塾長です。
昨日(米国5/2)の米株はsell in Mayで下落?
いや、4月末に上昇した反動が出ただけ、未だレンジ相場にいる、と考えた方が良さそう。
S&P500、4,119(-1.16%)
Nasdaq、12,080(-1.08%)
【米国市況】株が大幅安、地銀急落で懸念再燃-円買われ136円台半ば - Bloomberg
原油、71.60
10年債、3.4390
ドル円、136.4320
Bitcoin、28,660
3月 耐久財受注[前月比]、3.2%(予想3.2%)
3月 耐久財受注・コア[前月比]、0.2%(0.3%)
米求人件数、3月は959万件に減少-レイオフは20年以来の高水準 - Bloomberg
・3月の米求人件数は959万件に減少
・ほぼ2年ぶりの低水準
・エコノミスト予想の中央値は973万6000件
・前月は997万4000件(速報値993万1000件)に上方修正:
失業者1人に対する求人件数は1.6件に小幅減少し、21年10月以来の少なさ。新型コロナウイルスがパンデミック(世界的大流行)となる前は、1.2件前後で推移していた。
なし。
なし。
なし。
■ 決算はMarriott、Pfizer、Ford、Starbucks、AMDなど。
米マリオット、第4四半期は実質利益と売上高が予想超え | ロイター
米ホテルチェーン大手マリオット・インターナショナルが14日発表した第4・四半期決算は特殊要因を除く1株利益が1.96ドルとなり、リフィニティブがまとめたアナリスト予想平均の1.83ドルを上回った。
売上高は前年同期比33%増の59億2000万ドルで、市場予想の54億7000万ドルを超えた。
株価は+4.98%、178.61ドル。
CEO トニー・カプアーノがCNBCのインタビューを受けていた;
ー市場は良い決算と見通しに反応しています。旅行者数減退や支払い抑制するような兆しは無いのでしょうか?
・我々は目にしていない。RevParはこの四半期、全世界で34%上昇した。1Qは通常ソフトな時期であるにも関わらず、EBITDAは過去最高。全てのセグメント、全ての地域で改善した。中国のRevParはコロナ前に戻った。まったく弱さは無い。但し書きがあるとすれば、予約は直前に短期間滞在として入っている。この傾向は変わるかも知れないが、見込みは非常に良い。
ー全てのセグメントで良いと言った。テクノロジー企業や金融はコストカットしているが。
・2019年より良いグループの予約は年率26%伸びている。ビジネス滞在については、一段レイヤーを落として見なければならない。ビジネス滞在の50%を占める中小企業については、2019年の需要に戻った。大企業はまだ余地があるが、四半期ごとに着実な回復を見せている。ビジネス全体で見ると、米国・カナダについては、2019年比-1%だ。
ー34% RevPar成長は値上げによるものですね。値上げは続くのでしょうか?
・2022年、この番組に出たとき、RevPar成長の多くな値上げによるものだった。第一四半期の結果と、今年度の予想において、RevPar成長はバランスの取れたものになる。今朝の決算会見でも述べたのだが、世界で稼働率が11%上昇した。去年大幅に値上げしたので、今年の値上げはより少なくなる。しかし需要が増えているので、それらの組合せが34%成長を駆動する。
ーパイプラインはどうですか?地銀危機がある。ホテルオーナーはカネを借りられているか?
・良いニュースと、心配事がある。プラスは、500,000室がパイプラインに入っており、これは年率2.6%の増加。世界で200,000室を建設中。
地銀は米国でのホテル建設の資金提供に重要な役割を果たしている。新規建設に制約がかかっている。我々には、多くの建設に取り掛かる直前のプロジェクトを持っている。中止になるプロジェクトは少ない。建設を開始していない理由は様々ある。建設コスト増、サプライチェーン制約、金利の心配など。今日時点、建設が遅れている第一の理由は建設費用の手当である(today there are the delays in construction starts, it is principally because of the availability of construction finance )。
ほほう。地銀がカネを貸さないので、ホテル建設が開始できないのだそうだ。
大手企業の決算で、貸し渋り※が実ビジネスに影響を及ぼしているという話は初めて聞きました(聞き逃し・見逃しはあると思う)。
※:貸し渋りという表現は適切ではないかも。今まで真面目に審査していなかっただけだったりして(バブルでじゃぶじゃぶ)。
ファイザー、業績がアナリスト予想上回る-コロナ関連減少も依然好調 - Bloomberg
調整後1株利益は1.23ドルと、アナリスト予想の97セントを上回った。売上高は183億ドル(約2兆5200億円)と市場の予想を大きく上回った。通期の業績見通しは従来のまま据え置かれた。株価は通常取引前の時間外取引で0.9%上昇した。
株価は-0.38%、39.06ドル。
フォード、第1四半期売上高20%増 供給網混乱解消で SUVなど好調|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
自動車大手フォード・モーターが発表した第1・四半期決算は、売上高が20%増加した。サプライチェーンの混乱緩和に伴い、ピックアップトラックやスポーツ多目的車(SUV)に対する旺盛な需要への対応が可能となった。
株価は時間外で-1.57%、11.61ドル。
スターバックスは好決算も時間外で株価下落=米国株個別 - 2023年05月03日06:24|為替ニュース|みんかぶ FX/為替
スターバックス<SBUX>が引け後に1-3月期決算(第2四半期)を発表し、既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益も予想を上回った。北米が予想を上回ったほか、海外では中国が予想外の増収となった。
Starbucksが売上を伸ばしているなら、リセッションはまだ先。
株価は時間外で-5.28%、108.42ドル。
AMDの4-6月見通し、好材料とならず-PC不振からの回復に苦戦 - Bloomberg
2日のAMD発表によれば、第2四半期売上高は50億-65億ドル(約6900億-8900億円)の見通し。アナリストの予想平均は55億1000万ドルだった。粗利益率は50%を予想している。
株価は時間外で-6.55%、84.02ドル。
■ Hindenburg Researchがカール・アイカーンの会社(Icahn Enterprises LP)を空売り;
アイカーン・エンタープライゼズ株急落、空売りヒンデンブルグの標的 - Bloomberg
2日の米株式市場で投資会社アイカーン・エンタープライゼズが急落。空売り投資家ヒンデンブルグ・リサーチがアイカーンを新たな標的とし、株価が高過ぎるほか、資産の一部は価値が水増しされている証拠をつかんだと主張した。
そもそもアイカーンの会社の株が公開されているとは知りませんでした。通常、この手の会社はprivateでやるものかと。
こちら(↓)が空売りレポート本体;
Icahn Enterprises: The Corporate Raider Throwing Stones From His Own Glass House – Hindenburg Research
In brief, Icahn has been using money taken in from new investors to pay out dividends to old investors. Such ponzi-like economic structures are sustainable only to the extent that new money is willing to risk being the last one “holding the bag”.
業績が悪いのに、配当利回り15.87%を出しているのは、新規投資家のカネを配当に回す、いわゆるポンジースキームだと糾弾している
株価は-19.95%、40.36ドル。
■ IBMがAIで代替できる職務の新規採用停止!;
IBMのCEO、バックオフィス職の30%は5年でAIが代替と予想 - Bloomberg
同CEOはインタビューで、人事などのバックオフィス部門における採用は一時停止するか、ペースを落とすと発言。こうした顧客に接しない業務に携わる従業員は約2万6000人いるが、「向こう5年でその30%がAIや自動化に取って代わられることが容易に想像できる」と述べた。
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クリシュナ氏は、雇用証明書の発行や部署間の人事異動といった日常的な仕事は完全に自動化される公算が大きいと指摘。一方、従業員の構成や生産性の評価など一部の人事業務は向こう10年にわたり取って代わられることは恐らくないだろうとの見方を示した。
削減対象の仕事の代表例として”雇用証明書の発行”、”部署間の人事異動”が上げられていて、「なに、それ?」という印象。
”雇用証明書発行”等の業務は、IBMのような会社であれば既に自動化 or 外部委託 or(安く請け負う)専門の子会社を持っているはず。
”部署間の人事異動”に至っては仕事でさえない。
「AIでコスト削減」と言っておけば株が上がると考えた発言(株価対策)かな?
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