塾長です。
Carlyle Group共同創業者デイビッド・ルーベンスタインがCNBCのインタビューに答えたヨ:
・米国経済はとても良い状態。
・トランプに反対する人も多いだろうが、いくつかの彼の政策は効果が出ている。去年の今頃、この状況を予測した人がいるだろうか?
・2020年を通して、リセッションはない、失業率は低い、金利も低いだろう。
・資本主義はダメだと言う人もいる。しかし、中国が世界経済の一部になってから、アメリカよりもビリオネアの数が多くなり、8億人が貧困から脱した。全体としては良いと言う他ない。
・アメリカの課題は、$23Tの巨額債務、所得の不平等と社会的流動性の欠如。
・底辺にいる人が持ち上がってこない。14%の人の読解力が、4年生レベル以下。少年院に入っている者の80%、刑務所に入っている者の2/3が読み書きできない。
・社会保障給付金制度も問題。約束したほど払えない。
・アメリカの金融界は強い。10年前に誰が予想できただろう。
・誰も所得の不平等を正せる方法を知らない。
・企業が株主以外にも目を向けたら、もっと色々な人が株を買うようになり、もっと良くなるのではないか。
・多分、今の税金は安すぎる。次の大統領は税制の調整をせざるを得ない。歳出カットより簡単。
・民主党の大統領候補者が健康保険や教育にもっと金を使うと言っている。言うがやすし、行うは難しだ。
・今回ダボスでのトランプ演説は、それなりに良く受け止められた。2年前より良かった。
・フェーズ2は大統領選前に終わらない。フェーズ1より複雑。2年ほどかかる。中国の経済システムを変える話だから。
・フェーズ1が良かったのは、米中の緊張が減ったこと。
アメリカも詰んでるねー。
企業は国際的に競争しているから、他国との兼ね合いで増税できない。
株価をあげて、虚構の金を積み上げるしかない。
そういう意味では、株は安心、安全ダ。