塾長です。
昨日(米国7/24)の米国株式市場は下落。
S&P500、3,215(-0.62%)
Nasdaq、10,363(-0.94%)
Bloombergは米中対立を嫌気と報道。後付け。本当の理由は上がり過ぎたから。
【米国市況】株続落、米中対立激化を嫌気-金スポットは1900ドル突破 - Bloomberg
ゴールドが上昇。シルバーも上昇しているらしい。コモディティーはやらないので、良く知りませんが。
重要指標は住宅。
6月新築住宅販売件数[年率換算]、77.6万件(予想70.0万件)
同[前月比]、13.8%(予想3.6%)
経済活動が順調に再開しているとも言えるし、これは6月の数字なので、7月はコロナ拡大のせいで下落している可能性もある。
米新築住宅販売、6月も大幅に増加-約13年ぶり高水準 - Bloomberg
金融業界では、ゴールドマンが1MDBでマレーシアと和解。
ゴールドマン、1MDB問題でマレーシアと和解-39億ドル支払いへ - Bloomberg
まだ米司法省の捜査は続いているそうだ。ただ、大部分は終了。
政治的には、トランプが薬価引下げの大統領令にサインしたのと、中国が米国領事館@成都に閉鎖命令。
中国、米国に成都の総領事館閉鎖を要求-ヒューストン閉鎖に対抗 - Bloomberg
個人的に一番影響を受けたのがコレ:
インテル株が一時18%安、自社生産撤退の可能性をスワンCEOが示唆 - Bloomberg
Intel、50.59(-16.24%)
AMD、69.40(+16.50%)
TSM、73.90(+9.69%)
Intel、昔は輝いていたのに、いったいどうしてしまったのでしょう?
AMDは敵失による勝利。TSMの技術力で勝負が決まった。
なぜTSMが微細化技術で優位に立てたのか?iPhoneのチッブ(A何とかシリーズ)製造で腕を磨いたから?iPhoneも、PCも出荷台数は2億台/年くらい?TSMはIntelの倍以上製造していることになる。
Intelが、ソフトウェアに手を出したのも、彼らの苦悩というか、迷いを表していた。古くはWind River、マカフィー。最近ではMoovit。
ただし、Mobileyeは化けるかも知れない。注目。とは言え、Intelを立て直せる程の大化けはしないでしょう。