨日のblogで「Nestleが減量薬使用者向け冷凍食品を出した」件について書きましたが、これらのほうがよっぽどオモシロイ&「なるほどなぁ」と思いますが、いかがでしょう?

(もっと言うと、AI連想でDellやSuperMicroなんてツマラナイ)

 

日本にも有名化粧品メーカーがありますネ。その重要な購入者が居住する中国でも減量(効果のある糖尿病治療)薬の承認が得られたそうです;

中国、米イーライリリーの「チルゼパチド」を認可-糖尿病治療で - Bloomberg(2024/5/21付け)

  同社の資料によれば、中国の国家薬品監督管理局が2型糖尿病を治療する成人を対象に認可した。慢性的な体重管理のための使用については、引き続き審査中だという。

 

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