塾長です。
昨日(米国3/16)の米株市場は、パウエル砲で爆上げ・・・、なのかな?多分、イベント通過して、売りが巻き戻っただけ。
S&P500、4,357(+2.24%)
Nasdaq、13,436(+3.77%)
【米国市況】株が大幅続伸、FRB議長が景気に強気な発言-円下落 - Bloomberg
原油、96.01
10年債、2.1880
ドル円、118.8660
Bitcoin、41,121
2月 小売売上高[前月比]、0.3%(予想0.4%)
2月 小売売上高(除自動車)[前月比]、0.2%(0.9%)
NAHB住宅市場指数、79(予想81)
米小売売上高、2月は伸び鈍化-ガソリン高が消費者の支出に影響 - Bloomberg
2月に最も伸びたのはガソリンで5.3%増。ガソリンスタンドを除く小売売上高は0.2%減だった。
FOMC2日目&パウエル議長声明発表・記者会見。
FOMC声明:継続的引き上げが適切に、ロシアの侵攻は物価上昇圧力 - Bloomberg
FOMC、0.25ポイント利上げ-年内の連続追加利上げも示唆 - Bloomberg
FOMCはフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を引き上げ、0.25-0.5%とすることを賛成8、反対1で決定。利上げは2018年以来となる。反対したのはセントルイス連銀のブラード総裁で、0.5ポイントの利上げを主張した。FOMC会合の決定に反対票が投じられたのは2020年9月以来。
バランスシートについて、・・・5月の会合で縮小プロセスを開始する準備が整っている可能性もあると説明した。
インフレ率が従来予測から大幅に上方修正され、22年に4.3%とされた。ただ24年には2.3%に下がると見込んでいる。22年の経済成長率については2.8%と前回予測の4%から下方修正、失業率の予想はほとんど変わらなかった。
パウエル氏、市場の懸念和らげる-リセッション確率「高くない」 - Bloomberg
そして市場の関心は、5月の利上げ幅へ。0.5%の確率が80%だそうです。
FOMCは今後2会合のうち1回で大幅利上げへ-スワップ市場が示唆 - Bloomberg
債券王ガンドラックがCNBCに出演し、利上げ幅が少ない!と批判。
ガンドラック氏、23年に米国は景気後退の公算-金融当局かなり出遅れ - Bloomberg
インタビュー動画はコチラ。
「FEDのFFレートは2年債金利を追っているだけ」といつもの持論を展開。半分は「その通り!」と思うが、半分は「透明性の高い金融政策が機能している」とも思う。透明性の意味するところは「市場がビックリするので、突然金利を動かしません。動かす前にはシグナルを送ります」である。なので、市場はFEDのシグナルに沿って動いているだけとも言える。(な~んて、債券王にモノ申してみたりして。ハハハ!)
そのうちインタビューの完全版がDoubleLineの方から公開されると思うので、詳細はその時に。
税金で武器を買って、ウクライナへ。
バイデン氏、ロシア「残虐行為」非難-ウクライナにドローン提供 - Bloomberg
バイデン氏は、軍事支援の一環としてウクライナにドローンを提供する意向を表明・・・。
米国による支援には、ウクライナがより長距離の対空システムを入手することへの協力が含まれるとバイデン氏は説明。ホワイトハウスの声明によると、新たな支援にはこのほか、スティンガー対空ミサイル800基、対戦車ミサイル9000基なども含まれる見通し。
ウクライナに送られるドローンはAeroVironment社のSwitchblade Droneだと、CNBCが伝えている。標的に突っ込む・一度限りしか使えない”Kamikaze”ドローンなのだそうです:
おかげで、AeroVironment社の株価は約10%上昇。こちら1年チャート。
質的にはあまり良くなくて、市場価値 $2.071B、PER N/A、Forward Dividend & Yield N/A(N/A)となっている。
Bloombergによるウクライナニュースまとめ:
【ウクライナ】米大統領、追加軍事支援表明-停戦交渉は前進の兆し - Bloomberg
このニュース(↓)は、ロシアが「おたくの銀行が受け取らないから、金利を払えないだけであって、デフォルトなんかじゃありません」と言っている?やるな、ロシア。
ドル建てロシア国債保有者に利払いが届かない可能性-ロシア国営通信 - Bloomberg
以下2つの記事を串刺しで読むと面白い。
ウクライナ大統領のオンライン国会演説実現へ、与野党で調整 - Bloomberg
ウクライナ大統領が米議会で一段の支援要請、「真珠湾を思い出して」 - Bloomberg
「真珠湾を思い出してほしい。1941年12月7日の朝、米国の空はあなた方を攻撃した戦闘機で黒くなった」
ゼレンスキーとしては聞き手に自分事として考えて欲しいと訴えているわけで、米国に対して真珠湾を持ち出すのは正しい。では、日本では何と言うだろう?「アメリカが広島と長崎に原爆を落としたのを思い出して欲しい、東京が焼夷弾で焼き払らわれたのと同じ事がキエフで起きている」だろうか?(ナンチャッテ)
Starbucksのシュルツさん、再登板。何回目の登板なんだろう?
スタバ、シュルツ氏が暫定CEOとして経営トップ復帰へ-株価上昇 - Bloomberg
CNBCによると、カムバックは2回目だそうです。
「ジョンソンの退任は1年前から分かっていたこと。昨年1月、次期CEOと期待されていた(当時)COO ロズ・ブリューワーがWalgreenに転出してしまった。今回暫定的にシュルツ氏が戻ってくるわけだが、サクセッションプランが機能していない」と指摘(批判)。
ただし、株価は+5%超となっており、市場はシュルツ氏の再登板を歓迎。創業者からの移行は難しい(正確に言うと、シュルツさんはいわゆる”第二の創業者”)。
こちら、1年チャート。
+5%でも大して戻したことになっていない。逆に言うと買い時?
投資は自己責任で!