塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【クリス・ハーヴェイ】2023年は中型成長株がお勧め

塾長です。

昨日(米国12/29)の米株市場は急騰。こんなに動くのはオプション絡みでしょうか。

 S&P500、3,849(+1.75%)

 Nasdaq、10,478(+2.59%)

【米国市況】S&P500は月初来の大幅高、利回り上昇一服-133円付近 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、78.45

 10年債、3.8350

 ドル円、133.0200

 Bitcoin、16,632

 

 

経済指標:

新規失業保険申請、前週比で若干増加-なお歴史的低水準付近 - Bloomberg

クリスマスなど主要な祝日の前後は季節調整が特に困難になる。より変動の少ない失業保険申請の4週移動平均は、ほぼ変わらずの22万1000件。

 

 

金融政策:

なし。

 

 

財政政策:

中国、経済成長支援へ「適切」な財政拡大を表明-政府投資の役割強化 - Bloomberg

 

 

地政学

なし。

 

 

個別株:

大きなニュース無いので、クリス・ハーヴェイのインタビューを紹介して、さっさと終わりましょう;

www.youtube.com

ークリス・ハーヴェイは2023年、成長株のカムバックを予想しています。

 モノよりサービスを重視していますね?テック企業のことですか?詳しく教えて下さい。

・いえ、テック企業を意味するものではありません。我々はテック・ハードウェアをアンダーウェイトしている。

 2023年のテーマは「モノよりもサービス(service over stuff)」だ。米国消費者はモノでいっぱい。新しいガレージを手に入れて、そのガレージはモノでいっぱい。棚からモノが落ちそうだ。我々は、消費者がモノへの消費から体験への消費に移行すると予想する。そこで、中型成長株(mid-cap growth)を推したい。インフレ率が低下、経済成長が鈍化、金利がピークを付けるか付けないかの環境において、大型成長株に投資する気になれない。しかし、中型成長株は利益の14倍で取引され、何年も取り残され、売られ過ぎの状態から戻ろうとしている。また、期待も低い。そこで我々は中型成長株をお勧めしている。

ーそのテーマを脱線させる(derail)ものがあるとしたら、何でしょうか?

FED金利5%近辺で据え置くと言っている。そこからさらにアグレッシブになるようであれば、脱線するだろう。我々は5%近辺で据え置かれると予想しているが、そうならなければ(追加利上げがあれば)全てのリスク資産に影響する。

ーもう少し詳しく教えて下さい。その他、伝統的なS&P500の中で注目しているものはありますか?

・一般的に、マージンは良くなる前に、悪くなると思う。S&P500は2023年前半にダウンする。その後、ラリーが起きる。なぜラリーが起きるのか?マクロな背景があるからだ。成長率が低く、インフレ率も低い。何が脱線を引き起こしてきたのか?成長株の脱線はearningsに対する価格が原因だった。このような背景は成長株の助けになる。S&P500の中では、メディア・エンターテイメント領域に注目している。かつてhigh flyerとして取引され、今は現実的なPERに落ち着いた。それも中型成長株の一部と言える。

 

(画面には「2023年末 S&P500予想は4,200」と出ていた)

相変わらず難しくしゃべる人ですナ。あと、具体的な名前を教えてくれない。

多分こんな事を言っているのでしょう;

・2023年はインフレが収まり、金利は高い(5%)ままで一定。経済成長は鈍い。

・消費者の家にはモノがあふれているので、体験にカネを使うようになる。

・大型成長株はまだPERが高い。中型成長株は安いので買われる余地がある。メディア・エンターテイメントなど。

 

ムムム。

この予想を信じるにしても、S&P500を買うかなぁ。

 

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