塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

Appleが端末をサブスクにするという事は・・・

塾長です。

昨日(米国3/24)の米株市場は反発し、綺麗な右肩上がりで上昇。

 S&P500、4,520(+1.43%)

 Nasdaq、14,191(+1.93%)

【米国市況】株反発、経済成長の行方見極め-国債と原油は下げる - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、111.65

 10年債、2.3410

 ドル円、122.3460

 Bitcoin、43,932

ビットコイン、レンジ上抜け一時4万4000ドル台-リスク選好回復で - Bloomberg

 

 

経済指標:

 2月 耐久財受注[前月比]、-2.2%(予想-0.5%)

 2月 耐久財受注・輸送用機器除く[前月比]、-0.6%(0.6%)

米耐久財受注、コア資本財が1年ぶりに減少-市場の予想外 - Bloomberg

3か月平均も出して欲しいなぁ(他人頼り)。

 

 

金融政策:

エバンスさんも0.5%利上げ容認。
米シカゴ連銀のエバンス総裁、0.5ポイント利上げに「オープン」 - Bloomberg

 

ウォラーさんの発言。珍しく住宅コストについて言及。住宅コスト増が問題だと思うなら、コメントだけでなくアクションを起こしてくれ!と思うのは私だけ?
ウォラーFRB理事、物価指標は住宅コストを実際より低く示す恐れ - Bloomberg

「米国民が経験するインフレにおいて、住宅関連コストが及ぼす影響度合いがこれまでになく大きくなっており、金融政策の適切なスタンスを判断する上で私は不動産をさらに一層注視していく」
「希望家賃に関するさまざまな指標に基づくと、最近の一部調査ではCPIにおける家賃上昇率は2022年に2倍となることが示唆されている」「そうだとすればインフレの要素としての家賃の上昇は加速する見通しで、金融政策に影響を及ぼすことになる」

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

Bloombergによるウクライナ関連ニュースまとめ。
【ウクライナ】G7首脳、生物化学・核兵器使用巡りロシアに警告 - Bloomberg

ネルギー制裁、ゲームチェンジャーになり得る-独経済相
  ドイツのハーベック経済相は24日に連邦議会で、ロシアのエネルギーに制裁を科す可能性について少なくとも議論はできるとの見解を示した。同相はロシア産ガスや石油、石炭に制裁を科せば、戦争の「ゲームチェンジャー」になり得るだろうとしつつ、そのような行動を取る用意はドイツ政府にまだないと述べた。

ロシアと仲の良かったメルケルさんは停戦仲介に出てこないし、ドイツをロシア産LNG(&中国経済)依存にしたし、彼女は東側の工作員だったという理解で良いのかしら?

 

 

個別株:

AppleiPhoneをサブスク販売(≒リース)するとの
アップル、「iPhone」など端末の定額利用サービスを検討-関係者 - Bloomberg

日本では、Docomoスマホおかえしプログラム」がiPhoneリースを事実上実現してしまっているので、消費者目線ではインパクト大きくなさそう。

北米では、AT&Tに「AT&T Next Up」というプログラムがある。端末36回払いプランの上に、$5/月を追加しておくと、端末価格半分以上返済した以降は、追加料金を支払って新しい端末に乗り換えられる(AT&T Next Up, Monthly installment Phone Plan to Upgrade your iPhone or Galaxy Early)。まぁ、これはリースとは呼べない。

むしろ、Appleの狙いは、直接販売比率の引上げでしょうか?

ということで、2016年時点でAppleのサブスク販売を予測したBernstein トニー・サコナギの解説を聞いてみましょう。

www.youtube.com

投資家は今でもiPhoneの買い替えサイクルを心配している。

もしAppleが消費者にサブスクでiPhoneを買うことを説得できるなら、すなわち、Appleに毎月固定料金を支払えば2年ごとに最新iPhoneを使える、それにiCloudのディスカウントやApple TV+を付ける等すれば、Appleの売上の振れ幅を少なくすることができる。投資家は歓迎する。より見通しが立てやすい。

目標価格は$170。どれくらいサブスクが広まるからキーだ。Appleがどれくらい魅力的なバンドルを用意できるか、という事でもある。AppleMaciTunesiCloud、AppleTVなど様々な製品やサービスをバンドルできる。Amazon Primeのように。

 :

なるほど。「音楽や映画などのコンテンツ・ストリーミングサービスも一緒にしたサブスクリプションにして、消費者を囲い込んでしまえ」と。そうすればサービス売上も増えるし、定期的&安定的な売上・利益が見込める(≒株高)。イイね!

それでは株価を確認。昨日は+2.27%、174ドル。5年チャートで見ると・・・

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Apple 3Y 2022/3/24 - Yahoo Finance

去年12月からの下落分をほぼ帳消しにして、最高値近辺。コロナ前からのトレンドそのままに上昇中。買い時か?と聞かれると、単純な答えは「まだ高い」。Bernsteinの目標価格も$170なので、上値余地は少ない(ほぼ無い)と言っている。しかし、ここ数年(10年?)のApple株の買い時は常に”その時”だったとも言える。ムムム。

 

こちらでは、ジェイソン・スナイプ(Jason Snipe)とジョシュ・ブラウン(Josh Brown)がDisneyは買いか?ストリーミングは競争環境が厳しい、等と議論している(詳細割愛)。

www.youtube.com

以前より、ストリーミングが過当競争になっていて、Netflixは勝ち組の一つ、他に(有意な状態で)生き残れるは2、3つではないか?という議論(問題意識)がある。

すなわち、このAppleのサブスクにDisney+が乗っかってくる可能性だってある。そうなれば・・・。

ウム、Apple買い増そう(QQQにするかも)。

 

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