塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【エド・ヤーディーニ】デジタル革命で熱狂の20年代が来ているのに、不死身のハードランダーは無理やり悪いデータを見つけようとしている。

塾長です。

昨日(米国6/14)は特にニュースも無く、株がヨコ、債券利回り低下。日銀が国債買入減額を決めたが、市場は「いますぐヤレ」と言い、円安。

 S&P500、5,431(-0.04%)

 Nasdaq、17,688(+0.12%)

【米国市況】安全資産買い、仏政治不安でリスク警戒-ドル157円台前半 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、78.49

 10年債、4.2130

 ドル円、157.3230

 Bitcoin、65,752

 

 

経済指標:

 6月 ミシガン大学消費者信頼感指数、65.6(予想72.1)

米消費者センチメント、7カ月ぶりの低水準-ミシガン大調査 - Bloomberg

 

 

金融政策:

■メスター、グールズビー;
クリーブランド連銀総裁、インフレへのリスク「まだ上向き」 - Bloomberg

 

■日銀が財政ファイナンスをやめると言っている;
日銀が国債購入を減額へ、相応の規模と植田総裁-7月利上げ排除せず - Bloomberg

 植田総裁は、国債買い入れの減額計画について「 減額する以上、相応の規模となるというふうに考えている」と発言。

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

なし。

 

 

個別株:

■注目決算なし。

 

■〆は強気派エド・ヤーディーニ;

www.youtube.com

ー11月以来、テックは最も良い週を終えようとしている。市場は経済成長がスローになるのを一瞬でもお祝いしたりしないのでしょうか?

・経済が減速しているというのは、決まった事ではない。雇用者数は強く、賃金、所得はシャープに上がっている。それが小売りに表れるはずだ。あなたがたは消費者信頼感指数について語っていたが、人々は経済に対して悲観的だったが、経済は良く、労働市場は強かった。株は最高値だ。

 

ーそうは言っても、新規失業保険申請者数が3週間上昇、JOLTSも減って、フィラデルフィア連銀は13州で雇用者数が過剰に表現されていると言っている。心配はしていませんか?

・良いニュースがそこにあるというのに、人々は悪いニュースを探そうとして、データを切り刻んでいるようには思いませんか?新規失業保険申請者数が3週連続で増加したとして、それが何だというのか?去年の夏にも同じような事が起きた。データは季節調整されている。夏の休暇のため、おかしなことが起きているのだろう。申請者数は220,000から100,000くらいには下がるだろう。労働市場は好調に見える。NFIBの5月のサーベイによると、求職数が増えた。彼らは雇用している。あなたは好きなデータを選べばよい。ある人はクールエイドを飲み、ある人はコーラを飲むということだ。

 

ーあなたはメルトアップを心配していた。

・そうだ。メルトアップの初期にあるように見える。あなたは若いが、私は農業革命を覚えている。18世紀は経済の全てが農業で、農業の生産性が上昇した。19世紀には産業革命があり、今はデジタル革命が起きている。デジタル経済は金利に敏感でなく、多くのカネを産み出す。資本支出はとても強い。それを我々は見なければならない。それが市場が言っていることだ。株式市場は、ChatGPTが出た2022年11月22日に、AIを織り込み始めた。Appleはそれを搭載することにして、株はとても熱い。デジタル経済株は上がり、産業株はそうでもない、という状況である。

 

ー政治リスクは?

・一般的に言って政治が最大のリスクである。私の中では地政学リスクが前面にあり、今は国内の政治リスクが欧州、米国で発生している。どちらの候補も、例えば、中国に大きな関税を掛けようとしていたり。私が熱狂の2020年代の話をすると、人々は1920年代がいかに悪い形で終わったかを想いださせる。それは関税のせいだった。あなたは正しい。これは心配のない強気市場ではない。しかしそのようなものはない。常に心配事はあるものだ。しかし良いニュースは、米国政治は欧州よりも安定している。それが債券利回りが良い理由だろう。カネが米国市場にやってくる。

ということで、補足しつつまとめると・・・、

・経済はスローダウンしていると言う人がいるが、そうでないかも知れない。雇用市場や所得は好調だ。それは小売の業績に反映されるだろう。

 結局、経済が悪化していると思いたい人※が、悪いデータをほじくり出しているだけ。好きなデータを見れば良い。

・デジタル革命が起き生産性が向上している。熱狂の20年代の再来だ。デジタル革命関連株(AIなど)は上がり続ける。

地政学が最大のリスクであるが、心配事の無い時代など無い。国内政治の面では、米国は欧州よりも安定しており、カネが流れ込んでいる。

だ、そうです。

 

※:ヤーディーニは彼らのことを「die-hard hard-landers(不死身のハードランダー、ハードランディング説を死ぬまで信じ続ける人達)」と揶揄している。

 

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