塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

CNBCの日銀決定会合・岸田訪米報道が切ない。

塾長です。

2日連続で大幅下落したので、さすがに昨日(米国9/22)は反発すると思ったが、クローズ前に撃沈。

 S&P500、4,320(-0.23%)

 Nasdaq、13,211(-0.09%)

【米国市況】米国債反発、FOMC後の売り一巡-日銀維持で円全面安 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、90.33

 10年債、4.4380

 ドル円148.3600

 Bitcoin、26,569

 

 

経済指標:

 9月 製造業PMI、48.9(予想48.2)

 9月 サービス業PMI、50.2(50.6)

 9月 コンポジットPMI、501(50.3)

米総合PMI、9月の企業活動停滞-サービス部門の需要さらに鈍る - Bloomberg

  一方で、雇用の伸びは加速した。人員を採用しやすくなっており、一部では従業員が定着するようなったと企業は報告している。

 :

  仕入れ価格は上昇ペースが加速した。賃金増加に加え、借り入れコストや燃料価格の上昇を反映した。一方で需要の弱含みや購買力の低下を背景に、消費者への価格転嫁は難しい可能性も今回の統計は示唆した。

 

 

金融政策:

FRB高官がタカ派発言連発;

FRB当局者、少なくとも年内あと1回の利上げ想定-インフレ根強く - Bloomberg

ボウマンFRB理事、複数回の追加利上げ支持する可能性を示唆 - Bloomberg

サンフランシスコ連銀総裁、インフレとの闘いでまだ勝利宣言できず - Bloomberg

FRB、金利をより高くより長く維持する必要も-ボストン連銀総裁 - Bloomberg

長期国債の利回りが上昇しているのだから、そろそろトーンダウンした方が良いのでは?

 

■日銀は金融緩和継続。そして円安。
マイナス金利解除への距離感、すごく動いたわけでない-日銀総裁 - Bloomberg

  東京外国為替市場では総裁会見中に円が売られ、対ドルで一時1ドル=148円42銭まで下落。21日に付けた昨年11月以来の安値148円46銭に接近した。

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

米国と中国、経済と金融協議する作業部会を設置-関係改善の兆し - Bloomberg

 

 

個別株:

■オモシロイ個別株ニュースやインタビューがないので(UAWストライキのニュースが多い)、最後はCNBC ベッキー・クイックが日本動向(日銀、岸田訪米)を伝える短いビデオクリップを紹介;

www.youtube.com

・BoJは金利を変えないと決定。日本の首相、岸田文雄が国連総会のためにNYに来ていて、昨日Economic Club of NYでしゃべった。資産運用業界に日本に来るよう促し、外国人投資家を惹きつけようとした。

 岸田首相は新しい資本主義を彼のagendaのコーナーストーンと位置付けている。私がQ&Aセッションのモデレーター役を務め、彼に対してマイナス金利について聞いた。

 

ベッキー:「ゼロ金利政策を終了すれば、はあなたの政策を困難なものにしないのか?流動性が減ることになる。逆に、助けになるだろうか?円を強化するので」

岸田:「我が政府は為替市場を注視している。急激な動きがあれば、対応する選択肢を排除しない」

 

・今日、日銀は金利を変えないと決定。しかし、植田総裁は、年末までにマイナス金利解除するかも知れないとコメント。日本経済はマイナス金利に数十年間はまり込んでいる。日本がマイナス金利から抜け出すためには、日本の消費者にカネを使ったり、貯蓄を投資に振り向けるよう説得する必要がある。日本は成長の道を見つける必要がある。日本の賃金は、80年代アメリカ人よりも多かったが、今は平均的アメリカ人に比べて40%少ない。人口動態に大きな問題を抱えている。死亡率が出生率より高い。人口の10%が80歳以上。29%が65歳以上。世界で最も歳をとっている。長寿は素晴らしいが、経済の助けにはならない。岸田首相はそれら全ての問題を認識し、解決しようとしていた。彼は新しい資本主義で、中間層にカネを再配分したい。人口動態問題については、保育所を充実させて、働くお母さんを助ける。

ということで、細かい部分に間違いがある、浅いレポートでした。

CNBCを責めているのではなく、米国にとって日本の重要度、米国人の日本に対する理解度が良くわかる。せつない。

むしろ日本の重要性を伝えていない日本側に非がある(状況はまったく違うが、戦争開始後ゼレンスキーは支援を得ようと必死に訴えているのとは対照的である)。例えば、上記レポートの中で、ベッキーにマイナス金利解除について聞かれた岸田首相は(いつものように)原稿を読み上げるだけ。国連演説でも、彼はプロンプターに映った原稿を読み上げているだけでした。自分の言葉で語れない人の話を誰が真剣に聞くでしょう?

 

年初来、日本株が外国人投資家に買われ上昇しているが、一部のプロが取引しているだけなのだろうと思いました。何かきっかけがあれば、すぐに売ってしまうでしょう。ありそうなのは、米株暴落→マージンコール発生→日本株を売って決済、のパターン。

 

 

ちなみに、Bloombergの日本の扱いはほんの少しだけマシ。たまに白井さゆり元日銀審議委員にインタビューしたりしている。これ(↓)は4か月前のもの;

www.youtube.com

 

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