米株反落。安くなった老舗株（Target）より、新興企業株（Unity、Matterport、Roblox）が欲しい

塾長です。

昨日（米国8/17）の米株市場は反落。大きなニュースで下げたわけではない。連騰してましたからネ。底を試す展開にまで発展するでしょうか？

　S&P500、4,274（-0.72%）

　Nasdaq、12,938（-1.25%）

【米国市況】株は下落、ハイテクに売り－ドル上昇し一時135円台半ば - Bloomberg

債券・為替・コモ：

　原油、87.54

　10年債、2.8930

　ドル円、135.0700

　Bitcoin、23,320

経済指標：

　7月小売売上高［前月比］、0.0%（予想0.1%）

　7月小売売上高コア［前月比］、0.4%（-0.1%）

米小売売上高は足踏み、ガソリン安が押し下げ－自動車販売が減少 - Bloomberg

７月の小売売上高は前月から変わらず。自動車販売の減少とガソリン価格の大幅下落に抑えられたが、他のカテゴリーは堅調だった。

金融政策：

7月26、27日FOMCの議事要旨が出た。当然、FOMC後の声明・Q&Aで語られたような事が書かれている；
ＦＯＭＣ議事要旨、いずれ利上げ減速と引き締め策の精査が適切に - Bloomberg

「金融政策スタンスが一段と引き締められるのに伴い、政策金利の引き上げペースを減速させ、同時にそれまで実施してきた政策調整が経済活動とインフレに与えた効果を精査することがいずれ適切になる可能性が高い」

　「絶えず変化する性質を経済環境が持っていることと、金融政策が経済に効果をもたらす上では長く不規則な時間差を伴う事実を考慮すると、委員会が物価安定を回復するために必要以上に政策スタンスを引き締めるリスクも存在すると、多くの参加者は指摘した」

市場が「FEDのハト派転換」と受け取ったのが下線部。

利上げが効果を出すには時間がかかるし、（緩和的なのも良くないが）引締め過ぎもリスクだ、と言っている。

このFOMC議事要旨で分かったのは、それを一人、二人ではなく「多くの参加者」が指摘したという点。

すなわち、（MoMのCPIが上昇しなければ）9月FOMCでの利上げ幅は0.25～は0.5%になりそう（0.75%の可能性は非常に低い）。

財政政策：

なし。

地政学：

日本のニュース番組で、エリザベス（リズ）・チェイニー（共）の下院議員候補選落選が取り上げられていてビックリ。日本人にとってはマイナーな出来事なのでは？と。

ということで、彼女が「今後数か月のうちに次期（2024年）大統領選に出馬するかどうか決断すると言った」という報道を貼っておきます（他に大きなニュースも無いのでネ）；
Liz Cheney considers run for president after Republican primary defeat | Republicans | The Guardian

Cheney was asked on NBC’s Today show on Wednesday morning whether she was thinking of running for president. She did not respond to the question directly but, when pressed a second time, admitted she was.

“It’s something I’m thinking about, and I’ll make a decision in the coming months,” she said.