塾長です。
昨日（米国7/11）の米株は続伸。Bloombergによると、今晩発表されるCPIが低く出て、株高になる期待があるのだとか。昨日、トム・リーも同じ事を言っていた。
S&P500、4,439（+0.67%）
Nasdaq、13,760（+0.55%）
【米国市況】株続伸、ＣＰＩ控え買い優勢－ドルは140円台前半に下落 - Bloomberg
22Ｖリサーチが実施した調査では、食品とエネルギーを除いたコアＣＰＩについて、回答者の65％がコンセンサスよりも低い数字になると考えていることが示された。54％は今回の統計が「リスクオン」の材料になると想定している。
原油、74.81
10年債、3.9800
ドル円、140.2710
Bitcoin、30,591
なし。
なし。
なし。
なし。
■MicrosoftのActivision Blizzard買収に進展；
マイクロソフトのアクティビジョン買収、米国での完了に青信号 - Bloomberg
米マイクロソフトが計画する690億ドル（約９兆7000億円）規模のアクティビジョン・ブリザード買収が実現へと大きく前進した。買収差し止めを求めた米連邦取引委員会（ＦＴＣ）の訴えを、米連邦地裁が11日に棄却。これを受けて英当局は両社との法的係争の一時停止に同意した。
４月末に買収計画を認めないと発表した英競争・市場庁（ＣＭＡ）はこの日、マイクロソフトからの提案を精査する準備があると表明し、両社が上訴していた訴訟の一時停止に同意した。
英国にダメ出しされた段階で終わったと思っていたら、Microsoftは水面下でゴニョゴニョやっていたみたい。
こういう所は「さすが」と言う他ない。
MSFT+0.19%、ATVI+10.02%。
つられてElectronic Arts、Take-Twoも上げている。それぞれ+5.20%、+4.73%。
■Disney Worldが空いているとWall Street Journalが報じている；
World Paper Bag Day 2023: Date, theme, history, significance and other important details | Mint #AskBetterQuestions
当然「どうして？」と疑問に思うわけだが、WSJは明確な答えを示していない。
・夏のオーランドは熱い。
・新しいライドがない。
・Disneyはパークが混雑しないよう仕向けている（体験向上のため）
・チケット価格高騰に顧客が疲れた。
といった理由にもならない理由をダラダラと並べているだけ。
Disneyが飽きられ始めたのか、消費者の財布の紐が固くなっているだけなのか？
■BNPL企業Affirm株価が+9.68%上昇し、16.21ドル。
リセッションが来る（＝貸し倒れが増える）と恐れられている中で、BNPL株を買うのは勇気がいるわけですが、Mizuho ダン・ドーレヴはこんな事を言っている；
- AffirmのDEBIT+はDEBIT（その場で口座から引き落とし）と、後払いを選べるカードで、どこでも使える（Affirm提携企業以外でも使える）。
- AffirmのDEBIT+カードがGoogle検索される回数が増加しているが、企業の数字に表れていない。
- Affirmの取り扱い金額のコンセンサスは今後２年間、23%増加。我々（Mizuho）の
- 試算では35%増。
- Affirmのprice targetは$20。
- BNPL業界は嫌われているが、それも終わりだ。
ということで、Affirmに強気な理由は・・・、
１．Googleで検索が増えている
２．BNPL業界は嫌われ過ぎ。そのうち見直される。
の二つだけ？
こんな短いインタビュー時間で全てを語り尽くせとは言いませんが、もう少し強い根拠が欲しかった。
ちなみに、老舗Fintech企業Paypal、Square（BLOCK）株価はそれぞれ+1.93%、+2.95%と、つられて上昇。
他にもRoku +11.14%、Zillow +10.77%、Coin +9.78%、Unity +9.66%、Peloton +8.58%・・・と、キャシー・ウッド女史が買いそうな成長株が買われていた。
CPIが想定以上に下落するかも→だったら金利も下がるよね→それなら成長株買っとこう、の流れがあったみたい。
ーー
ランキングサイトに登録しています。いつもポチっとして下さり、ありがとうございますm(__)m
